第72話 白い港へ 空の鷲獅子
白い巨人が肩に銀髪の少女を乗せ、村落を襲う鷲獅子目がけて突撃する。その光景は歪になった戦後の世界でも異様のはずだ。緑の多い草原を白い巨人が駆ける。それだけでも相当な絵面のはずなのに。
「武装を再確認します。私が機関銃、弾倉は2個。舞踏号が手斧1つ。以上ですね」
地面を蹴ってどんどん加速する俺の肩にしがみついたまま、ミルファが冷静に言った。
俺と彼女の視線の先では、鷲の上半身と獅子の下半身を持つ怪物が、着地で破壊した何かの倉庫らしい場所に陣取って足元をついばんでいる。
そのグリフォンの大きさは、2階建ての一軒家程だと言って良いだろう。無論。それは翼を畳んだ状態であり、翼を広げた横幅は、まさしく鷲のようにもっと巨大になるのは想像に難くない。
破壊された建物の周りには、突然の襲撃に怯え竦み、逃げる人々が何人もいた。小さな子供を抱えて逃げる母親や、互いを庇い合いながらも必死に離れる老夫婦。働き盛りの男手は、大半が離れた場所に居るのだろうか。それでも数人居た男性達の中には、自衛のために銃を握ってグリフォンに立ち向かおうとしている人々が居た。
村人の手に握られたライフルから、数発の銃声が響く。しかし、グリフォンのふわりとして見えて重く、美しく見えて強固な羽毛は、半端な口径の銃弾など通さない。
鷲獅子は何発も放たれる銃弾など意に介さず、嘴の先を鮮血に染め、悠々と何かの肉片を食い散らかしていた。
俺はそのぞっとする光景に、熱かった頭が適度に冷やされる。しかし目を逸らす事なく真っすぐ見つめながら、足は止めずに肩のミルファに聞く。
『思わず飛び出したけど、良い戦法は?』
「グリフォンに飛ばれると、まずこちらから手出しは出来ません。一撃必殺が最も効果的でしょう。相手は大型ですが、あれは確かな生物です。首を飛ばせれば一撃ですが、手斧では無理です。機動力を奪う為にも翼か四肢を傷つけるべきです」
『いずれにしろ、思いっきりやらなきゃだな』
「はい。初撃が重要です。相手は生体兵器。遠慮はいりません」
そちらを一瞥するまでも無く、ミルファが俺の肩の上で銀色の髪をなびかせて微笑んだのを感じた。
村までは、舞踏号の足ならもう数分もかからない。グリフォンは食事に夢中なのか、足元に顔を突っ込んで俺の方を見てもいない。間違いなくチャンスだ。
だが。鷲獅子が顔を上げ、鋭い眼光が僅かに細められた。村人の放った銃弾が、どこか身体の柔らかい所に当たったのだろう。嘴の先から血の滴る臓物を垂らし、赤い瞳が鬱陶しそうに見据えた先には、ライフルを握った男性が1人立っていた。
男性が大きな鷲獅子の睨みに怯え、さっきまで勇敢に引き金を引いていた手が止まる。その場に縫い付けられたように動けなくなっているのが察せ、彼は異形の肉食獣に”獲物”だと認識されたのだ。
しかし、鷲獅子の視線は獲物から離される。もっと強大で異様な存在を察知し、足元の小物に構っている場合では無いと判断したからだ。鷲獅子がふいと顔を向けた先には、白い鎧を着た巨人がもう目の前まで接近していた。
猛然と走り寄る白い巨人の、意志に満ち爛々と光る左眼が、鷲獅子の赤く鋭い目とピタリと合う。
『行くぞォ!!』
俺が叫んで腰の手斧を抜き放つのと、ミルファが肩の上から飛び降りたのは同時だった。
全速力で駆けたままの右足を思い切り踏み込み、片手で手斧を大上段に振りかぶる。そして刃先が乱暴に風を切る音が鳴るや否や、手斧の刃が鷲獅子の身体に食い込んだ。刃の鋭さでは無く、ただ人工筋肉の膂力のみで厚い羽毛と筋肉を断った確かな手応えが、全身のセンサと視界に飛び散る鮮血で理解できる。
しかし――
(翼の皮と肉を斬っただけか!)
