14_Sideゴブリンキング3
帰ってきました、
自分でも何書いていたのか忘れました、多少の設定のガバは許してください。
私が剣を捨てて戦う事を止めてから奴は、私に攻撃はせずただ私を罵倒し始めた、何を言っているか分からないが罵倒しているのは分かる、奴は私を軽く切りつけ頭を踏みつけるなどの攻撃を始めた、おそらく奴は私を戦わせたいだろが、私は二度と戦わない。
私が一行にt戦おうとしないのを見て奴は体を捻りながら唸っている、私の行動で奴が苦しむなら私の苦しみが少し和らぐ気がする、しばらく奴は唸ると何かを見つけたように動き出した、貴様が何をしようとも私は絶対に戦わない、それがこの群のためなのだから。
しばらく戦う音がしたが、おそらく同胞を殺して私を脅迫するつもりだろうが、いまさら数十人の同胞が死のうが関係ない何故なら私が戦うほうが多くの同胞が死ぬのだから、私はそんな事を考えていたら、下を向いていた私の目前に何かを差し出された、それは今にも息絶える寸前の妻の一人だった、妻の中で一番活発で息子をよく捕まえてぐりぐりしていた妻だ、なぜ、なぜだ、私が混乱していると奴は私の頭を掴み、私をある方向に私を向かせた、向いた先には息子、娘、そして倒れている妻の一人がいた、息子は妻を連れて逃げるために腕を引いているが、妻は無理だと拒否していた、娘は何が起こっているか理解できていないようだ。
奴は私の家族を指して「いいか、次はあいつらだやめてほしければ戦え」不思議と奴の言っていることが完全に理解できた気がした、奴は私から頭から手を離し、私の家族に足を進める私はやめてほしいが、もう私は奴と戦う事ができない心が折れてしまった、無意識に抱きしめていた妻を強く抱きしめる、私は奴と戦いたくない。
何かが弾き飛ばされる音がした、慌てて音をしたほうを見ると奴が剣を弾き飛ばしたようだ、私の直感が言う、今助けない息子は死んでしまう、しかしどうしようにも、私は思わす目を逸らしてしまった。
「私は誇り高きゴブリンの王の息子 ゴブリンの王子だ 私は決して貴様のような下郎には屈しない」堂々とした物言いで息子が奴に対していった言い放った。
私はその言葉を聞いて怒りが込み上げてきた、自分の不甲斐無さに、まだ幼い息子があんな強大な敵に対して堂々と物言い決して恐れていない、戦うための武器も失っているのに未だに妹を守ろうとしている、なんと誇らしいのだろう、それに比べて私はいまだに大きな傷もなく手を伸ばせば届く位置に剣もある、なのに私は戦う事を諦めてしまった。
私は浮かれていたのだろう王になれたことに、だが今理解した私は王の器ではなかった、王の器とは息子のような者なんだろう、自分の傲慢さに怒りを覚える、私は自分に都合のいい理由を作ってただ奴から逃げていただけだのただの弱虫だ。
だがこんな私にも王としての父としての誇りがある、私の身と心などもうどうでもいい、せめて息子と娘だけは助けたい私は戦うぞ。
私は自分に対する怒りを火種に悔しさを燃料にして心に火を点けた、以外にも簡単に心にまとわりついていた恐怖が祓われていく。
ああ、もっと早くこうしていれば、嫁は死ななくて済んだのか、もう過ぎてしまったことだな、せめてもの救いは私が戦うを決意してから奴が息子達でなく私を見てる、さぁやろう、お前が望むように戦うぞ。
いくぞ、弱きもの、いや強き恐ろしい者よ
ゴブリンキング視点くそ長くなってしまった
ごり押しはなろう系の花