檻
はじめまして、2モ魚です。
チラッと見に来てくださった方々全員が楽しめたらいいなと思っております
暗闇だ。何処までも闇が続いている。
闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇闇────
────────────光。
闇を手で掻き分け光源に導かれるように進む。
『───ようやくですか。待ちくたびれましたよ』
『貴方には◼️◼️少◼️になる資格がある』
進んでいくと、七色の光が見えてきた。
その光はまるで「僕」という存在を肯定し、このわけの分からない空間にいるものに手助けをしようと辺りを照らしてくれている存在。
『おかえり、◼️◼️。今日は大丈夫だったかい?怪我してたりとか…変な人に絡まれてたりとか、あとあと───』
心配性の男性の声が聞こえる
『もう辛い思いはさせない。だから────』
いつだって本当の助けを求める感情を隠し、生徒の為に無茶をする教師の声が聞こえる
『あ〜!にーに、今日はやいんだね?にーにがお友達さんを連れてくるなんてめずらし〜!こっちだよ────』
家族が大好きな、やんちゃで可愛い幼い子の声が聞こえる
『もー、◼️◼️◼️は酷いな~。こんっっなにも可愛い子がおねだりしてるってのに────』
いつもポジティブ思考で人の幸せそうな姿を見るのが何より好きな男性の声が聞こえる
『ん、行きますよ。これ以上待つと体と地面がくっついて離れなくなってしまいます。』
『下りるの遅すぎるって言っているようなものよそれ!!!大体、あんた達が速すぎるのよ──』
二つの人では無い何かが言い争っているのが聞こえる
『僕がこの終わりなき◼️◼️に終止符を打ってみせる』
直後、眩い白光に包まれ、全てが壊れていく。
深部感覚が無くなり、視覚、嗅覚、味覚、触覚。
そして────聴
『さようなら、不幸の者。…いえ、これからは『 キュウセイシュ 』でしたね』
少年の体はカケラとなって散り、意識が空間から消される。
この言葉は誰にも届かず、光が消えた闇の中にただただ弾むだけだった────────