確かな一撃だったけれど、致命的では無かったのだ。
次の瞬間には視界一杯に羽毛が広がり、上半身に凄まじい衝撃が走っていた。俺はまるでボールのようにグリフォンから弾かれて転がりつつ理解する。翼で思い切り打たれたのだ。
転がりつつも姿勢を整え、反動のまま立ち上がる。足腰の人工筋肉が唸りを上げ、再び巨大な鷲獅子に挑まんと足を踏ん張らせた。
深呼吸を一度。全身のダクトと口元のスリットから、熱い空気が白く立ち上る。
対する鷲獅子は痛みに一瞬だけ怯んだようだったが、すぐさま異様で巨大な”人間”に敵意を剥き出しにした。その足元には、建物の瓦礫と真っ赤な血の海。どうもこの建物は食肉の倉庫か何かのようで、グリフォンは食事に気を取られていたのだろう。
足元に人は居ない。幸い村の建物同士が離れているので広さもある。
グリフォンに銃を撃っていた男性は、肩から飛び降りたミルファが片手で担ぎ上げて飛ぶように離れていった。そして彼女の声が無線で頭に響く。
「ブラン! 周りの家屋は無人だそうです!」
『おう!!』
大きく答えて、俺は手斧を握り直した。人命を心配する必要は無く、思い切り暴れられるだけでも心強い。次いで無線の向こうで、恐らくはミルファの肩に担がれた年配の男性の驚いた声が聞こえる。
「騎士さん……って訳じゃないな、アンドロイドさんか! あんた一体……!? あの白いのは!?」
「私達は通りすがりの探索者です。あの人型機械は味方、ご安心下さい。他の人々は?」
「む、向こうの隅にあるシェルターだ。それと、降ろしちゃくれねえかい」
「少しだけ我慢してください。私が抱えたままの方が速いです」
男性と会話しつつも足を止めず、ミルファがたおやかに微笑んだのが分かる。
そんな会話と並行して、俺はグリフォンの鋭い爪と嘴の攻撃を凌いでいた。鷲獅子が、その一軒家のような巨体ゆえに遅いという事は無い。舞踏号の胸回りよりも太い、筋肉の詰まった足や身体が筋力で劣るはずが無く。その動きは本物の鷲や獅子のようにしなやかで鋭い。
前足のかぎ爪が俺の胸を薙いだ。咄嗟に下がって腕で防ぐと、甲高い金属の擦れる音と共に、腕の装甲に大きな傷が刻まれる。
『塗り直したばっかりなのに!!』
咄嗟に出た言葉だったけれど、それは心の余裕から出た軽口でもあった。
そう。余裕があるのだ。視界が広いというより、正面だけでは無く周りに気を配れている。センサの詰まった頭部というレドームが一帯を索敵し、ミルファの言った通り周りに人が居ない事を確かな情報として告げ、それを理解して考えれる程に頭が回る。近くの畑で栽培されている野菜の種類すらも、索敵した情報として頭に届く程にだ。
そして冷静で余裕のある頭と、感情などとは無縁なセンサと電装品が、初撃の手斧で翼の片方の腱を傷付けているのを察知する。すぐに空に戻らなかったグリフォンだが。飛べないと言う訳では無いようだが、飛びにくくなったのは間違いない。
俺は大きくバックステップ。着地した場所で足元に飛んでいた瓦礫を、2つに割れた爪先で掴んで手元に放る。瓦礫を左手で掴むと、すぐさま振りかぶってグリフォンの顔に投げつけた。
鈍く風を切った瓦礫は、グリフォンが顔を反らすよりも速くその顔に激突し、一瞬だけ鷲獅子の視界を奪い去る。
その気を逃さず。グッと身を屈めて急接近。身を起こす勢いを利用して、右手に握った手斧を思い切り振りあげた。湿り気のある音の後に、固く乾いた破砕音が鳴り響く。同時にグリフォンの喉元から、威嚇とも悲鳴とも取れる叫び声が響いた。
