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佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!  作者: 九曜
extra story / after story
98/109

 〃 4(4).彼女は"お嬢様"と呼ばれた (最終話)

 週明け、月曜日。

「おはようございます」

「おはよう、恭嗣」

 朝、昇降口で宝龍美ゆきを見つけ、僕は声をかけた。

「今日はひとり?」

 宝龍さんは視線をあたりに巡らせる。ほぼ毎日一緒の佐伯さんの姿を探しているのだろう。

「ええ、まぁ」

 僕は靴を履き替えながら、曖昧に返事をする。

「ところで宝龍さん、今年もちゃんと進級するんですか?」

「できるのか、とは聞かないのね」

「まさか宝龍さんともあろうものが、本当に学力不足で留年したわけじゃないでしょうに。あえて進級しなかったとしか思えません」

 宝龍さんは留年をしている。入学以来常に学年でトップの成績を維持しながら、一昨年度学年末考査をすっぽかし、追試にも現れず――結果、二度目の一年生を経験したのだ。

 なぜそんなことをしたのかは今もって不明。

 前に一度だけその理由をおしえてくれようとしたが、僕はそれを拒んだ。彼女は天才に類する人間だ。理由を聞いたところで、常人の僕に共感できるとは思えなかったからだ。

「大丈夫よ。ちゃんと進級するわ」

 二年生まで二回繰り返すつもりはないようだ。下手すると各学年二回ずつやるつもりなのかもしれないと思っていたが、さすがにそれは考えすぎだったらしい。

 宝龍さんは僕が靴を履き替えるまで待ってくれていた。一緒に歩き出す。と、少し進んだところに佐伯さんの姿があった。ちょうど階段のところだ。

 彼女は僕に気がつくと、力のない笑みを見せた。

「おはよう、弓月くん」

「おはようございます」

 二日ぶりに見る佐伯さんだった。

 この土日、電話では声を聞いていたし、メールのやり取りもしていたが、今までほぼ毎日顔を合わせていただけに、たった二日でも懐かしく感じた。

 佐伯さんから外で会おうという話も出たが、今は小母さんの神経を逆撫でするようなことは避けたほうがいいと思い、僕はそれを断った。小母さんはまだ怒っている。ついでに、むりやりつれ戻された佐伯さんも腹を立てている。ふたりはほとんど口を利いていない状態らしい。

 佐伯さんを加えて階段を上がる。

「これから、どうするの?」

 彼女は不安そうに聞いてきた。

「その話は後でゆっくりしましょう。昼休みに、場所は――」

 どこがいいだろうと考え、隣にいる宝龍さんの存在を思い出した。

「屋上がいいですね」

「わかった」

 そこで二階に到着する。僕の教室はこの階、佐伯さんはもうひとつ上だ。

「じゃあ、また後で」

「うん……」

 そうして僕たちは別れた。

「妙な雰囲気ね」

 教室に向かって廊下を進んでいると、宝龍さんがつぶやいた。

「何かあった?」

「人に話すようなことではありませんよ」

「屋上の鍵は私が持っているのだけど? 貸してほしくないの?」

「そうきましたか」

 とは言え、宝龍さんは詮索好きな性格ではない。むしろその反対だ。僕が言いたくないと言えば、黙って鍵を貸してくれることだろう。でも、彼女は僕たちの事情を知っている上、有事の際は誤魔化すのに協力してほしいと巻き込んでいる。知らせておく義務は多少なりともあるか。

「僕と佐伯さんのことが彼女の母親にばバレましてね。佐伯さんがつれ戻されたんですよ」

 僕はそう手短かに説明した。

「まだ言ってなかったの?」

「ええ」

「呆れた」

 確かに後手後手に回った感は否めない。僕と彼女の同棲も、佐伯さんの両親が帰国するまでにしておけばよかったのだろう。そうでなくとも小父さんに知られ、許しを得たタイミングで小母さんにも話していればここまでこじれることはなかったはずだ。

「それで、どうするの?」

「それをこれから、昼休みに話し合うんですよ」

「そうじゃなくて、恭嗣がこれからどうしたいのかという意味よ」

「もちろん、これまで通り佐伯さんとの生活を続けたいと思っています」

 少し前の僕なら、"なるようになる"とか"学校では会えるのだから"とか思っていたかもしれない。或いは、小母さんが言う通りに時間をおくことを考えたかもしれない。でも、どうやら今の僕は違うようだ。また佐伯さんとの日々を取り戻したいと考えている。

「……そう」

 宝龍さんは短くそう答えただけだった。

 僕たちはしばし無言で歩き――もう間もなく教室というところで、宝龍さんがぴたりと足を止めた。

「……手、出しなさい」

 僕は言われた通り手を差し出す。

 宝龍さんは少しの間じっと僕の掌を見ていた。が、やがてスカートのポケットからそれを取り出すと、僕の手の上に落とした。

 キィホルダもついていない裸の鍵。

 屋上の鍵だ。

「ありがとうございます」

 僕はお礼を言い、確かにそれを受け取った。

 

