12_Sideゴブリンキング
書き切れなかったので続きます
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タイトルと、カッコを修正しました、内容は変化ありません。
私が部屋で寛いでいると配下の者が、慌てて部屋に入ってきた『大変です、侵入者です。数は1、逃げ帰ってきた同胞を追いかけた末に洞窟を見つけた模様、いかがいたしますか。』
「ふむ、まずは戻ってきた同胞に話を聞こう」
『案内しますが、皆なぜか怯えております』私は配下に案内され、帰ってきた同胞達のもとに向かった。
帰ってきた同胞達を一見すると、配下の言う通り皆何かに怯え、小さく震えながらその場にしゃがみこんでいる、ここは王として皆を元気つけなければ「お前達が何に怯えているかは知らんが、もう大丈夫だなぜならこの誇り高きゴブリンキングがお前達を護るからだ」私はよく響、活力に溢れた声で同胞達を励ました。
私の声は次第に同胞達の心に染み、いつものように騒がしく動き始めた。「よい、よい」やはり皆これぐらい騒がしくなければ。
『王よ』私に一人のまだ恐怖を拭い切れていないハイゴブリンが話しかけてきた、この者はたしか群の中でも臆病で危険を察知する能力が高かったはずだ、私はしゃがみ彼と目線を合わせて優しく言葉をかえした「どうした」。
『王よ、侵入者とは闘ってはいけません、奴は狂っています。』
「おぬしは侵入者の事を知っている、ようだなゆっくりで良いから何があったか話してくれ」
『はい...』
彼は侵入者との接敵から逃亡までの全てを話してくれた、そして謝罪し、裁きを求めてきた。
『私があの時逃げなければ、奴はここに来ませんでした、私は、私は群に不要な危険を招きいるました、どうか王よ臆病者の私をお裁きください』彼は言葉を震えさながら自分に対しての罰を求めた。
王はそんな彼に対して「よい、誰にでも逃げ出す事はある、それに私が侵入者を倒せば問題なかろう」王は軽く笑いながら彼の求めを拒否した。『しかし「なんだまさか私が負けると思っているのか」『いえ、思っておりません』「なら、私が侵入者を倒してこよう」
王は笑いながら立ち上がり、侵入者がいる広場の方向に歩き始めた。
『王.....ご武運を』
「ああ 」グットマークと短い返答を最後にした。
私は通路を進みながら一考する、あの者があそこまで言うとは侵入者は相当な者なのだろう、油断は決してできぬな。
『父上』歩いていると下の方から可愛らしい声で呼ぶ者がいる、私の息子だ「おお、我が息子よなぜこんなところにいる、普段は巣の最奥にいるはずだが」
『はい、侵入者がいると聞いて、父上の闘いを見るためにここまで来ました』
「そうかそうか、しかしまさかここまで一人で来たわけではあるまいな」
『いえ、はは{コラー勝手に行くにじゃない}息子が来た道から活発なメスの声がしたと思ったら、メスが素早く息子を捕まえて頭を拳でグリグリしている。
『母上痛いです』がっしり捕獲されている息子は文句を言いながらなんとかにげようとしている。
{あなたが先に行くのがいけないのです、これはお仕置きなのでやめません、うりゃ}妻はさらにグリグリを強くする。
『痛い痛い、頭が割れる助けて』
{大丈夫です、私はまだこれで頭を割ったことはないので、あなたが初になるかもしれませんが}
「まぁまぁ、そのへんしたらどうだ息子も痛がっているようだし」私はそっと救助を試みる。
{あなたは黙っていて下さい、しっかりしつけないとまたやるので}
「あ、はい」
『父上?助けて下さい』すまない息子よ、無力な父を許してくれ。
【もう良いじゃないですか、子供はヤンチャぐらいがちょうどいいですよ】道から遅れて別の妻達が来て息子を助け始めた、しばらくして息子は無事頭が割れる前に解放された。
『あー痛かったー』
「息子よ、話を戻すがここに来たのは私の闘いを見に来たのだな、なぜ見る必要がある」
『はい、父上、私は少しでも闘いの経験を蓄え立派な戦士なり、そして父上の様な誇り高き王になるために妹と共に父上の闘いを見に来ました』妹、先程は気がつかなかったが妻の一人が生まれてまもない娘を抱えていた。
「娘は別に良いと思うが」
『いえ、妹は戦士の素質ありです、今から経験を積ませ損はありません』
「お、おう、わかったしかし危なくなったらお前が守るんだぞ」
『当然です、任せて下さい』
「うむ良いへんじだ、お前は先に配下の所に行きなさい」
「はい」息子は返事をすると走って先に行ってしまった、残った妻達に「頼むぞ」一言だけ言い共に配下の元に向かった。
『王、準備はできています』配下は短く報告を行う、「ご苦労、さぁ侵入者を向かい打つ」
リアルが忙しい(´・ω・)
雑ですまぬ(´・ω・)