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第十四章 心の闇 〜罪状・絶縁〜

結衣が両親と縁を切ったのには理由がある。ただそれを、縁を切ったと言えるのならの話だが……。

新井結衣、十七歳……悪魔名ナヘマー。

IQが高く、天才とまで言われた事もあった。しかし、天才だから罪を犯さないとも限らない。

彼女の罪は重い。決して許される行為ではなかった。

彼女の父親は弁護士、母親は女医という滅多にない組み合わせの自慢の両親だった。

もちろん生活に困った事などもない。

結衣自身も人から好かれる性格だったし、学校生活も毎日が楽しいものだった。

 でも、結衣の人生も景子同様に狂い出す。

人に好かれるとはいっても、好かれるからこそ反感を買ってしまう事もある。

そこは所詮、人。妬みや嫉妬は付き物。

結衣は非の打ち所のない少女だ。唯一欠点をあげるのなら嫌いになった人間は二度と好きになる事がないということ。

これを欠点と呼べれば……。


「結衣ちゃんはモテモテでいいよね〜〜」


頭の良さ性格の良さに加えて可愛いともなればモテないわけがない。周りの友人からすれば羨ましい限りだ。


「ん〜でもあんまり恋愛とか興味ないしなぁ〜。」


「またそんな事言って!あ〜あ、あたしなら好きな人にアタックしまくるのに!」


「一体何人好きな人いるのよ。」


呆れ果てて溜め息も出ない。


「それより、今日駅前のデパートでバーゲンセールやってるんだって!化粧品コーナー全品半額ってメール来たし行ってみようよ!」


「化粧品って……………必要性ある?大体私お化粧しないし………」


「ん〜〜〜〜つれない事言わないの〜〜〜〜!今時の女子高生はお化粧くらいできなきゃ生きていけないの!」


化粧が出来ないくらいで生きていけないのならいっそ死んだ方がマシかも……………そう言ってやろうかと思ったけど、どうせ無駄だと思い止めとく。


「はぁ…………今日だけだからね。」


「そうこなくっちゃ!じゃあ、ちょっと待ってて!一緒に行きたいって子が後2、3人いるから呼んでくる!」


「段取りの悪い人ね………早く呼んで来なさい!」


彼女の言う通り行きた今時の女子高生は化粧をしている。

別にそれがイイとか悪いとかは気にしてない。本人が自分の責任でやるのなら、化粧くらいイイと思う。

でも、私はお化粧なんかに興味がない。はっきりそう言葉にしたのに、彼女達について行く必要なんてなかったのに………彼女達の思惑なんてこの時は知らない。

知っていればこの手を、血で濡らさずに済んだ。それだけが悔やまれる………。














バーゲンセールなんて、よく考えたら年中そこいらでやってる気がする。

それでもデパート内は人で溢れていた。


「結衣!これこれ!今女優の妃山千明がCMでやってるやつよ!これ欲しかったんだけど結構値が張るじゃない?それが今日は半額だもん、買わなきゃ損だよ!」


−こういう性格って歳をとってもきっと変わらないんだろうな。−


冷静に友人の晩年を分析している。

妃山千明と言えば今をときめく大女優。その宣伝効果は極めて高い。


「決まったなら早く支払い済ませて来なよ、私あんまり人込みは好きじゃないんだから。」


「な〜に言っちゃってんの!せっかく来たんだから結衣もなんか買って帰りなよ!」


やっぱり来たのは間違いだったかも…………。

友人達はつまんなそうにしてる私の手を引っ張ってデパートの下から上まで連れ回してくれた。そして最後にまた化粧品売り場に来て、お目当てのルージュを買いレジを出る。

すると突然声をかけられた。


「すいません、ちょっといいですか?」


「え?あ、はい……私ですか?」


「ええ、貴女です。」


化粧品売り場の店員さんだ。

化粧品を扱ってるだけあって、化粧の仕方が上手だ。

元もいいのかもしれない。綺麗な女性の店員さんだ。


「私に何か用ですか?」


「……………お代を払って頂かないとお帰しするわけにはいかないんですけど?」


意味がわからない。何の話をしてるんだろうか?お代?私は何も買ってない。


「あの………何の話ですか?」


明らかに店員の顔が恐くなる。


「あのねお嬢さん、ごまかしてもダメなのよ。カバンの中、見せてもらっていいかしら?」


何となく理解出来た。どうやら私が万引きをしたと思ってるらしい。


「失礼ですけど、私が万引きでもしたと思ってらっしゃるんですか?だとしたら思い違いも甚だしいんですけど!」


つい言葉に力が入る。


「だったらカバンの中見せなさい!」


周囲の人達の視線が集まる。

