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29話 春の気配

本日2話投稿!

 その後のダンジョンの攻略は驚くほどスムーズに進んだ。

 最奥である5階のマッピングが終了したがイベントボスは現れなかった。

 ユキムラの想像通りだった。


      △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 ユキムラ サナダ


 JOB:四元素魔法見習い

 BLv 75

 JLv 3


 HP:1281

 MP:786


 力   80

 素早さ 1

 体力  1

 知性  70

 器用さ 1

 幸運  1


 JOBスキル:足捌きLv10 片手剣Lv10 パリィLv10

     クリティカルLv10 カウンターLv10 収納上手Lv10 鑑定Lv10

     販売Lv10 買い取りLv10 店舗開設Lv10 魔道具知識Lv10 魔道具作成Lv10

     魔石知識Lv10 魔石作成Lv10 魔道具鑑定Lv10 基本回復魔法Lv10 基本聖属性魔法Lv10

     魔力盾マジックシールドLv10 神聖道具知識Lv10 神聖道具制作Lv10 基礎四原素魔法Lv3

火属性魔法知識Lv3 水属性魔法知識Lv3 風属性魔法知識Lv3 土属性魔法知識Lv4 


 特性:秘められた才能《取得経験値全てにボーナスが付きます》

    4属性魔法威力アップ


 一般スキル:採取Lv47 調理Lv31 作成Lv45 調合Lv46 釣りLv33 解体Lv3 狩猟Lv25 採掘Lv47

       魔道具作成Lv50 建築Lv19 裁縫Lv17 改造Lv42 農業Lv18 畜産Lv20


 称号:ゴブリンスレイヤー 

    ミニゲームマスター:ミニゲームでPerfectを1000回行った証

    ミニゲームスペシャリスト:ミニゲームでPerfectを5000回行った証

    ミニゲーム探求者:ミニゲームでPerfectを10000回行った証

    一般スキル初心者:一般スキルの合計が50に到達した証、スキル上限が20になる。

    一般スキル初級者:一般スキルの合計が100に到達した証、スキル上限が30になる。

    一般スキル中級者:一般スキルの合計が250に到達した証、スキル上限が50になる。


 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼


 BLvも順調だ。

 攻撃魔法もあると実体ない系の敵に有効なので攻撃魔法も覚えていく。

 出来ることもどんどん増えて面白さも拍車がかかっていく。

 ユキムラはこの世界の魅力に完全に虜になっていた。

 過去のVOに逃避からのめり込んでいたのとは異なり、色々なこと全てが何もかも楽しく、夢中になってそれを追っているのめり込み方だ。


 いつの間にか寒さのピークを超えて、日の出る時間も長くなっている。

 春の訪れが近づいていた。


 


「よし、レン準備はいいかー?」


「はい!」


 道端にある残雪もその量を減らし街道部分の地面が顔を出し始めた頃、ユキムラとレンは街へと出発する。

 準備と言っても大量の荷物を馬車に繋いでー、というわけではない。アイテムポシェットがあるからとんでもない量の物資を人一人で運ぶことも可能だ。

 アイテムポシェット自体はこの世界では比較的貴重なものだ。

 小型の容量のものならそれなりに流通しているが、

 商売に使える規模のものとなると貴族や王族でもないと手が出せない値段になる。

 ユキムラはいらぬ衝突を生まないようにあまり馬鹿げた容量の物は量産していない。

 村として一つそれなりの容量の物を用意して、あとは日常生活で便利になる程度のものを村人へと渡している。まぁ、それもとんでもないことなんだけど……

 ファス村では当たり前にあるコンロ型魔道具、コレ一つ売るだけで街で3年位は遊んで暮らせる。

 そういうものが溢れている。

 ファス村はひと冬こえてすっかり異常な村になっている。

 どうしてそんなものがあふれるのか、逆にどうして巷に溢れないのか、それは素材の入手のせいだ。

 基本的に魔道具に使われる魔石や属性石は貴重で一つの鉱山から一個出れば鉱山主は大儲け、けどファス村の人々は採掘ポイントでリポップするたびにチャンスが有る。

 資源の枯渇も起きない。

 エネルギー問題もこれで一挙解決だ。


 魔法のある世界だから動力は魔法だ。

 魔法の根源となるものは個人の持つMPマジックポイントだが、これは自然に溢れている、魔法を使用すると体内のMPが消費され魔法が発生する。

 発生した魔法は時間が経過するとMPに還元され空間に霧散する。

 MPが時間とともに自然回復するのは空気中にあふれているMPを体内に取り込んでいくからだ。

 魔道具などはこの空気中のMPを蓄えそれを利用する、利用して減ったMPは時間とともに回復する。

 そして魔道具で発現した現象が収束すれば魔法と同じように大気中のMPへ還元される。

 

 さらにMPは活性化と増幅も可能だ。

 活性化は同じ1の魔法を消費して本来2必要な火力を出したり出来る。

 質量保存の法則? 知らない子ですね。

 増幅は魔力を文字どおり増やす、もともと100MPしかない人が一時的に200MPになり、その使った魔力は200MPとして大気に放出される。

 増幅時には体内の神秘的べんりなことばなエネルギーにより増幅されるので大気中のMPは消費されない。

 無限エネルギー、魔法って凄い!


 話が大きくそれたけど、そんなわけで、レンとユキムラ、それに村長の3人でジュナーの街へと出発する。目的はギルド移転の最終確認、それに通信設備の構築。

 そして何よりはじめの街での各種イベントフラグの回収だ。

 ゲーマー魂に火がつきまくりなユキムラは燃えていた。


 


 

 化石燃料と呼ばれる石油などの燃料は有限であるはずだ。

 使い続けていれば必ず最終的には無くなってしまう可能性がある。

 自然エネルギーと言われる太陽光や風力、地熱発電などでエネルギーを得る方法もあるが、

 コスト的な問題が山積みだ。

 原子融合炉でも開発されれば話は別だが、開発するためには研究、実験を経なければならない、

 未来のエネルギー問題がどのようになっていくのか、これは非常に重要な問題だと思う。

 反対するだけじゃなくて対案をだして現実的な未来問題への対策を考えていかないと、

 いつの日か突然深刻な問題となって降り注いでくると思う。


19時に投下します!


2016.11.04 校正作業

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