00_エピローグ
くそ長エピローグ始まります
俺はどこにでもいるゲームが好きなサラリーマンだ、日中は仕事をし終われば家でゲームをするそして寝る、人によってはつまらない人生と言われそうだが俺はこの日常が気に入っている。
そんな日常のゲームでちょっとした出来事がほんの少しの非日常を呼び込んだ。
俺が普段やっているゲームは俗に言うフルダイブ式VRゲームだ、ゲームタイトルは「ナイトウォー」別名「マネーウォー」ジャンルはわからないがPVPを支流にしたゲームだ、俺はこのゲームでは古参の中堅に位置し仲のいいプレイヤーも何人かいる。
このゲームの別名の由来は低額課金で最強装備が買えるところだ、、その額たったの１００円、子供がお菓子感覚で課金しても問題ない額で最強の装備が手に入る。
そのためこのゲームは結構子供が「俺tueee」を求めてプレイを始めたりするが残酷な現実の前で大体の子供は心が折れてやめていくその心を折る簡単なお仕事をしているのは俺のような無課金古参プレイヤーだ。
俺にとっては大切なゲームだがちょっとしたきっかけで引退する事になった
俺はいつもの如くPVPをしていたら、すごくわかりやすい新規課金プレイヤーをマッチをした、装備は課金でガチガチでPSはダメダメなお手本のような初心者だった。
俺は毎度の恒例行事として相手を数分で倒し次の対戦を始めようと思ったら、先ほどの新規プレイヤーからチーターと認定されたらしく、チートツールを寄こさないと晒すと半分脅迫のようなメッセージが来ていた、当然チートなど使っていないのでチート行為を否定したが相手は信じずひたすらチートツールを強請ってきた。
俺は相手にするのが面倒になったので無視することにしたが、それがさらに面倒事を呼び込んだ。
相手が俺との対戦動画を俺をチーターに仕立て上げ動画を公開したのだ結果、俺に対して面倒な絡みをしてくる人間がゲーム内で出てくるようになった、また動画を上げたやつが運営に俺のことをBANしろと要求し、拒否されるまでを撮影した動画を追加で公開しゲーム自体が炎上する騒ぎになった。
炎上状態のゲームはほぼプレイすることはできず取れ高を求めたストリーマー、炎上騒ぎを面白がって騒ぎ立てるやるなど、普通にプレイする奴が少なくなるぐらいだ、この状況に普通プレイヤーも嫌気がさしプレイを控えてしまっている。
この状況対して運営は俺に解決策としてこのゲームの引退を提案してきた。
運営の発言は大まかに以下の通りだ
・あなたが不正行為をしていないのは確認済み（チート行為）
・このバカ騒ぎを治めるには形式でもいいので生贄が必要
・生贄になってくれたらそれ相応のお礼と対応をする
・あなたが一番生贄に適している
・このバカ騒ぎを起こした奴と火に油を注いだ奴は〆る
・あなたの名誉のために無実を証明する
この提案は俺には悪くない物だった俺は巷では色々言われている、この「ナイトウォー」が好きだし仲のいいプレイヤーさんに迷惑をかけて申し訳ないと思っていた。
俺は運営を信じて「自分一人で騒動が収まるならこのゲームを引退します」っと返答を行った。
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引退と公開処刑とお詫び
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俺は運営の提案に返信をしたら、運営から詳しく話をしたいのでゲーム内の特殊ルーム来てほしいと書かれた招待メールが届いた。
俺は特殊ルームに行くと一人の男性がいた彼は俺に気が付くと挨拶をして席に座るように促した、彼は今回の騒動になっている「ナイトウォー」を総合プロデューサーで一応一番偉いらしい。
彼との会話は大まかにこんな感じだ
・マジでごめん今回の騒動こちらの不手際も大きい
・長いことプレイしてくれたありがとうございます
・引退の詫びはうちの会社で使えるクレジット10万円分（期限なし）
・何かうちの会社でできる事があったらやれるだけやる
・馬鹿どもは運営から賭け＋挑発でPVPを申し込んであなたとPS上位勢を呼んで、馬鹿連合 VS PS上位勢一人づつ対戦して一方的にボコる、これを全員でやれば、あなたがこのゲームでは普通なのが証明される、ついでに馬鹿どもに自分が馬鹿なのを自覚させられるはず
・馬鹿どもは必ず罰を与える
俺は引退の条件に合意した、一つ気になるは俺が馬鹿連合に勝てるかどうかだか、それを言ったらプロデューサーさんは「はは、面白いジョークですね」って言われてしまった、俺そこまで強くないのになあの変態達と比べたら。
公開処刑当日
運営から集められたストリーマー連合（馬鹿連合）と俺を含めたこのゲームPS上位勢各10人が集められた、処刑を始める前の挨拶として運営は今回の騒動の内容を細かく説明、その後俺がチーターではないことを再度説明そして俺に対して嫌がらせをするプレイヤーが多く運営側でも対処できないので俺が引退する事を発表した。
運営からの挨拶を聞いていた炎上騒ぎから参戦してプレイヤーはチートの否定で不満の声を、引退では歓喜の声を上げていた。
運営は続けて今回の場の本当の目的は実際に「論より証拠」としてストリーマーVS古参勢を戦わせ、古参勢が５勝したらチート使わず自力PSとし、勝てなければチータと判断し古参勢全員BANする。
ストリーマー連合が勝てなかった場合炎上騒動を起こしたとして罰を与える。
会場のリアクションは微妙だったが運営が対戦形式を発表して皆がストリーマー連合の勝利を確信した、ストリーマー連合10人VS古参プレイヤー１人この形式を合計10回行う。
試合結果は9勝1敗で古参勢の圧勝だった、試合内容もほぼ一方的な蹂躙だった、ちなみに1敗は俺だ最後の一人までいったが最後の最後でラッキーパンチが当たってやられてしまった。
正直かなり悔しい
負けたストリーマー連合は不満を述べた古参勢全員がチートを使っていると主張した、それに対して運営は古参プレイヤーは全員弊社が管理する現在大会用機材でプレイしているので絶対にチートを使用できないと説明しストリーマー連合を黙らせた。（大会用機材めっちゃ監視が厳しくて現在の技術ではチートが使えないといわれている）
そしてストリーマーの断罪は選択性になった
市場の9割を占める運営の全ゲームから永久BANまたは「ナイトウォー」のストーリーを無課金ソロで全クリ、全員が後者を選択した中には余裕と言っている者のいるが、おそらく最速で1年はかかると思う。
そして俺は「ナイトウォー」を引退した。
あとがき
引退しなくてよくね？
運営から非チーター認定されてもそれを認めず粘着される可能性があり、主人公自身が今回の騒ぎで「ナイトウォー」に対する熱が下火になったので、引退を決意しました。
次回やっと本題に入る？
