異世界!?
異世界アルカディアに飛ばされた少女ー如月彩。
アルカディアは中央の大陸とその四方の小さな島からなる。
その大陸の西側にはまだ帝国の魔の手は伸びておらず、エリス姫と彩は西の王国サハラージャへと向かうのであった。
ここは異世界の大陸の西側に広がる砂漠のど真ん中。
「あ、あつい・・。」
「もう少しで、サハラージャ王国に着きますので辛抱してください。」
「ねぇ、水とか飲み物はないの?」
「ありません。」
「じゃぁ、オアシスとか?」
「そんな都合のいいものはねぇんだよ。そんな無駄口叩いてる余裕があったらさっさと歩けやこのアマ!。サハラージャ王国までもう少しですから。」
(うわ、やっぱりこの姫様急に人が変わるよ・・・。)
「ん?どうかなさいましたか?」
「い、いえ別に。」
「そういえばまだ名前を伺っておりませんでしたね。」
「あー確かに。私の名前は・・・」
「当てて見せましょう。あなたの名前は山田さんですね?」
「違いますけど・・・。」
「山田さんですよね?」
今度は強い口調であの目が笑ってない笑顔で・・・。
「は、はい。」
こうして如月彩改め山田の旅は始まったのであった。
それから数刻ばかり歩き、サハラージャ王国に着いた。
「これからこの国の王様Aに会いに行きます。」
「へ?」
「ですので山田さんには着替えていただきます。」
「は、はぁ。」
「しかしながら私たちは無一文ですので、お金を貯めなければなりません。ということでこれから酒場に行きましょう。」
「酒場?」
「酒場では、クエストの情報やモンスターのことなど様々なことが聞けます。とにかく行ってみましょう。」
「いらっしゃい。」
という酒場のマスターの声。
「こんにちは。何かお金になることはありませんか?」
「そうだなぁ。今だとこんなのがあるぜ。」
1.ザッコーの討伐
2. ウェイトレス
3.夜のお仕事
「というのがあるぜ。」
「じゃぁ3で。」
「え?」
「というのは冗談で無難に1でお願いします。」
「あいよ。ザッコーはサハラージャの東門を出たカラカラ砂漠にいるぜ。素手でも倒せるからとりあえずがんばってみてくれ。」
「はい。ありがとうございました。」
「さぁ行きましょうか。」
「えーっと、私モンスターとか戦ったことないんですけど・・・。」
「大丈夫ですよ。魔法は万能ですから。」
といって姫はニコッと笑った。
「えーっと。東門はっと。あ、あれですね。」
「みたいですねー。」
「チッ。それではがんばりましょう。」
(あ、あれ舌打ちが聞こえたような・・・。)
東門をでるとド○ク○のス○イ○みたいなモンスターがいた。
(色は黄色だけど。)
「あれがザッコーみたいですね。」
「そうですねー。」
「チッ。さっそく狩りましょうか。」
といって姫は呪文のようなものをつぶやき始めた。
すると何か空から落ちてきた。
「え、い、隕石!?」
「メテオ!」
ザッコーに9999のダメージ。
ザッコーを倒した。
エリス姫は1の経験を得た。
山田は1万の経験を得た。
山田はlv1-lv20に上がった。
HP ATK MAT DEF MDEF AGI が100ずつ上がった。
10G手に入れた。
「え、えぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「私こうみえて結構強いんですよ。」
「結構ってレベルじゃ・・。」
「さぁ、この調子でどんどん倒しましょう。」
こうして100体ぐらいザッコーを狩り、山田のレベルは40になっていた。
「このぐらいにして戻りましょうか。」
「は、はい。」
エリス姫と山田は酒場に向かった。
「お、もう終わったのかい。それじゃ報酬の5万Gだ。」
「ありがとうございます。」
「おう。またきてくれよな。」
「さてお金も入ったことですし、装備一式整えに行きましょうか。」
「は、はい。」
「ここみたいですね。」
「おう。いらっしゃい。」
(あ、あれさっきの酒場のマスター?)
「ん?どうしたんだいお嬢ちゃん。あーもしかして、兄弟にあったのかい?」
「兄弟だったんですか。なるほど。」
「あ、お兄さん。この方の武器と防具を見繕ってもらえます?」
「あいよ。武器は何を使うんだい?」
「剣、かな?」
「おし、ちょっと待ってろよ。」
「待たせたな。装備一式入れといたぜ。」
「おいくらですか?」
「3万Gだな。あーそれとあんたの分もおまけに入れといたからな。」
「ありがとうございます。」
「今日はもう遅いですし、宿屋に行きましょうか。」
「おう。いらっしゃい。」
(まただ。何人兄弟なんだろ。)
「二人お願いします。」
「あいよ。200Gだ。」
「はい。」
「つかれたぁー。」
「そうですね。明日は王様に会いに行くので今日は早めに寝ましょうか。」
「おなか空いた・・。」
「ふむ。確かに何も食べてませんでしたね。宿の主人に何か頼んでみましょう。」
コンコン。
「どうぞー。」
ガチャッ。
「またせたな。」
「ん~いいにおい。」
「とっておきなんだぜ。食べ終わったら食器は部屋の外に出しておいてくれ。」
「はーい。ありがとうございました。」
「それじゃぁ食べましょうか。」
「いただきまーす。」
むしゃむしゃ・・・ごっくん。
「おいしーい!」
「そうですね。」
「ふぅ。おなかいっぱい。ごちそうさまでした。」
それから数刻後二人は床に就いた。
王様に会うべく城へと向かうエリス姫と山田。
そして、ザッコー隊隊長現る。
山田の運命やいかに!?