『よし!』
手斧はグリフォンの前足の付け根を薙ぎ払い、その骨まで達したのだ。確かな手応えだが千切れ飛ぶ程まで行かなかったのは、ひとえに巨体と筋肉の鎧ゆえだろう。
反撃に振るわれたかぎ爪を紙一重でかわし、装甲に傷を負いながらもグリフォンの後ろに走り抜ける――はずが。横を通り過ぎざまに再び翼で打たれてバランスを崩し、地面を数十mほど転がった。
視界が揺らぎ、天地がひっくり返って混ぜ合わされる。衝撃と痛みにセンサが悲鳴を上げ、白い巨人は鈍い声を漏らした。
「――皆さんはここに居て下さい。絶対に助かります。ブラン! 今行きます!」
ミルファの冷静な口調が熱を帯び、焦った叫びが無線に響く。しかしその奥に、小さな子供達の声が混じっていた。
「お姉ちゃん頑張れー!!」
「頑張って白いでっかいの!!」
見ず知らずの子供達の声。単純だけれど必死な声援。しかし真摯で胸を打ち、負けるものかと気合が入る。
俺は地面で身を縮めると、勢いをつけて腕で跳ね起きた。着地と同時に息を吐く。見据える先には巨大な鷲獅子。武装は心許ないけれど、知恵と勇気は自信がある!
「2人とも聞こえるわね! 無線で騎士団にグリフォンの事を通報したわ! あと数分でヘリが来るらしいの!」
続いて無線に響く明るい声。声の主であるシルベーヌの気配も近づいてきており、トレーラーが農地などを迂回してこちらに近づいてきているのをセンサがはっきりと捉えた。
「それと騎士団からの要請で、他の建物とか人に被害が出ないように、グリフォンをもう少し村から離しておいて! それと足止めもって!」
『分かった! ミルファ!』
「はいブラン! 拾って下さい!」
無線越しだけれども、感覚的にミルファの声のする方へと俺は走った。当然グリフォンは俺に攻撃を加えて来るが、走りながらも身を捩じり、その全てを何とかかわして距離を取る。
進んだ先には一つに結んだ銀色の髪をたなびかせ、機関銃を握ったミルファがこちらに駆けて来ていた。立ち止まりつつ一瞬だけ身を屈めて手を伸ばすと、彼女は軽く手の平に乗ってから腕を駆け、肩の上から俺の鎖骨の辺りに立った。
「撃ちます。3カウント」
重々しい音が響き、ミルファの握る機関銃が発砲準備を済ませたのが分かる。俺がそのまま村から離れるように駆ける中、彼女は腰だめに機関銃を構えて引き金を引いた。
火薬の爆ぜる音。金属で作られた発射機構の駆動音。ライフルよりも威力のある機関銃弾が、唸りを上げてグリフォンの身体に吸い込まれていく。銃弾は厚く強固な羽毛を貫き、皮膚を抉って筋肉に達しているようだが、筋肉の厚い所では効果が薄いようだった。それを察したミルファは銃口を的確に動かし、グリフォンの顔へと銃弾を集めた。
距離があるのとこちらが移動しているのもあってか、目などを貫くには精度が足りない。しかし鷲獅子が嫌悪感を剥き出しにし、距離を取りつつある俺とミルファ目がけて走って来る。
俺は村から少し離れた場所。緩い坂とも平地とも言えない場所で足を止め、鷲獅子の方へと向き直った。
『ここなら十分だな!』
「恐らくは。しかし――」
弾倉1つを撃ち切ったミルファが、俺の体の上で機関銃に弾を込め直しつつ言った。
グリフォンはこちらに向けて突進してきており、俺がまるで闘牛士のようにその突進をかわして時間を稼ごうと思い付いた瞬間、鷲獅子は足を止めた。
