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「寄生虫」と「武技」の代償

最低2000文字をルールに頑張っていきます。

四歳になった。

さすがにここまでくるとメイドさんは俺が出かけるのを止めようとはしない。

ここ一年で分かった事がある。


武技についてだ。まぁ今は凄くテンションが低いというか、何事にも冷静に見えてしまう。この現象については後で話す。

とりあえず今は武技について聞いてくれ。


一年前武技とは、魔力を使わない魔法だと言ったと思う。

確かにそうだ。

武技とは魔力が低い、魔法の適正が無い者に与えられる、魔法に匹敵する力だ、。


すぐれた人間や他種族は、武技を使って一人で軍を滅ぼせる力があると言われている。それほどまでに強い力だ。

下手をすれば魔法より優秀かもしれない。


だがここで疑問に思った奴もいるだろう?魔法は魔力を使う、では武技は一体何を燃料として発動するのか?。


これが今の俺の現状へと繋がる。


今日四歳になり、メイドから見えない所で武技の特訓をしようとした。

使おうとした武技は「鬼化」この武技は一ヶ月前家の裏で誰も使っていないような物置小屋で見つけた。


武技を覚える為には、必要な「才」のステータスと、知識が無ければならなに。

「才」のステータスはまず俺以外知るはずもないから、本当に才能で身に着けていくのだろう。


そしてこの「鬼化」は、鬼を体に纏うと言うものだ、知る限りでは、「寄生虫」とも互角以上に戦えるらしい。


「寄生虫」については後程説明する。


で、話の続きだが、この「鬼化」を使うため、もとい武技を使うために必要な者は何か?というと「欲」だ、人間は欲が元となって動く部分が大きい。


欲しい者がある、だから行動する、生きたい、だから行動する


そう、欲が筋となり、人間は生きていく。

その「欲」を代償とし武技を使う。より大きな力を必要とする武技程代償となる「欲」は大きい、武技を使い限界を超え圧倒的なまでの力を使った武技保有者は、「欲」がなくなり、無気力な人形と化す。


だがあくまで限界を超えて使う事で起きる症状であり、多少の無理で減った「欲」も時間が経てさえすれば回復する。


そして「鬼化」で欲を使ってしまった結果、今のテンションとなる。


たしかに力が溢れ出てくる。これなら確かに「寄生虫」ともやり合えるのも納得できる。

だが確かに武技は便利だ、だけど今もう一度確認した、武技は危険だ。


「解除!」

「ふぅ、、、寄生虫を生で見たからって少し焦り過ぎたかな。」

「いやでも、あれにはちょっと適わないって思っちゃたもんなぁ」


先程から登場している「寄生虫」とは、全種族の敵である


圧倒的繁殖力と、個の特性が色濃く反映されていて、ヘェーズが上がる事に特性が強化され最終ヘェーズまで進化すると、大陸を丸々滅ぼす事が可能な生物、「寄生虫」


あれは、どこまでステータスを上げたとしても他の戦闘手段が無ければ敵わないと本能で理解させられた。


「ふぅ」

「まぁ落ち着こう、ステータスを確認しなきゃな。」


本当に一年前の「魔王がいるならタコ殴りに出来るぜ」とか言ってた自分を殴ってやりたい。魔王より恐ろしい奴がうじゃうじゃいるんだが?。


残り割り振りポイント0


顔・・・3500ポイント

体・・・36755ポイント

頭・・・5000ポイント

魔・・・20000ポイント

才・・・36755ポイント

魅・・・5ポイント

耐・・・5ポイント

武・・・9015ポイント


新しく項目が増えた「武」これは俗に言う武技を使用するための必要な欲の数を制限したり、武技の効果を増やしたりすることができる。


ステータスの体と才に割り振っていない理由はもし何かあったときに使おうと貯めておいたからだ、まぁ今になって凄く感謝はしているが、あの「寄生虫」には単純な物理な力では勝てない、そして才があってもそれを活用できなければ意味がない。


武に使った方がよっぽど有効的だ。


昔の自分をぶっ飛ばしたい、何が無双だ、何がファンタジーだ、こんなの、

ダークファンタジーに他ならねぇよ。



そういえば「寄生虫」の縄張りと特性と進化について話してなかったね、寄生虫の縄張りは、この世界の9割を占めると言って良い。

この世界は、大きさで言うと地球の10倍ぐらいだ、どうやって調べたのか?と思うかもしれないが魔法で地図が作れるらしい。


単位はkm、km2 等日本の単位が使用されている


まぁ人間と他種族の縄張りは1割、そう地球1個分程度だ、十分じゃないか?思うかもしれないが、「寄生虫」を前にするとはっきり言ってそんな事言ってられなくなる。


明日には自分の大陸が滅ぼされているかも知れない、なんていう恐怖に怯えながら暮らすのが幸せか?。


そして「寄生虫」の「特性」これが厄介だ、寄生虫は寄生した生物の特徴を取り込み進化する


蟻に寄生すれば、巨大蟻となり、群れを成し大陸を蹂躙するだろう。


バッタに寄生すれば、飛んだ余波だけで、町が吹き飛ぶだろう。


そして進化していくにつれ、その特性は強化され、国が軍を束ねても軽く蹂躙されて終わりだろう。


そんな理不尽の体現者が「寄生虫」だ。



まぁ気分がやっと落ち着いてきた。

すこし興奮しすぎたかな、

んじゃあまた




ここからは色々な寄生虫のアイディアを募集します!

どんどんプリース、特性等あいまいな所があれば作者が調べておきます!

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