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校長先生のオクトーバーサプライズ

作者: jima

 朝の校門、僕とヒロはいつものように校長先生に元気にあいさつした。


「おはようございます!」「おはようございます。校長先生!」


 今日も一番乗りかな?校長先生はいつもの優しい笑顔であいさつを返してくれた。


「はい、おはよう」


 それから、持っているホウキで落ち葉を集めながら教えてくれた。


「今日はオクトーバーサプライズだよ」

「オクトーバーサプライズ?」「校長先生、何ですか、それ?」


 僕とヒロは口々に尋ねた。校長先生はニッコリ笑う。


「四月にエイプリルフールがあるだろう。嘘をついてもいい日って。10月の1日はオクトーバーサプライズ、誰かを驚かしてもいい日だよ」

「へー」


 ヒロが感心する。校長先生はそんな僕とヒロにイタズラっぽい口調でこう言った。


「じゃあね、君たちが自分の教室に入ったら、掃除用ロッカーを開けてごらん。ビックリするものが入っているよ」

「びっくりするもの?」「それって何ですか?」

「それを言ってしまったら、サプライズにならないだろう。お楽しみだよ」

「ヒロ、行ってみよう!」「うん!」


 僕たちは校舎の3階にある5年2組の教室まで走った。




 一番乗りの誰もいない教室、僕とヒロは早速後ろの方にある掃除用具の入ったロッカーを勢いよく開け、腰を抜かしそうにビックリした。


「うわっ!」「び、びっくりした!」




 ロッカーの中からホウキを持った汗びっしょりの校長先生が出てきて言った。


「ハアハア…ビッ、ビックリしたかい?ハアハア」



ハッとして突然書きました。10月にこんな話を考えたのですが、ロッカーから何を出すか思いつかなくて放置しておいた書きかけです。このオチはどうでしょう。

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