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第25話    〃     騎士達に囲まれて

「訓練の総仕上げ。って言ったらいいかな? でもこれ、幹部連中の横槍でねェ。戦車随伴歩兵タンクデサントを出すなとか、ちょっと想定と形が違うんだけども……」


 カール少佐が苦々し気に笑った。


「要は307(サンマルナナ)小隊と一緒に、山岳の東にうろついてる生体兵器モンスター達とドンパチして欲しいって事。君達が間違われた盗賊達への鎮圧作戦が決まったから、その前段階として、あの辺をうろついてる生体兵器モンスターをある程度減らしておいて欲しいんだよねェ」


 怠そうに言い、少佐は無精髭を掻く。


「もちろん。報酬は出す。探索者シーカー協会を介さない予定だから、手数料とかも抜きのがそのままお財布に入るよォ。具体的に言うと……ちょっと資料貸してね」


 カール少佐は胸のポケットから取り出したペンで、俺の資料の端に数字を書いた。新車が3台は買える額だ。破格と言っていい。


「嘘でしょう!? こんな額――」

「0の数は間違って無いよ? 団員が関わる相応の危険には相応の手当てを出すのが、騎士団っていう組織の内情な訳。しかも今回は307(サンマルナナ)小隊と共同だけど、正規の軍事作戦。作戦に騎士団外から参加する人間に、はした金を出す機会じゃないねェ」


 そう続ける少佐の声を聞きつつも、俺は渡された資料を改めて確認する。



 さっき言われた通り、山岳東部の起伏が多い荒地。そこに僅かに残る村落の跡地周りを歩き回って、生体兵器モンスターを倒してくれ。というのが内容だった。

 調査の結果、盗賊が潜伏している地域はある程度絞り込めたが、未だ尻尾はつかめていない。

 そして前段階で分かっている敵は、ゴブリンの群れが少し。ミノタウロスなどの中型の生体兵器モンスターも何体か居るとの事。それなりに数は多いらしく、後々の作戦で余計な事に気を取られないようにするための露払いだ。


 通常の兵器ではなく人型戦車ネフィリムを使う理由は、『目立つからこそ。件の盗賊が居たとしても、生体兵器モンスターを相手にしていれば、向こうから攻撃をしてくる事は無いはずである。攻撃してきた場合は自分たちの居場所などを我々に教える事になり、今後の作戦が容易になる』という物だった。

 直接の戦闘に参加するのは人型戦車ネフィリム3体。ラミータ隊長とベイク少尉、俺の予定だ。オペレータの乗る指揮車両は付いて来るが、歩兵や戦車随伴歩兵タンクデサント、その他援護は無し。シルベーヌとミルファ事は何も書かれていない。

 何度か運用実績のあるという、人型戦車ネフィリム単体のチームでの行動が採用されているのは横槍の結果か。不確定要素を減らす為だろうか。


 要は、盗賊が攻撃してくれば体の良い囮兼正確な情報収集になる。してこなければゆっくりと生体兵器モンスターを退治出来て、今後が楽になる。そういう役だ。



「ああもちろん。『非常時』にはブラン君を307(サンマルナナ)小隊が守るよ? だって探索者シーカーとは言え、騎士団員じゃないものねェ。それに対人戦なんて言うのは、一般人にやらせちゃいけないって決まりもあるからね」


 俺の眉間に皺が寄ったのを察したのか、カール少佐が太鼓腹を掻きつつ軽妙に言った。

 しかし、少佐の表情がまるで仮面でも被ったかのように切り替わる。冷たく厳格な、感情の無い顔だ。


「当然。やってもらえるね」


 いつもの軽妙な口調では無く、上から押し付けるような声が告げた。


「僕からもお願いするよ。訓練結果を出す機会としては申し分ないと思うしね。君の人型戦車ネフィリムが実戦でどの程度消耗するかが分かる指針になるし、僕とベイクも一緒だから危険は少ない」


 今まで黙り込んで資料を見ていたラミータ隊長が言った。いつも通りの雰囲気だが、横から俺を逃がすまいという意思を感じる。


「307の責任者としても、パラディンの補給パーツで修繕された民間の人型戦車ネフィリムがどこまで動けるかは、知っておきたいですね。というよりも、知っておく責任があります。人型戦車ネフィリム自体のデータは元より、特に不足している実戦運用の記録は貴重ですから」


 フレイク大尉もそう続けた。責任という言葉には、確かな重みが含まれていた。


 冷たい沈黙が部屋に満ちる。これは意思を問う沈黙では無く、YESと言わせるための沈黙だ。

 周りは俺以外が一様に青い制服で、同じ組織に属する人間だというのを否応無しに認識させる。しかも全員が俺よりも年上なのは確かだ。俺1人だけ浮いているのは間違いなく、表面上は和やかだが、裏には有無を言わさない空気があるのを確かに感じられた。

