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† 一の罪――堕天使斯く顕現す(参)

(……!? いつの間に――――)

 反射的に身構えた先にいた偉丈夫は構えてもいないのに、その圧力が続く動作を許さない。

「いやー、久しいね、林原くん。新しい組織でもご活躍のようで何よりだ」

「けっ。再会を祝してェとこだが、てめェがいるっつーこたァ気に入らん輩どもが出しゃばりやがったかァ多聞丸?」

 俺に感知されることなく現れた二人の大男が対峙した。

「お偉いさんのボディーガード、軍から要請があったんだよねー」

「まだクソどもとつるんでやがんのか。ま、誰に頼まれてようがここァ俺が指揮するって決まってんだわ。命令に従わなきゃどうなっか、んなこたァわかりきってる立場だよなァ多聞丸?」

 林原、と呼ばれた壮年は、多聞さんに対しても高圧的極まりない。

「おいあんた、んなことが許されると――」

「政府直属にゃゆるされんだよォ! ここァ日本だぞ。従わねェってのか?」

 振り向きざまに俺の鼻先へ、赤銅色のトンファーが突きつけられた。先端には銃口が開いている。しかし、撃鉄がない――これもデスペルタル、なのか……?

「のっ、信雄……!」

 慌てふためいて三条が駆け寄ってきた。

「ああ、あのメスガキかァ。結構いい女に育ってんな」

 得物を解除すると、彼女の顎を掴む林原。

「おい、いい加減に――」



サイトの使い方、やっと慣れてきましたwww

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