7、私達の生活です。はい。
すいません。話が消えてしまったので、再投稿です。
明日、もう一話あげます!
ポーションの味について書き加えました。0629
契約が成功しました。
けど、雰囲気はさっきと変わらず、ほのぼのしてます。
「主よ。言いたいことがある」
ん?ファールが真剣な目でこっちを見た。
「なあに?」
もう主従の関係だから、敬語はやめました。ん?もともとタメ口だった?あはは。
私のコミュ障どこ行った?みたいな会話ですが、それはファールが動物でモフモフだから。
全世は、買ってた犬にずっと話しかけていたボッチは私です。
あと、話しずれたけど、主って辞めてほしい。まあ、それを伝えたら、ファールの耳と尻尾がショボンってなったので諦めたけど。
あれを見ても辞めてって言えるモフモフ好きはいない!断じて私が甘いわけではない!うん!
「ーーで……はあ。主よ……聞いているのか?」
おっと。聞いてなかった。てへ
「あ、ごめん!えっと、何?」
「……」
じと目で見ないでおくれ。ファールさんや。
「はあ。まあ良い。今日の寝どころのことだ。主は当てがあるか?ないなら、我の住処に行きたいのだ。そこなら理性のない魔物は来ない。安全だぞ」
おお!なるほど!ファールは頼りになるなあ。
「うん!ぜひお願いします!ありがとうファール!」
安全と聞いて私は自然と安心して笑みがこぼれる。
「っ! 従魔に礼を言うなど、主は変わっているのだな」
「そうかな?優しくされたら、お礼するのは当たり前だと思うよ」
そう教わってきましたし。
「従魔は自分の手足と一緒と、人族は考えると聞く。一々礼言うのは主くらいだぞ」
「んー。私はファールとずっと一緒にいたいからね、悪く思われたくないっていう打算かもね」
そうだよね。ファールは強いから、私よりもいい主人がいるもんね。はあ。自分で言っていて落ち込んできた。
「!!……自分の実力が分かってないのか……ふぅ。主よ、さっそく我の住処に行くぞ。背中に乗ってもらえぬか?」
「いいの!?ほんとに?」
「逆に乗っても平気かと聞き返したいくらいだ。しっかり掴まるのだぞ」
そういって此方に背を向ける形でお座りするファール。
どちゃくそかわいい。あ、尻尾を地面に叩きつけてタシタシしてる。早く、ですか。分かりました。
車よりちょっと大きいファールに乗る。
「いいか?では走るぞ。口を閉じるのだ。舌を噛んだら大変だからな」
「はーい」
口を閉じました。
そして着きました。え?早いって?私だって驚いたよ。だって返事した瞬間景色がバッと変わったんだよ。
瞬間移動かと思いましたよ。でもファールは凄いなぁと思うことにしました。考えること放棄したわけじゃないよ。ほんとだよ!
「ここが我の住処だ。そして我は主の物だから、ここもぬしの物だ。好きにしてほしい」
目の前にあるのは洞窟。ファールが10匹いても狭くない広さ。
……うん。こんな森だもんね。家なわけないよね。雨風しのげればいいもん。
この殺風景は私がどうにかしよう!自前のチートでね!
「ありがとう。よし。じゃあ、遠慮なく好きにするよ!」
よし、うなれ!私の右腕!
はい。まずは魔力をお金に変えたいと思います。
ファールさんはこっちを気にしながら寝そべっています。
よしよし。
まず、今の魔力は?
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19445/23445
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ありがとう!鑑定さん!
とりあえず、
<50枚の銀貨ください>
よし、5万ゲット!魔力がなくなってきたからかな。なんかだるい。
てか、さっきはスルーしたけど、魔力少し回復してたなーー。どういう法則で回復するのかな。
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精神がかかわってくる。個人差が大きくあるため詳細は不明
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ほー、まあ、分かったことと言えば、魔力も回復するってことか。まあ、回復しなかったら困る。……ん?回復?
「もしかして……!」
異空間からポーションを取り出す。量が結構あるので3口くらい飲んで……あ、これって飲んでいいのかな?
―――――――――
飲んでよし。味は作成者がイメージすることにより変化する。味の付与は後から変更可能。変更する場合は、持ちながらイメージすること。
―――――――――
まじか!ご都合主義万歳?
味かあ。オレンジジュースがいいな。
よし、君はオレンジジュースだ!
ごくごく……
おいっし!なにこれ?!すごい美味しい!
あ、そうだ本題を忘れるところだった。
さて、今の魔力は……?
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23445/23445
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やったああ!!全快してる!これでお金の心配はないぜ!
さっそく、私は魔力をお金にして、ポーションを飲むことを繰り返しました。
飲む変える飲む変える飲む変える飲む変える……
あ、今思ったけど、これ、周りからみたら、ただのポーションをずっと飲んでる変人じゃん。
ペットボトルだし、ジュースに見える?
ペットボトルって異世界感ないな。
さて、
50万ほど貯めたくらいで、息抜きにベッドを買いました。
「……」
そんな目で見ないでよファール。君のサイズのベッドは無かったから、代わりに敷布団を4枚買ってあげる。偉く驚いてたけど、言いたいことが違ったのかな?
まあ、布団を貰った時は喜んでた(尻尾ブンブンしてた)しいっか。
尻尾ブンブンしててかわいいな。
触っちゃお。
モフモフわしゃわしゃ
「主よ、さすがに恥ずかしいぞ」
なぬ?!撫でられる方って照れるんかい!
まあ、ずっと髪の毛触られてて、「可愛い好き」って言われたらそうか。
申し訳ねえ。反省するわ
モフモフわしゃわしゃ
「主、聞いてるのか?」
すまん、けど、こんなに素敵な毛並を持っている方がわるい。
はあ。
「ファールが従魔でよかった」
ぽろっとこぼれたものをファールは拾ったみたいで無言で尻尾をブンブンしてる。
モフモフわしゃわしゃ
よーし!元気チャージ終了!
さて、もうひと頑張りしますか。
私はポーションを飲んだ。
そして、気を失った。
感想…待ってます。