でもこれは好都合だ。これだけの人がいれば、後からこの店員をいくらでも責められる。場合によってはお父さんに頼んで名誉棄損で訴えてもらう。


「どうぞ!好きなだけ見てください!何も出て来ませんから!」


私がそう言うと店員は私からカバンを『奪い』、あからさまな物色をしてみせる。


「どう?何かありました?」


どうせ何も出てこない。だって何も盗ってないもの。


「………これは何ですか?」


「え?」


「事務所まで来ていただけますか?」


私は目を疑った。私のカバンの中から、友人達が騒いでたあのルージュが出て来たからだ。


「そ、そんな………!な、何かの間違いです!」


「言い訳は事務所で聞きます。」


店員は私の腕をこれでもかというほど強く握り事務所へ連れて行こうとする。

私は慌てて友人達に助けを求めた。


「ねぇ!助けてよ!何かの間違いだって!私こんな事しないって言ってよ!」


駄々っ子のようにじたばたしながら友人達の顔を見る。私は凍り付いた。信じられない言葉が耳を突き抜けて行ったから。


「結衣…………貴女化粧品に興味無いなんて嘘だったのね?」


「万引きはダメよ、お金なら貸してあげたのに………」


「優等生も形無しね………ちゃんと謝りなさい。」


どうして?私は何もしてないのに…………。


「みんな………何言ってるの?」


頭の中が真っ白になって何がなんだかわからない。後から聞いた話でわかったのだが、これは友人達の嫉妬からの罠だったのだ。

友人の一人がこの事件の前日に、好きな男の子に告白してフラれたらしい。

そしてその男の子はご丁寧にフッた相手に、私を紹介しろと迫ったらしい。

どれだけその子が傷ついたかは、この事件で痛いほどわかる。

でもだからって、どうして私なの?

それからは事務所で店員から嫌味を散々言われ、警察まで来て根掘り葉掘り聞かれた。まるで人を殺したかのように。

 お父さんとお母さんも連絡を受けて警察に私を引き取りに来てくれた。

帰りの車の中は誰も何も話さなかった。

家に着いて、私は無実なんだと説明に明け暮れる。


「信じてよ!私は知らないんだって!本当なのよ!ねぇ、お母さん!お父さん!」


冤罪を受けた人達もきっと同じ気持ちなのだろう。

心の叫びはこれっぽっちも伝わらない。


「情けない……まさか万引きをするとは…………」


「結衣、お父さんのお仕事は弁護士なのよ?警察にだって知り合いもいるのに……どうして一言言ってくれなかったのよ!お化粧くらい休みの日にするくらいは許すだけの度量はあるわよ?」


「お母さん!!!だから私はやってないってば!!信じてよ!!」


「結衣!!いい加減にしなさい!!証拠が出た以上何を言っても無駄だ!!やってしまった事は仕方がない。でも反省しないでいつまでもやってないと言い続けるのは一番良くない事だぞ!」


「お父さんまで………」


無理も無い。カバンの中からルージュが出て来てしまった以上ただの悪あがきにしか見えない。

悲しいとか悔しいとかそんな気持ちじゃなかった。

まるで知らない世界に来たみたいに勝手が見えてこない。

どう接しても繋がらない。

互いに捕らえてる真実が違いすぎるのだ。


「とにかく、お前はしばらく家から出るな。」


「…………どういう事?お父さん……?」


心なしか空気が淀んで来たような気がする。


「勉強のストレスから魔がさしたと周りには言っておく。そうでもしなきゃお父さんもお母さんも仕事に差し支える。」


−仕事?今、仕事って言ったの?−


比重の重い空気に身体がきしむ。


「そうね………私も学会を控えてるし、こんなことでつまずいてる場合じゃないのよ。」


私を産んだ母親の言葉だとは思えない。


−学会?私ってそんなものより価値がないの?−


普段は見せない二人の姿が見えてきた。

でもそれは絶対に見たくなかった悪魔の姿。


「わ、私なら大丈夫よ!ちゃんと学校にも行けるし。」


「そういう問題じゃない!!!!」


お父さんが怒鳴り声をぶつけてくる。


「いいか結衣!!お父さんも今、大切な事件を抱えている!!週末には検察側との調整も控えてるし、来週にはすぐに裁判になる。本来ならこんな早く裁判にはならないんだが、日本中が注目する裁判だからな。お前の事で余計な心配したくないんだ。だからしばらく家から出るな!」


裁判?何の裁判かは知らないけど、お父さんにはとても大切な事らしい。娘の私よりも……。

まだ何か言っていた。でももうたくさん。聞きたくない。

 小さい頃から尊敬してたし、愛してきた両親の本性をこんな形で知る事になるとは誰が予測出来ただろう?