次いでその巨大な体の何倍もある翼を大きく広げ、動きを確認するように数度羽ばたきを試す。
『ああ、飛んじゃう!?』
翼と足に傷があるためか、浮力を得るのに時間が掛かっているのが察せられる。力を込めるからだろう。翼の傷口からは血が噴水のように吹き出して撒き散らされ、足の付け根も同様に、羽毛が真っ赤に染まっていく。
それでも極大の翼で力強い羽ばたきを数度すると、グリフォンの身体が一瞬浮かび上がった。物理法則や空力などという人間の知識が及ばない、まさしく化物のような力が、巨大で歪な鷲獅子を空に上げんと奮われている。
『捕まえるよミルファ!』
「はい!」
言うよりも速くグリフォンに近寄ると、グリフォンは足元まで来た俺目がけて、嘴をピッケルのように振るった。
俺は腕の装甲で鋭い嘴を受け流すと同時に、左手でグリフォンの頭を抑え、右手の手斧をその首の後ろに引っかけて思い切り地面に引っ張る。全身の人工筋肉が唸りを上げ、浮き上がりかけていたグリフォンを地面に縫い付けようと引っ張った。
『ぬうおおおおっ!!』
装甲の下で熱を発し、人工筋肉の束がしなる。血とも言えるタンパク燃料が沸き立つような感覚とともに、足が地面に食い込んだ。
グリフォンが当然もがき、俺を引き剥がそうと滅茶苦茶に暴れまわる。装甲に傷が付き、衝撃が骨格や内装に響くが俺は手を離さない。むしろこういった泥臭い状況ならこっちのものだ。今まで何度も密着した戦いはしているのだ。経験が違う。
「そのまま耐えて下さい!」
組み合う前に俺の背中側へ移っていたミルファが叫ぶと、機関銃を背負ったままグリフォンの背に飛び乗った。そして暴れまわるグリフォンの背に移るや否や、機関銃を真下に向けて引き金を引いた。
ほぼ密着した状態から放たれる弾丸が、弾道が安定する前の乱れた回転のままに血肉を無残に抉り、グリフォンの身体を貫通せずに痛めつける。
鷲獅子は痛みで更に暴れ、ミルファが宙に投げ出された。
『ミルファ!!』
「ミルファ!!」
無線から響くシルベーヌの悲鳴と俺の叫びは同時だった。
俺は思わずグリフォンと手斧からも手を離し、宙に飛んだ銀色の髪を追って走る。人型機械の固い手の平を柔軟に、全身の関節も使って飛ばされたミルファを優しく捕まえた。
そして焦る俺に対して、彼女は冷静沈着である。手の平に着地する際に姿勢を変え、膝のばねを使って何とも無い様子だった。それでも掌の中で思わず座り込んだのを見て、俺は心配のままに聞く。
『無事か!?』
「目が回っただけです。驚きはしましたが」
少し遅れて、さっきまで彼女が使っていた機関銃が、地面に突き刺さるように落ちてバラバラになった。
そしていよいよグリフォンが空を舞う。大きな翼をはためかせ、ゆらりと空中に留まる姿は、見る者を恐れさせるには十分だ。血に染まった前足のかぎ爪、翼や体に付いた己の血も、おどろおどろしい雰囲気を醸し出している。
だがそこに、空気を裂く甲高い音が響いた。薄く白い尾を引いて、鉄と爆薬で作られた矢がグリフォンの身体に真横から突き刺さり、一呼吸おいて爆発した。
薄く空に残る白い尾を辿った先には、青と白で塗装された戦闘ヘリが2機。隊伍を組んでこちらに向かって来ている。
『騎士団のヘリか!』
「そのようですね。今のは誘導弾では無いようです」
俺が立ったまま手に抱えたミルファと話している間も、ヘリから発射されるロケットか何かが、次々とグリフォンに命中していく。
