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天に唾吐き、地を駆ける一陣の星  作者: 柾木刹那
第一部 高天原武闘会
6/79

束の間の休息

 チュンチュン……

「……うーん……」

 雀の鳴き声と太陽の日差しを受け、北条星二(ほうじょうせいじ)は徐々に意識を覚醒させていく。

「……もう朝か……」

 ベッドから気怠い体を起こし体を伸ばす。


 星二が高天原学園(たかまがはら)に通うようになって既に一週間が経っている。

 彼にも何人かの知り合いが出来ており、楽しくもあり、騒がしくもある日々を送っていた。

 

 登校初日にちょっとしたハプニングがあり同じクラスの隣席と言うことも重なり知り合った鈴崎綾香(すずさきあやか)

 容姿端麗で茶髪のセミロング、身長は161cmと平均よりちょっと高いくらいか? 胸は……まぁ触れないでおこう。

 普段は大人しめの性格で、どうやら恥ずかしがり屋という一面もあるみたいだが、怒らせるととにかく怖い。

 何もない時には普通に喋れるようになったが、初日の鷲づかみ事件の話をすると、目に殺気が籠もる。

 本気で人殺せるような目だぞあれ?

 運動神経も良いらしく、体育の授業などでは男子を圧倒することもある。

 ま、友人関係は良好だと言って間違いはない……と思う。


 同じく登校初日に声をかけられ、友人をすっ飛ばして親友だと言ってきた同じクラスの風見雷牙(かざみらいが)

 身長は179cmらしく、とても大柄。同世代ではトップクラスの筋肉質なのは間違いないだろう。

 顔つきは野性味があり、髪型もワックスで毎朝逆立てているらしい。

 面倒見のいい性格で女子生徒の中には隠れファンがいるらしい。爆発してしまえ。

 初日以来、一緒に昼飯を食ったり遊んだりするようになっており、気づいたら完全に親友になっている。

 

 中学校まで同じ学校に通っており、約1年振りに再会した幼なじみの霜月流歌(しもづきるか)

 1年しか会っていない期間は無かったのだが、星二が思わず呟く程、綺麗になっていた。

 赤い髪をサイドテールにまとめる彼女は間違いなく学園内でもトップを争えるレベルであることは周知の事実である。

 身長は159cmと小柄である。

 星二曰く、胸は中学生時代よりはましになったかな? と思う程度で推定Bカップらしい。

 昔から元気いっぱいだったのだが、再会後は星二の住む男子寮にまで夕飯を持ってきたり、作りにきたり。通い妻状態になっている。


 何かある毎に、訓練されてるんじゃないかと思うほど息がピッタリなクラスメイト達。

 

 今の星二を取り巻くクラスメイトや幼なじみの姿を頭に思い描きつつ、カーテンを開ける。

「っと、眩しいな。……必ず……(ゆい)……」

 一人微かに呟いた声は誰に聞かれることなく消えていった。 

えー、今回のお話は現在、星二の周りにいる人たちの説明会になってますね。

というか、雷牙に隠れファンがいるとは。……爆発してしまえ。


そして前回の話から星二が呟いている唯という名前。一体だれなんでしょうかね?

一週間経ってもまだ能力の確認が取れない星二くん、他の3人も能力が不明のままですね、次話以降をお待ちください!


読んで頂いた方へ、よろしければ感想や叱咤激励等をお待ちしております。

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