 真綿で動けなくされているようで、呼吸が浅くなる。心臓の鼓動が早まる中。俺は正面に座るカール少佐の目を見て口を開く。


「……大変ありがたい申し出です。でも、俺の一存で決める事は出来ません。シルベーヌやミルファにも話をしないと」

「君だけで良い。当然、代わりに騎士団員がバックアップをする。むしろ1人なら払う報酬が少なくなって、こっちとしてはありがたいんだけどね」

「いえ。俺が舞踏号を……人型機械ネフィリムを動かせているのは、あの2人のおかげです。1人でこういった話は受けれません」

「君が頷くだけで良いんだよ。それに、これは騎士団からの()()()だ。『幸運の旅人』さんへのね」

「どこでそれを――」


 言いかけて俺はハッとする。隠すような事でもないが、騎士団に居る人間に話した事は無かったはずだ。話していない事を知られているなんて、良い気分はしない。

 そんな俺の心も見透かしたのか、カール少佐の怠そうな目が鈍く光る。


「身元不明、経歴不明、前職不明。病院なんかにも顔を出したことが無い。探索者シーカー協会への登録だってつい最近。今の時代、どこから来たのか分からない人間ってのは珍しくも無いし、『幸運の旅人』なんて噂の真偽はともかくだ。君はあんまりにも情報が無さ過ぎる」


 カール少佐が俺を見て淀みなく言ったが、その視線は冷たい。

 横で立ったままのラミータ隊長が、姿勢を変えないもののいつでも動けるように気構えたのが感じられる。俺の隣に座っているフレイク大尉も、俺から見えない位置に片手を置いていた。心臓を剃刀で撫でられているような心地だ。


「まあ、君が何者かは追々だ。騎士団は色々と出来るしねェ。大事なのは、そんな何にも分からない人間に騎士団がチャンスを与えてるって事。幸い、君は態度なんかは申し分無い。他の2人は探索者シーカーに染まり切ってるけどね」

「……それは、つまり。俺だけを騎士団に誘っていると言う事ですか?」

「かもしれない、ね。オレは人事の人間じゃないから、採用情報とかはそっちに問い合わせてよ。でも、そうだねェ……」


 ややあってから、カール少佐は口を歪めて言う。


「騎士団は良い所だよ。オレみたいにサボる事も出来るし、やる気があるなら出世を目指す事も出来る。自分の指示で何百人もの人間が動くのは気分が良い。そして入団するのは狭き門だけれど、君はその狭い門を飛び越して、最初から他人よりいい位置に居れるかもねェ」


 そして少佐は真面目な顔に戻る。


「そういう訳でだ。今回の任務、受けてくれるね?」


 押し付けるような声が再び響く。


 俺だけを引き抜こうとする理由は? 俺だけを呼んだ理由はこれか? それとも何か別の目的があるのか? 探索者シーカーに騎士団の関わりのある人間を作るっていうのこういう事か? シルベーヌやミルファはどうなる?


 疑問符が次々に浮かんでいき、ぬるりとした見えない力の流れに胸が苦しくなる。不可視の糸で人間の動きを縛る、粘ついた思惑の篭った力だ。それに自分の意思が歪められていくようで、気色悪さがこみ上げる。


 でも。そうだ。シルベーヌとミルファ。そして舞踏号。一番世話になってるのは、その3人なんだ。


「……まだ少し、考えさせてください」

「煮え切らないね。それはどうしてだい?」

「分からない事が多すぎるからです。それに俺は――」


 一度言葉を切り、深く息を吸う。


「俺は探索者シーカーです。2人と同じ様に」


 自分で自慢気に言い切った後、訳が分からなくて少し頬が熱くなる。

 何が言いたかったんだ俺は? 格好つけようとして決まっていなくて。意味が分からなくて――馬鹿か俺は!

 そんな俺を、カール少佐が自分の無精髭を触りつつ、妙に生真面目な顔で俺を見ていた。かと思えば、いつものニヤリとした顔に戻って俺に言う。


「やだねェ。フラれちゃったよ」

「フラれ……って」

「それじゃあ、この作戦資料はブラン君にあげちゃう。シルベーヌ君とミルファ君にも見せてあげて、3人でしっかり話し合うんだよ? 期限は書いてあるから、それまでにフレイク大尉に返事を頂戴ね。ああ、探索者シーカー協会にも見せていいけど、自慢げに見せびらかしちゃだめだよ?」