だが空中で爆ぜた濃い煙の中から、グリフォンが翼を翻して現れる。怪我はしているものの未だ健在で、新たな2機の脅威に対抗するべく、空中で咆哮を上げて宙返りをした。その動きは鋭角的で、まるでUFOか何かを彷彿とさせる。
対して騎士団のヘリは、2機の編隊を組んだままグッと高度を上げた。グリフォンがそれに追いすがるように飛び上がった瞬間。その機首に付けられている機関砲が火を吹く。
グリフォンは急上昇中にも関わらず真横にスライドして、難なく機関砲をかわした。が、2機のヘリは揃った動きで後退しつつ、グリフォンを中心に緩い円を描いて機関砲を撃ち続ける。
その後も数度は機敏な空中機動を見せたグリフォンだったが、翼の怪我が原因か、動きが鈍ったところに機関砲を受け、よろよろと地面に落下していく。鷲獅子が土煙を上げて地面に堕ちると、2機のヘリはトドメとばかりに尾を引くロケットを発射した。
爆炎と煙の中で、巨大な鷲獅子が断末魔の叫びを上げる。だがその声は2機の回転翼の唸りでかき消され、緩やかな坂の真ん中に、焦げと生臭い香りを放つグリフォンの死体だけが残った。
ローターの風を受けつつ、俺は空に留まる2機のヘリを見上げる。操縦席は中が見えないように処理されているので、パイロットがどうしているかは分からない。けれどどうにも、向こうはこちらに興味津々という様子なのが察せた。
周りを見れば、シルベーヌの乗ったトレーラーが村の近くまでやってきており、彼女の安堵した声が無線に響く。
「2人とも聞こえる? ヘリのパイロットから通信で、『協力に感謝する』ってさ。事後処理の人達がすぐ来るそうだから、事情を聞くまでは村に居てくれって」
『分かったよシルベーヌ。それと、ヘリの人達に助かりましたって伝えといてくれないか』
「あいあい! ブラン! ミルファ! お疲れ様! テトラ達も大喜びしてるわよ!」
シルベーヌの嬉しそうな返事を聞いた後。俺はミルファを左手で小脇に抱えたまま、ヘリに向けて背筋を伸ばし、右手で敬礼をした。
ヘリは少し驚いた様子だったが、1機。なにやら鳥のエンブレムが入った機体の方が高度を上げ、空中で縦に一回転して見せる。こちらの敬礼の返事のつもりなのだろう。
ミルファには肩に行ってもらい、そのアクロバットに俺が拍手をすると、鳥のエンブレムの機体は満足そうに機体を揺らし、編隊を組んで東に飛び去って行った。
『すげえなあ……ヘリであんなこと出来るんだ』
「腕のいいパイロットなのでしょうね。では、言われた通りに事後処理のために待っていましょうか」
『了解っ』
返事をすると、肩に座ったミルファが微笑んでくれる。しかし、ふとその顔に陰りが差す。もちろん俺は心配になって聞く。
『どうした? やっぱり具合悪い?』
「いいえ。ただ、機関銃が壊れたので悲しいのです」
『ああ……』
地面でバラバラになった機関銃をちらりと見る。そう言えばミルファは、307小隊で訓練をしていた時から、あの12.7mmの機関銃を相当気に入っていたのだ。お気に入りの物がここまで壊れては、流石にショックなのは良く分かる。
慰めようにも、銃が無くて悲しい子になんて言えばいいのか悩んでいると、無線の向こうからシルベーヌの笑い声が響いた。
「その位はまた買ってあげるわよ! もっとイイ奴をね! とりあえず2人ともこっち来て! 村の人達がお礼言いたいってさ!」