私の説明なんて聞いてくれない。鼻っから私を犯人だと決め付けている。

この時、私の心の中で何かが弾けた。そしてそれは私の罪となる。














もう二週間。二週間もの間家から出ていない。

両親の顔も満足に見ていない。

いや、見たくないのだ。二人のいない時にだけリビングへ行く。

それ以外はずっと自分の部屋に閉じこもっている。

どうして私がこんな仕打ちを受けねばならないのか?

何もしていないのに………。

 そういえばクラスメートからメールが来た。あのデパートの件は仕組まれた事だったみたいだって。

今更…………もうどうでもいい。私はこの牢獄に一体いつまでいなければならないのか?

気が狂うのを必死に堪える。


「結衣、入るぞ?」


ドアをノックするわけでもなく父親が入って来た。


「結衣、話がある……」


「……何?」


声のトーンからいい話でない事は察しがついた。


「実はな、お前転校しないか?」


「転…………校?」


「うむ。お母さんとも話したんだが、お前の噂がかなり広まっていてな、仕事に差し支えて来ている。」


まあ自分で言うのもなんだが、私の両親はたまにテレビに出たりもしてる有名人だ。その娘が万引きしたとなれば、どこからともなく噂が広まっても不思議はない。

マスコミが騒がないのがせめてもの救いだ。もちろん二人にとってのだが………。


「もう手続きはしてある。明日にでもA県の叔父さんのところに行きなさい。」


「A県って……そんな急に………」


「もう決まった事だ。」


「勝手に決めないでよ!!!」


「黙れっ!!元はお前が万引きなんかしたのが原因だろう!!」


「だから何回も言ったじゃない!!私は知らないって!!」


「なんて娘だ………この期に及んでまだそんな事を……!!」


「お父さんもお母さんも私より仕事が大事なの!?ねぇ!!!信じてよ!!」


別に周りからなんて言われてもいい。でも両親には信じてると言ってほしかった。


「くだらん!!!お前一人のお陰でどれだけお父さん達が迷惑をしてると思う!!?もうお前には何も期待しない!!早く荷物をまとめて出ていけ!!!」


私に怒号をかけて部屋を出ていこうとする。

 今思えばいつの間にナイフなんて握っていたんだろう?

いつもならキッチンにあるはずの果物ナイフ。

外国製で切れ味は抜群だとお母さんが絶賛してたっけ。

そんな最高級の果物ナイフが何故私の部屋にあったのか?

私はそのナイフで果物ではなく、目の前の悪魔に……………突き刺していた…………。


「げほっ…………ゆ……結衣………?」


「もううんざりよ。どいつもこいつも…………嫉妬の悪魔の次は欲の悪魔…………死ね…………死ねっっ!!!!!!!」


私よりも図体のデカイ悪魔が崩れ落ちて痙攣している。


「次は………あの女………」


全てを断ち切らねばならない。

幸い兄弟はいない。

私を監禁し、苦しめた者を許すわけにはいかない。

刃から真っ赤に滴る悪魔の血が私を皮肉ってるようにも見える。

 階段を降りる。一段一段が奈落へと続いている。

たった十段の階段を降りるのにこんなにも心臓を圧迫するなんて………淀んで比重を増した空気は今も尚、この家を支配している。

かつてリビングだった場所にもう一匹悪魔がいる。

私はゆっくり扉を開ける。


「随分声を荒げてたみたいだけど、結衣は説得出来たの?」


汚らわしい!私の名を悪魔が口にするとは!


「あなた……?ゆ、ゆ、結衣!!!」


悪魔は私の手の中にある『正義』を目にして怯えている。


「貴女……まさか…………?」


何も言わさない。私は迷わず悪魔に『正義』を突き刺す。


「ぐふっ…………結衣…………どうして………」


愚かな。私の叫びには耳を塞いでいたくせに。

愚かな悪魔はしばらくうめいていたが、そのうち動かなくなった。


「………………私……………」


淀んた空気が元の空気に戻っていく。


「ひっ………!!!」


私は血まみれのお母さんを見て卒倒しそうになる。

そして自分のした事を思い知る。


「なんて事を………私…………私…………」


殺してしまった。自分の親を。

べとべとする赤い液体が私の手を縛り付けるようだ。

自然と涙が出てくる。なんの涙だろう?わからない。


「少し遅すぎたか………」


突然声がして私はその声の主を見る。


「………だ……誰………?」


最初からいたのだろうか?

