07_生きた恐怖
やっと本題に入れた気がする(遅い)
俺は5体のモンスターと戦っている、パチンコゴブリン、棍棒ゴブリン、剣ゴブリンが2体と今まで見たことがないモンスターだ肌、体の特徴はゴブリンと同じだが決定的に違うのは身長だ、その個体の背は大体中学生ぐらいだろうか他のゴブリンに比べて明らかに背が高い。
俺は目を凝らすして特殊個体の情報を見た。
[種族名:ハイゴブリン
説明:ゴブリンの上位種で戦闘能力の向上と下位種を使役することができる、一般人、駆け出しが遭遇した場合逃げることを推奨する]
つまりよくある進化個体的な奴か、そして何より厄介なのは下位種の使役をする能力、これのせいかゴブリン達が馬鹿みたいに突っ込むのではなくちゃんと連携をして攻撃をしてきている。上位種すごく厄介だな。
ハイゴブリンの武器は剣と盾剣は他のゴブリンとあまり変わらないが盾は丸型で大きさは中ぐらい俺の盾より上等な感じがする。
パチンコから飛んできた石を弾き、棍棒を避け、斬撃を受け流す俺は現状防御のみで精一杯の状況だ、そんな中ハイゴブリンの上段切りが迫る、盾で受け流しカウンターを仕掛けたが盾でしっかりとガードされてしまった、やはり説明どうり他のゴブリンより数段戦闘技術は高いようだ。
ハイゴブリンの指示で剣ゴブリンが一体で突っ込んでくる、俺は前に出て剣ゴブリンの距離を見るから縮めた、ゴブリンは斜め上からの切りつけの攻撃をしてきた、俺はそれを腕を回しながら盾を前に出し軌道を変え、その勢いでゴブリンに盾の上のふちを当てた。
俺は盾の腕を引き体をひねり、その勢いで空中向きながら剣でゴブリンを切りつけた、少しして俺の頭があった場所に石が通り過ぎていくのを確認した、やはり連携攻撃だったか。
上を向く無理な体制だったので体制を保てず地面に尻もちをついてしまった、俺は急いで立ち上がると、そこにはポリゴンになって消えていく姿があった、戦闘開始から何度か攻撃をしていたからだろう先ほどの攻撃がとどめになったらしい。
「ゴ・・・ブ・・」(母さんの事は頼みます兄さん)
『ゴブ』(ああ)
剣ゴブリンは何かを言って消えていった、消え切った後ゴブリン達は戦闘を再開しようとしたが、俺は戦闘を再開する前にどうしても彼らに言いたい感謝の言葉があった、通じないのは知っているがどうしてもこの心の想いを伝えたい、きっと言葉は理解できなくても心は伝わると信じて俺は感謝の言葉を口にした。
「俺は君達に感謝したい、古のゲーマーの格言にこうある『攻略法を知ってしまったらゲームは作業になってしまう』俺は今まさにこの言葉を実感している、ここまでに来る戦闘は正直飽きが来ていた、何百回に及ぶスライムとの戦闘、初めは工夫を模索して楽しかったが、ある程度方法が確立された後はただの練習だった、しかし君達に会えて再度工夫する楽しみを思い出せた、そしてこのゲームにはまだまだ見ぬ強敵がいることを思い出させてくれた、感謝する。」
「さぁやろうか存分に君達の役目は俺を蹂躙することだ、俺はそれを四苦八苦しながら突破から、お互いにたのしもうぜ」俺は終始笑顔でゴブリン達に感謝の言葉を伝えた。
俺はワクワクしながら構えて攻撃を待っていると、突然ハイゴブリンが俺に背負向けて逃げ出した、配下のゴブリンもそれに釣られて逃げ始めた、俺は自体が理解できず棒立ちしていたら、ウィンドウが3個出てすハッとなり、ウィンドウを消してゴブリン達を追った。
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ハイゴブリン
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私は見慣れな装備をした人間の雄と戦っていた、配下の弟分がやられた後に、人間が何かを言ってきた、正直言葉が理解できなかったがこいつがやばい奴なのは理解した。
奴はこの戦いを楽しんでいる、数も質もこちらが圧倒しているのに笑っていた、笑いながらこちらを挑発していた、あり得るか普通。いやあり得ない生きていく常識として強者との戦いは避けるのが基本だ、なのに奴は絶対的な強者の私達に挑発をしてきた。
本当に挑発だったのは分からないが、そんな事を言っている気がした、何より兜の隙間らか一瞬見えたあの目、あれは完全に狂っている者の目だ、私は逃げる狂った奴と戦ってもいい事は何一つないからな、恐怖などないこれは本当だ、とにかく今はこのやべー奴から逃げるのが先決だ。
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ド猫
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「待てやコラーーー」「戦えーー」など怒鳴りながら俺はゴブリン達を追いかけていた、幸い足の速さは同じぐらいで距離は離れないが追いつくこともできない、何か打開先を考えなければ。
しばらくおいかけっこをしていると別のゴブリン達が草むらから出てきた、出てきたゴブリンはハイゴブリン達が自分たちの前を通り過ぎのを見ているだけだった、その後俺と目が合った俺は「前の腑抜けどもの代わりにお前らが戦え」っと言った。
なぜかゴブリン達は前のハイゴブリンと合流した逃げ始めた、意味が分からない俺は弱いのに、そう思いながらも俺はおいかかえっこを続けた。
気が付くと俺から逃げるゴブリンの群れはハイゴブリンを数体とゴブリン数百にまで数を増やしていた、腑抜けが多すぎるだろ、途中何回かこけたゴブリンに鬱憤をぶつけるために攻撃したら、何も抵抗されず簡単に倒せてしまった、謎はさらに深まるばかりだ。
この不毛な追いかけっこを続けているとゴブリン達が洞窟のような場所に入っていく、俺も流れて入ろうとしたら謎の壁に阻まれた、俺は謎の壁を触っているとウィンドウが出てきた。
[隠しダンジョン:「ゴブリンの洞穴」の攻略を始めますか?
Yes No ]
うん?隠しダンジョン?なんだそれ
ド猫の狂気度が足りない、もっと狂わせたい、
戦闘描写も難しくてつらい
恐怖の仕組みとかはどこかでまとめて書きたい。
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ゴブリンが逃げる心理雑に書きます
ハイゴブリン「こいつ狂ってるから逃げよ」
配下ゴブリン「ボスまってー」
出てきたゴブリン「え!?、あの人間ハイゴブリン追ってるの?、ってことはきっとやべー奴だ逃げろー」
その他ゴブリン、ハイゴブリン「なんだかよく分からないけど、皆が逃げているならきっとヤバいだろう便乗しよう」