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未来と明日

魔法師を魔法士に変更しました。大変申し訳ございません。

魔法とは自分が接しているものにしか影響を与えられない。遠くのものに影響を与えるためには、自分が触れたものを飛ばす又は長い何かで触れるなどなど。1つ工程を増やす必要がある。


その手順を省くことができるのは魔物の中でも上位の個体や、幻獣と呼ばれる人間とは比にならないほどの力を持ったもののみである。


こんなの小学校の時点で知っていたのに、何を熱心に勉強してんだ?コイツら。


《それはお前だけだ海斗》


そうなのか?まぁ、普通は魔法を使って遊ぶよりもゲームをしていた方がいいんだろうけど。俺にそんなことをする仲の人間はいなかったしな。


《そうだな、小学生の時点で人間と関わるのは面倒だって言ってクラスメイトとケンカ。魔法を使って治安維持部隊の男にひどく怒られていたか》


うぐっ…嫌な事を思い出させないでくれ。あの鬼男の話をされるだけで寒気がする。


魔法士には主に3つの部隊がある。1つ目が治安維持隊。ダンジョンとは直接関係は無いが一番大切な部隊とも言える。一般人が住む街中で魔法による暴力事件など。魔法関連の事件解決を専門としている。


2つ目は監視隊。ここ魔法士養成学校の真下、ダンジョン第1層に配属され。強力な魔物が地上に出ないように監視する部隊。


3つ目は調査隊。名前の通りダンジョンを調査する部隊。現在は第73層まで調査が進んでいるそうだ。


《そういえば、お前は何の部隊に入るんだ?》


調査隊だ。俺はこう見えてもSランク魔法士だからな。単独行動も出来るんだ。


そして、チャイムがなる。この音を聞くと無性に嬉しくなるな。


「はい、授業はここまで。みんな速やかに帰宅するように。明日はいよいよダンジョンに潜るから装備を忘れずにね」


いよいよか。久しぶりだから緊張するな。


《Sランク魔法士なのにか?》


ほっとけ。いつになっても緊張するもんなんだよ。

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