出会って2秒で告白とはAVもビックリな速さ、私じゃなきゃ見逃しちゃうわね。
くしゃみで変な広告踏んだら変な空間に飛ばされた。
「なんじゃこりゃ!?」
え、何処だここ??
やたら眩しい空間に飛ばされた??のか?
ってか夢だろこれ、昨日のバイトは疲れたもんな…
「番号でお願いします。」って言ってるのに
ドヤ顔でタバコの名前言うオッサン多過ぎないか?
こちとら24年間喫煙経験無しの健康体じゃ!!
「申し訳ありませんが番号でお願い出来ますか?」って頭下げたら
「そんなこともわかんねぇのか!!」だってよ
こっちからすりゃ番号で言えって言ってんのに
テメエは日本語通じてねぇのかって感じだ。
それでもこちらが頭を下げなきゃいけないのが客商売の最悪なところだ。
「あらー、苦労してんのねアンタ。」
!?
バイト中のことを思い出してたら背後から女の声がした。
しかも、この声の感じはきっと美人だ!!
俺にはわかるぞ!!(24歳、童貞)
「いや、女性経験も無いのに声だけで美人か判断するな!!
ま、私は美人だけどね!!」
振り返るとそこには胸を張る美人が居た。
そして俺は迷わず
「結婚してくれ!!貴方みたいな美人に出会う為に俺は今まで生きていたんだ!!」
「……え?」
目の前の美人はポカンとしてしまった。
おかしいな、キマってたはずなのに