黒い髪の背の高い男と冷ややかな目をした女がいる。


「怖がらなくていいわ。貴女を助けに来たのよ。」


女が私の両手に優しく触れ、まだ握っていたナイフを取り上げて棄てる。


「私…………両親を殺してしまいました………私………」


「新井結衣君、何も気にしなくていい。」


男が私の髪を手慣れたように撫でる。


「警察を呼んでください。ううっ…………」


「警察になんか君を渡せないよ。俺達は君を助けに来たと言ったはずだよ?」


男が頭を撫でたまま私の身体を抱きしめる。


「助けに………?誰なの………?」


「その前に、この石を君にあげよう。」


男が私に渡した物は黒い石だった。


「これ……は………?」


しゃっくりが止まらないままで聞く。


「貴女の心を癒す石よ。」


女が石の説明をする。

真っ黒い石をじっと見つめる。そこには私の泣き崩れた顔が映って逆に私を見ている。

そしてそのまま吸い込まれていった。














気が付くと暗い闇の中にいた。


「ここは………?」


さっきからわけのわからない事ばかり続く。

あの突然現れた男と女もいなくなってる。


「オウ!待チクタビレタゼ!」


今度はギーギーと耳障りな声がする。


「誰よ!誰なの!今度は一体何!?」


姿が見えない耳障りな声の持ち主は、こちらの疑問に丁寧に答えてくれた。


「オレノ名ハ、ナヘマー。悪魔ダ。オマエ 自分ノ 親ヲ殺シチマッタミタイダナ?」


「なんで知ってんの?」


「ナ〜ニ、ヴァルゼ・アーク様ガ歎イテタカラナ。コッチ ハ ナンデモ オミトオシ。」


奇っ怪な話し方にほんの少し自分のした事を忘れてた。


「ヴァルゼ・アーク?誰それ?」


「俺ヲ 受ケ入レロ 俺ノ意識 ハ マモナク キエル。キオク………チカラ…………オ前 ニ ヤル。受ケ入レロ…………」


こっちの質問はまるで無視。

でもちょうどいいかもしれない。私は両親を悪魔だと言ったが、私の方が悪魔ではないか。

自分の両親を殺してしまったのだから。

だからきっと本物の悪魔から近付いて来たんだ。

だったら本物の悪魔に私自身がなってしまえばいい。


「………いいわ、受け入れる。悪魔になってやるわ。」


「全テ ハ 満タサレヌ 運命ノ為ニ…………」


身体の芯が熱くなる。

そして目の前に光が射して見た事のない場所に出た。


「ここは……?」


蝋燭の炎がゆらゆら揺れて辺りを照らしている。


「受け入れたのね。新井結衣。」


暗がりの方からさっきの女が現れた。


「貴女は…………」


「私の名前は仲矢由利。周りをご覧なさい。」


仲矢由利と名乗る女に促され周りに目をやる。


「こんにちは。」


いつの間にか何人かの女性が立っていた。

その中の一人が私に声をかけてきた。


−どっかで見た事が…………−


「すんなり悪魔を受け入れるなんて、貴女見所あるわ。」


「あっ!!!妃山………千明!!」


そうだ。妃山千明だ。どうしてこんなところに………。


「今日からみんな貴女の仲間よ。」


仲矢由利が私の肩に手を掛ける。


「私の………仲間………」


仲間なんて………どうせ裏切るだけのガラクタよ。


「裏切らんさ。」


ふと男の声がする。

両脇にずらっとならんだ蝋燭の道。その先に玉座だろうか?アニメに出て来そうな豪華な椅子に座って私を見ている男がいる。

仲矢由利と一緒にいたあの背の高い男。

私は自然と身体が反応して彼の前まで行く。


「新井結衣、君のところへ行くのが遅すぎた。まずは謝ろう。」


謝る?なんで?私が両親を殺すのを知っていたの?


「知っていたさ。」


「!!」


読まれている。私の意識を……………何者?


「我が名はヴァルゼ・アーク。闇十字軍レリウーリアの総帥だ。」


「ヴァルゼ・アーク……………」


あのナヘマーとかいう悪魔が言ってた……?


「………仲間って……………私は自分の両親を殺しました。人殺しなんです………」


そう…………私は自分の親を殺した。ここにはいちゃいけない。罪を償わなくては。


「貴女の罪は私達の罪。何も気に病む事はないわ。貴女の両親は貴女の心を壊してしまった。何もしていない貴女の心を。」


すごく優しい目で私を見る。その眼差しに触れ涙が出て来た。


「新井結衣、俺達はお前を受け入れよう。お前の全てを。お前は俺達が守ってやる。心配するな。」


真剣な顔が急に愛くるしい笑顔に変わった。

この瞬間私の心は彼に奪われた。でもそれは恋とは少し違った。うまく言えないけど、私は生まれ変わった気がしてた。

また、身体が無意識に反応して片膝をつき、忠誠の姿勢をとる。

そして………


「私の心、私の身体、私の全て……ヴァルゼ・アーク様、貴方に捧げます。」


 全ては満たされぬ運命の為に………………


もう涙は流れてはいなかった。


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