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† 三の罪――死神と演武(ワルツ)を(拾)
さらに細工された床面をずらし、僅かな隙間から滑り込む。内部は意外に開けており、儀式の痕跡を消した痕跡と、霊脈上に位置しているゆえか、ほのかに、しかし黒々と澱んだ魔力が漂っていた。
日本支部の開設が二〇一七年。最初から何らかの意図でこれを仕組んだか、あるいは九年の間に何者かが改造して活用したのか。いずれにせよ、過去に使われたのは年単位の昔であり、組織の関係者、それも高等な魔術に通じ、本部の構造を知り尽くしている地位の人間だ。桜花が魔術型の妖屠でなければ見逃してしまっただろうが、この異様な空気に足を踏み入れれば専門家でなくとも、あまり気持ちの良いことが行われたのではない、と直感するに違いない。
そして、悪魔の召喚は「名目上」厳禁。このような場所を把握している立場の者が表だって破ることはできないというのも、予測を裏づける。
(……少なくとも一柱や二柱じゃない……悪魔の大量召喚。つまり、この部屋は――――)
一度、地獄とつながった。
(ともかく、ルシファー並の悪魔を召喚するには――ここしかない……!)
Twitterのアイコン写真がホストっぽいと言われるので変えるか。
空知英秋さんみたいな、そこはかとなく腹の立つ自画像があればいいんだが…………