 軽妙な声に戻ったカール少佐は太鼓腹を掻いた。先ほどまでの張り詰めていた空気も和らいでいく。

 俺も若干は気が抜けたが、未だ緊張したまま答える。


「は、はい! ありがとうございます。でも、その」

「何だい?」

「生意気な事を言って、すみません」

「またまたぁ。君くらいの年の人間っていうのは、もっと傲慢だったりするよ? それに。今回の任務は嫌いな幹部が小言と一緒に押し付けて来た物で、言われた通りにするのも嫌だったんだよねェ」


 そう言ってニヤリとすると、カール少佐は少しの間俺を見た。濁りだらけだが、まだ光のある瞳だ。そして少佐は手を一度叩くと口を開く。


「さて! ヒミツのお話は終わり。後は騎士団員同士のつまんないお話しかないから、ブラン君は2人の方へ行ってあげて」

「はい。了解です」


 俺は立ち上がり、最近幾分か格好が付くようになってきた敬礼をカール少佐に送る。

 それを見たカール少佐は、苦笑いとも似つかない笑みを浮かべて俺に言う。


「敬礼は70点だねェ。でも、あんまり慣れちゃ駄目だよ? 格好はつくけど、それは軍事組織の礼儀。知らない人が咄嗟に出る敬礼なんて見たら、軍隊の関係者だって思われちゃう。良い意味でも、悪い意味でもね」

「……分かりました。気を付けます」


 忠告とも何とも取れない言葉を聞き、俺は改めて頭を下げた。

 

 背に誰のものか分からない強い視線を受けつつ、執務室を出て格納庫に足早に向かう。

 無性にシルベーヌとミルファの顔と、舞踏号が見たくなった。



 冷たい廊下を通り過ぎ、屋外を抜け、巨大なプレハブに駆けこむ。そこには威容を持って佇む舞踏号と、その足先に座るシルベーヌとミルファの姿があった。いつもの作業着で和やかに話し合う2人以外には、舞踏号の周りに居ない。整備員達は遠くで何やらミーティングを開いているようだ。

 シルベーヌが俺に気付いて大きく手を振り、次いでミルファも俺に向けて手を振ってくれた。足早に近づくと、今まで笑っていたシルベーヌの表情が真面目になる。


「どうしたの? 何かあった?」

「何か、って訳でも無いんだけど」

「ううん。絶対何かあった顔してる」


 シルベーヌが立ち上がり、俺に近寄った。彼女は真っすぐに俺を見つめると、確信した顔で言う。


「ブランだけ呼ばれたのは聞いたけど、何言われたの? 溜めてちゃだめだよ、ちゃんと出さないと」


 心配そうに俺を見るシルベーヌの後ろにミルファも歩み寄り、2人で俺を見つめて来た。心配されているけれど、俺は2人の顔を見て肩の力が抜けていく。


「実は。さっき呼ばれたのは――」


 いつの間にか握りしめていた、皺になった作戦資料を見せ、俺は2人にカール少佐から聞いた話を全て打ち明ける。すると、みるみるうちにシルベーヌの顔に怒りが宿っていった。

 何かを叫ぼうとしてやめ。何かを言おうとしてやめ。幾分か自制をした後、シルベーヌは落ち着いて言う。


「……任務の話と、ブランを引き抜こうって魂胆だったのね。私とミルファが居るのに、わざわざ騎士団員しかいない部屋に呼んでってのが気に入らないし、何か変よ」

「そうですね。あまり心地の良い事ではありません。裏で色々と調べられているのもです」


 ミルファも、いささか怒りの篭った声で言った。

 そしてシルベーヌは首を傾げる。


「っていっても、スカウトみたいな話。少佐なんて地位のある人が直々に提案する事じゃないはずだけど」

「はい。私も同感です。いくらなんでも急すぎます」


 そう言いつつミルファがそっとシルベーヌの背をさすり、言葉を続ける。


「ここに来始めて2か月。長いと言えば長い時間です。しかし、個人を評価するには短すぎる期間のはずです」

「そうよね。短すぎる。騎士団は何かを急いでるって事?」

「はい。そう感じられます。シルベーヌ。ブランの特長は?」

「えっ? ふにゃっとしてて、話しやすくて。でも最近筋肉ついてきてて、整備の本より料理本読む時間が増えてる……?」

「それも一面ですが、この場合大切なのは能力の方です。ブランは人型機械ネフィリムのパイロットです。銃器の取り扱いや、その他技術の習熟も少しだけ早い方ですね。そして『幸運の旅人』でもあります」


