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ドMVRMMO  作者: 猫ズサー
チュートリアルステージ
13/30

10_肉のクッション

設定をねじ込んだ回があるので、よろしければそちらもみてください

>06.5_チュートリアル村

俺が構える、ゴブリンキングも構えた、どうやら奴は大剣を片手で扱うらしい、空いた手をけん制に使うのだろう、空気が肌を刺すようにヒリ付く、いい空気だ楽しくなってくる。


俺は気が付いていた言葉が出ていた。


ド猫は演説するように声を大きくし、手を広げ軽く回りながら変な事言った、喋っている途中に攻撃されないと何となく思っていた、まだ会って短い時間だがゴブリンキングは不意打ちをするタイプではないとわかっていたからだ。

「俺は君たちの事を勘違いしていた、俺は君たちが怯えて逃げたと思っていたが、本当は彼と会わせるためにここに連れてきたんだろ、すまなかった君たちを侮辱していた、そして今は感謝しかない、こんなに最高の相手に会わせてくれたのだから、おっとすまないゴブリンキングつい悦に入ってしまい一人でペラペラしゃべってしまった、さぁ気を取り直してやろうか」

ド猫は楽しそうに喋り終わるとゴブリンキングに突撃をした、周りのゴブリン達の目が恐怖に染まっていたが、ド猫は「周りなど関係ない今はこの強敵だけを見ればいいのだから」と思い周りを見るのをやめた。


ド猫の攻撃は容易に防がれ、ゴブリンキングの反撃が当然来る。下からの切り上げ、ド猫は相手の力量を確認する意味合いを含めて、自分の剣だけを当たるように、彼の斬撃を防ごうとしたが、人間では実現できな剛腕から放たれる一撃は容易にド猫の剣を弾き飛ばした。


「くそが、予想以上の腕力だ、こっちの腕は痺れて細かく動かすことはできないぞ、しかし剣を軽く握っていたから剣が吹き飛ぶのと少し腕が痺れただけだったがもししっかり握っていたら、おそらく腕が逝っていただろうな」あれは自分を叱咤しながらもゴブリンキングの攻撃を体格差を生かして避けている。


「絶対に受けてはいけない、特にけん制で放っている拳、あれば俺にとっては一番危険な攻撃だ、拳だろうが剣だろうが俺はまともに食らえば即死はま逃れないからな、だが避けるだけでは勝てない、いつか賭けに出る必要がある、あれが来るまで辛抱だ」ド猫は自分なりの攻略の糸口を見出し、それを実行するタイミングを攻撃を避けながらも待った。


そしてそれは来た、あの剣を弾き飛ばした下からの切り上げ、ド猫は盾を前に腕を十字にし、腰を下ろし、剣が盾に当たる瞬間少しジャンプをし、盛大に吹き飛んだ。ド猫は上に3~4メートル吹き飛び、横方向には壁にぶつかりそうな勢いである、だがド猫は死んでもいないし、気絶もしていないここまでド猫の考えた通りである。


しかしこのままではいくら上手く着地しても死亡するのは間違いないので、ド猫はクッション(ゴブリン達)を使った、「さぁ俺の事を君たちで受け止めてくれ」ド猫は嬉しそうに喋りながらゴブリン達の層に突っ込んだ。


突っ込まれたゴブリン達は死屍累々の状態である、死亡した者、重症から軽傷様々なケガをしている、そんな中層の奥のほうから何が動き立ち上がり、ゴブリン達の臓物と血と肉を纏いながら、落ちていた折れている剣を拾いゴブリンキングに攻撃を仕掛けた、臓物はポリゴンになり消え、中から無傷のド猫が出てきた。


[スキル 「血纏い」を取得しました、詳細はステータス画面からご確認ください]ド猫はウィンドウを消し、ゴブリンキングに攻撃を仕掛け続けた、結果攻撃を当てることはできたが、刃が通らなかった切りつけた箇所の肌を少し赤くする程度した傷をつける事しかできなかった。しかしド猫に絶望は無かった、また何か方法を考えるだけなのだが。



数度の攻防の後ド猫は定期的に吹き飛び、ゴブリン達の層に突っ込んでいる、これは立ち位置をリセットする目的でわざと攻撃を受け止めて吹き飛んでいる。そんな事を数回行いド猫が再度突っ込もうとした、その時ゴブリンキングが剣をその場に捨て膝をつき肘をつきまるで土下座のような体制をとった。その行動はド猫には降伏にしか見えなかった。


「は!?、お前何してるんだ」

時間おこおこ回お楽しみに


降伏理由はしっかり説明回があるので、お待ちください

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