中二病的ステータス
(ウゼェ・・・)
まず初めに、神のメモに対して思ったことがコレである。
(自分のステータスなんてどうやって見るんだ?書き忘れってことは無いよな?)
そう思いながら、メモの裏側を見ると、
(おっ、書いてる! え~、なになに
『まず、心の中でステータスと唱える。その後、確認・・・以上‼‼』
・・・ふざけてんのか?)
まあ、現在それしか道はないので取り敢えず、唱えてみる。
「ステータス‼」
《ステータス》
《名前》
シン
《固有魔法》
・吸血鬼化
・氷結魔法
・雷鳴魔法
《魔法》
・闇魔法
《固有スキル》
・身体強化Lv.10
・経験値倍加Lv.10
・偽造Lv.10
(ちょっと待て、身体強化・経験値倍加・氷結、雷鳴、闇魔法は何となく解るけど、吸血鬼化と偽造って何だよ?)
っと、考えているといきなり、
《吸血鬼化》
・血液契約、魔眼、飛翔のスキルを使用できる。
・血液契約:隷属化の最上位互換。(指先)
・魔眼:遠見、鑑定、催眠術が、使用可能になる。(眼)
・飛翔:空を飛ぶ事ができる。(胴)
《偽造》
・ステータスを偽造する事ができる。
・自身の見た目を偽造する事ができる。
(わ~お、オレって、最強じゃね!?)
そんなことを思っていると、いきなりメモが輝き始め・・・
『は~い♪今、「オレって、最強じゃね?」って思った君‼早速だけど、現実を見てみよ~☆ 今から魔獣がやって来るから、頑張って殺るなり、契約するなり頑張れ~☆
❤天界より爆笑と悪意を込めて❤』
いらっ‼‼
「いつか会ったら、殺してやる。」
そんなことを思っていると、
「ギャァァァァァオ‼」
と、言う砲口と共に、全長5メートル余りの怪鳥が表れた。