表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートな私は趣味に生きたい  作者: 刻遊びチルドレン
13/13

13、話したいです。はい。

更新遅れました!

すいません!!



騎士様たちは、なかなかのイケメンさんです。


はい。こんにちは。絶賛現実逃避中のソラです。いきなりの訪問に困ってます。

え、ちょっとファル?!ここに人は来ないんじゃなかったの?!


非難するように目線をあげれば、「理性のない魔物は来ない。つまり、理性のある人間は来れるのだ」とさ。

あ、そうだね、でも、なんで?なんでここに騎士様がいるの?


まぁ、そんなのがすぐに聞ければ、コミュ障なんてやってませんよ。

うーん。まず、ファールの後ろから出るべきかな。

うん。まず、私の存在認識してるか怪しいもんね。うん。出ましょう。


3,2……行くよ。せーの、3、2の……


「いきなり来て申し訳ない。私は、ディール・ソングラット。アメジスト王国、第1部隊騎士団長を務めている。今回は、冒険者ギルドからの要請で神獣様に会いに来た次第だ、久しぶりですな神獣殿」


って、まじかー!なんかめっちゃ偉い人じゃん!ここは一つ前に出ない方向で……。


「む。ギルドからか。まさか、討伐依頼ではないだろうな?」


え?!討伐?!ファール殺されちゃうの!?嘘!?それは……


「……だ……め!」


聞こえるか、聞こえないか、損くらいの音量だったはずなのに。私の声は響いてしまった。

うわあああぁ。ヤバ。勢い余ってファールから出ちゃったよ。みんなこっち見てるし。やめてー。こっち見ないでー。せめてなんか言ってよー。


居た堪れなくなり、そーっとファールの後ろに戻ろうとする。

しかし、騎士様達はそれを許してくれなかった。


「え、おいっ。待ってくれ」


そういったのは、えーと、ディール様?短い赤髪に、薄い水色と髪と同じ赤のオッドアイ。そして驚くことに、背がめちゃめちゃ高い。2,8mはあるぞ、これ。いや、私が小さいのか?

え、いや、この世界の基準が高いのかも。


背が大きいと怖いし、顔見えないから、何考えてるかわかんないし、よし、怖いことされないように、良い印象を付けた方がここは得策かな。

べ、別に、逃げようとか、思ってないんだからね!!


「ふぁー、る……お茶、準備、す、るね?」


ファールも今は立ってるので、耳に顔は届かない。声小さいけど、聞こえたよね?ていうか、一番若そうな騎士様がずっと「え?!」っていう顔してるけど、後で話しないとかな、これは。


「ぬ、そうだな。一人で、できるか?」


聞こえてたらしい。さすが、私のファール!尻尾を軽くモフモフしてから、カタログを召喚って、あ。

騎士様(偉い人っぽい)を立たせたままじゃん!やばい。不敬罪か?これ。

すぐさま机召喚!この一週間で、お金はたまったし、日常生活に使うものはそろえてあるのだ!


えっと、異空間で、あった、これこれ。机大きめに買ってよかった。

騎士様達と、ファールの前に出す。


「えぇ?!!異空間?!」


「ひっ!」

え?ダメだった?!若い騎士様がめっちゃこっち見てんだけど。怖い怖い。ファール!


「おい。主が怖がっている。やめろ」


うわああ。ファールありがとう。助かったよ。

けど、若い騎士様に殺気?飛ばすのやめよ?それこそ不敬罪かも。

てか、若い騎士様ってめんどくさいな。名乗ってほしい。ここ、人の家なのに。名乗ったのディール様しかいないよ?

まぁ、私も名乗ってないんだけど。


そんな私の心に気づいたのか、若い騎士じゃなくて、ディールさんでもない、もう一人の騎士様が言った。


「ユリアス、少しは落ち着けと何回も言ってるでしょう?

お騒がせしました。私はソビック・ユーファリス。第1部隊騎士副団長をやっています。お見知りおきを。

そこのバカはユリアスです。今回は彼の魔法が少々必要と判断されましたので、連れてきました」


うっわぁ。イケメンさんばっかりだ。騎士団はイケメンでないといけないのだろうか。


ソビック様は、青い綺麗な髪に、髪と同じ色の目。ディール様より背が少し低いから、2,7m?それでもやっぱり高いあ。

青い髪を後ろに結んでいて、うん。妖艶さがありますな。

ユリアス様は対象に、大人、と言うより、少し子供っぽいかも。メロンソーダみたいな、それよりも少し濃い緑いろの目に、やっぱり同じ色の髪。

髪はサラサラで、背は2,6m?ソビック様よりも低い。


なんか、イケメンのバーゲンセールだよ。こんな安売りしていいのか。


あ!椅子がない!みんな背が高いから大き目じゃなきゃ。

うう。ここで、お金を使うとは……。痛手である。


しぶしぶ新しい大き目の椅子を買う。

そしてだす。


驚いてる騎士の皆さま。なんだよもー。


はあ。ティーカップも人数分そろえなきゃ。く!後で請求するぞこの野郎!

っと、はい。完成。紅茶の準備できたー。もうこの際、「紅茶でいいですか?」など聞かない!

いや、聞けない!みんなこっち見てる!


見られることに耐性がない私は、視線を落とすしかない。


って、座れや!騎士様!座ってください!


しかし、口は開かない。だから、指をさす。

す、わ、れ。


三回目ほどで気づいた騎士様たち。それぞれ騎士につく。私もつく。

毒入れてませんよーアピールで、私が初めに紅茶を飲む。

騎士様たちも飲んでくれたみたい。なんか驚いてるけど、まずかったわけではないらしい。


さて、話をせねば。ファールは私の隣にいるから、怖すぎて逃げ出す、なんてことはしない。


お互い、向き合う。いや、私は下を向いてますけど。

よし、話しかけるぞ!頑張れ、私。

せーの!


「あ、の……!」


うっわああああ!!そういえば、なんていうの?!私、なんていおうとオモッテタンダ!!


「……」


沈黙が場を支配する。

あ、やばい。これは経験したことのある雰囲気だ。

早く話さないと。なんか言わないと。けど、そう思うだけで、口は反対に強く結ばれる。

助けて。誰か。


瞬間、目の前が暗くなる。


「主よ、落ち着くのだ。ゆっくり、呼吸をするのだ。何も怖くない。ここには主を害するものはいない。そうだろう?」


落ち着け、とファールが言ってくれる。


「そうっすよ。えっと、あー、君が落ち着くまで、待ってるっスよ」


ユリウス様が言ってくれている。

あ、視界が開く。

ああ。この人達は優しい。この騎士様たちは信用こそできないけど、私を傷つけようとはしてない。しようと、しても、ファールが守ってくれる。


なんだ。そうだよ。守ってくれるんだ。ファールが。なら、何も怖くない。

ファールの尻尾をもって、深呼吸。

大丈夫、大丈夫。


私は、もう。


初めて、しかりと、騎士様達を見る。

皆、私を見てビックリしてるけど、なんだろう。

よし、いける。何を言うかなんて決まってる。

まだ、私は言ってない。


「こ」


うん、声は、ちゃんと出る。


「こ、んに、ちは。初め、まし、て。私、ソラ……です。ファル、の主人?やって、ます」


いえた。いえたよ!反応は?!


……え?なんで、騎士様たち、絶句してるの?


私、おかしいこと言った?!!!?


夏休みだから、もっと更新したいな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