 ミルファが俺を見た。真っすぐで綺麗な目だ。

 そんな目に負けないよう、俺も首を捻って考える。


「色々褒めてくれて嬉しいけど。その中で特長って事になると、パイロットって事と『幸運の旅人』の2つだよな」

「そういう事なら『幸運の旅人』が知ってる、色んな技術とかの記憶が欲しいって事? でも、あんなの噂でしょ? ブランだって『幸運の旅人』だけど、記憶何て無いんだし」

「だよな。貴重な情報なんて知らない。科学の知識とか、足りなさ過ぎて整備の本が読めないレベルだぞ。それに、無限のパワーで指から電撃が出たりもしない」

「そうよね。車の運転だって全然だったんだし……」


 シルベーヌが腕を組んで考え込むが、すぐに顔を上げてミルファと俺に言う。


「そもそも前提がおかしいわね。昔の技術とかを知ってる『幸運の旅人』さんがいるとして、人の記憶なんて曖昧な物を欲しがるのは変よ。それなら探索者シーカー協会に圧力かけて、遺跡を大規模調査させた方が何倍も速いし確実。それに大きい組織だって言っても、資金は無限じゃないもの。結果が確実で無いと、ああいう組織は動かないでしょうし」

「はい。そして恐らく、この事に関わっているのは士官達です。今分かる範囲ですと、その場に居たカール少佐とフレイク大尉、ラミータ中尉。その共通項は騎士団の士官である事ですから。先ほどの場に居ない他の下士官や、末端の兵士、整備員達には知らされていないのでしょう」

「つまり。俺に関係して、騎士団の一部で妙な動きがあるって事か」

「はい。しかし、これらは全て私達の予想に過ぎません。先入観を持ってはダメです」


 再び俺達は全員で頭を捻った。とはいえ。妙案が出る訳でも無く、ただただ唸るだけである。

 深呼吸を一度。俺は頬を叩いて気合を入れ、シルベーヌとミルファに言う。


「まだ分かんないな! ウメノさんも言ってた。パッと考えてパッと分からない事は分からないって」

「そうですね。今悩んでも、仕方がない事なのでしょう」

「そうね……うん。今はどうしようもないわね」


 ミルファとシルベーヌも頷いてくれ、俺達は一度考えるのをやめた。

 よくわかんない時こそ、一旦考えるのをやめる。また進展が、あるいは頭の中で何かが繋がった時に考えればいいのだ。任務への参加に対する返事はあまり時間が無いが、この悩みとは長い付き合いになるだろう。

 しかし、再びシルベーヌが呟く。


「けど、ブランに妙な事されたら困るし、悩む間は後ろ盾が欲しいから……そっか。ちょっと私、良い手を思いついたわ」


 不意にシルベーヌがそう言うと邪悪に笑った。

 俺とミルファは怪訝な表情で顔を見合わせ、シルベーヌに聞く。


「限界まで経費使うのか?」

「破壊工作はダメですよ?」

「そんな事しないわよ! でも『力には力』よ。ついでに、まだ実行に移せるかも分かんないから忘れてて良いわよ!」


 そしてシルベーヌはふっと柔らかい笑顔に戻り、俺とミルファの手を取る。


「色んな悩みはともかく。ブランが自分は探索者シーカーだって言ってくれたのは嬉しい」

「私もです。何だか嬉しいですね」

「だよねミルファ! 最近は307(サンマルナナ)の人達と一緒に居る事が多いしさ。それに探索者シーカーと違って、安定してて社会的にも尊敬されてる騎士団の方に心変わりしてもおかしくないし」

「まさか! 俺はずっと探索者シーカー側だよ! そりゃあ、今は騎士団で受けれる訓練に必死だけどさ。それは全部、これから探索者シーカーをやる時に為になるからだよ。こんなチャンス、そうそう無い」

「本当? 隊長さんとか、仲いい感じするじゃない。実は好きだったり?」


 シルベーヌが白い歯を見せてニヤリと笑う。


「何言ってんだよ! ラミータ隊長の事は、パイロットとして尊敬してるよ。けど、俺はシルベーヌとミルファの方が好きだよ」

「なっ――」


 笑いつつ返すと、シルベーヌが固まった。俺の手を握る手に力が篭り、体温が上がっていくのが感じられる。隣に立つミルファも驚いた顔で固まっている。そして2人の頬にほんのりと赤みが差し、恥ずかしそうになっていく。

 それを見た俺も、1秒が1分に思える程に脳が回転してからハッとした。

 俺の顔にも血が巡っていく中、薄く頬を染めたミルファがゆっくりと口を開く。


「……素面で凄い事を言いますね……なるほど、私達2人を同時に……」

「いやいやいや、待て! なんでそうなる!? 確かに2人は好きだけど! いや、好きだけどそれは! あー、あれだ! 親しみや好感という意味であって――!」

「大声で言わないでよ! 恥ずかしいからちょっと黙って!」

「ごめん! うおっ、シルベーヌ握力すごいな!? いたたたっ!?」

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