 そうして放課後。

 佐伯さんには午前中の休み時間の間に、屋上へは食事をしてからとメールを送っておいた。

 僕は学食で久しぶりに滝沢と一緒に昼食をとった後、その足で屋上へと向かった。宝龍さんから借りた鍵で鉄扉を開け、三月上旬の空の下に出る。

 さほど待つことなく佐伯さんは現れた。

 グラウンドからは見えないよう、反対側のフェンスに寄りかかっていた僕を見つけると、彼女は笑顔で寄ってきた。朝の沈んでいた気分は少し上向いたようだ。

「弓月くん、これ。寒いだろうと思って買ってきた」

 そう言って彼女が差し出したのは、自販機で購入したと思しき缶のミルクティだった。

「ありがとうございます」

「ユア・ウェルカム(どういたしまして)」

 さっそくいただくことにする。

 掌に伝わってくる缶のぬくもりを楽しみつつ、プルタブを引き上げた。ひと口飲む。と、そのとき隣で佐伯さんが「ふあぁ」と小さな欠伸をした。

「どうしたんですか? 寝不足ですか?」

「うん」

 彼女は素直にうなずく。

 それから手に持っていた缶を口に運んだ。カフェインで眠気覚ましというわけではないだろうが、彼女のほうはカフェオレだった。

「ほら、今までより起きるのが早いから」

「ああ、そうでしたね」

 今日は決して近いとは言えない実家からの通学だったのだ。当然、朝も早く起きなくてはならない。こっちにいたときとは違って家事をしなくていいはずだが、その分を差し引きしてもマイナスか。

「まぁ、ここまではお父さんが車で送ってくれたんだけどね」

「その小父さんは何か言ってましたか?」

 トオル氏は車中、彼女に何を語ったのだろう。

「うん。お父さんもタイミングを見てお母さんを説得するから、今は我慢しなさいって」

「そうですか」

 小父さんはまだ僕たちの味方であるようだ。プラス要因だな。

「やっぱり今すぐにとはいかないのかな……」

 佐伯さんは不安を隠せない様子でつぶやく。

「でしょうね。少なくとも無策でお願いにいったところで許してらえるとは思えません」

 かと言って、悠長にもしていられない。小母さんの実家、紅瀬家の問題もあるのだ。

 そもそも僕たちがこうなったのも紅瀬家のせいだ。尤も、紅瀬の家を嫌っている小母さんが、いくら怒っているとは言え、そう簡単に佐伯さんを養子にやったりはしないと思うが。それでも早く決着をつけたいのは確かだ。向こうが次の手を打ってくる前に。

「佐伯さん、今週の日曜日、小父さんと小母さんに会わせてもらえますか?」

「え? う、うん、いいけど。でも、どうするの?」

「もちろん、あっちもこっちも一挙に解決するつもりです」

 戸惑いがちに問うてきた佐伯さんに、僕はそう答える。

 尤も、そんな都合のいい方法、そういくつもないけれど。

 

 土曜日、僕は一度実家に帰り、そこで一泊。

 日曜日の午後になって佐伯家を訪れた。

 事前に佐伯さんが話をつけてくれちたので、門前払いを喰らうようなことはなかった

 佐伯夫妻と会うのは一週間ぶりとなる。小母さんはその一週間で怒りが落ち着いたのか、或いは、単に大人の対応なのか、お茶菓子まで用意して客としてもてなしてくれた。

 リビングでは僕と佐伯さんが三人掛けのソファに並んで座り、小父さんは僕らから九十度写した位置にある一人用のソファに腰を下ろしている。小母さんはお茶菓子を運んできたお盆を膝に乗せ、床の上に直に座った。

 僕たちの正面にいるのは小母さんだ。都合がいい。今日僕が相対すべきは彼女なのだから。

「まずはお詫びをしたいと思います」

 僕は紅茶をひと口いただいてから切り出した。

「今回の件、ずっと黙っていてすみませんでした」

「それについては貴理華やうちの主人も同じなので、弓月さんだけを責めることはできないわ。頭を上げて」

 ありがとうございます――と言ってから、僕は下げていた頭を上げた。

「その上で改めてお願いします。僕たちがこれまで通りの生活をするのを許してください」

「わたしからもお願い、お母さん」

 今度は佐伯さんも加わった。身を乗り出すように頼み込む。

 小母さんは、今日は烈火の如く怒り出すようなことはなく――僕たちを見、ため息をひとつ。

「今日、弓月さんがうちにくると聞いたときから、そう言い出すと予想していたわ。でも、ダメよ」

「お母さんっ」

「わかるでしょ? それは高校生の恋愛の範疇じゃないわ」

 小母さんはあくまで優しく言い聞かせようとする。

 だが僕も、それこそ小母さんではないが、僕が先のようなことを言えば彼女がそう返してくることは予想していた。当然すぎて予想ですらない。

 だからと言って、諦めるわけにはいかない。

 僕は改めて姿勢を正す。

「では、佐伯さん……貴理華さんを僕にください」

「……」

 さすがにこれには小母さんも(もちろん、小父さんもだが)驚いたようだ。言葉を失くしている。驚いていないのは事前に打ち合わせをしていた佐伯さんだけだ。

「弓月さん、あなた、いえ、あなたたちかしらね」

 小母さんは僕の横で同じように背筋を伸ばしている佐伯さんに目をやって、すべてを察したようだった。

「何を言ってるのかわかってるの? あなたたちはまだ学生なのよ?」

「今は確かにそうです。でも、僕は進学するつもりはありません」

 やりたいことがあるんです――そう打ち明けた。

 僕がある人から喫茶店を譲り受けたこと。それを自分の手で再開させたいと思っていること。そして、そのときには佐伯さんにそばにいてほしいと思っていること。

 二日前まではまだ未来図は漠然としていた。だけど、昨日家に帰ったときに、本格的にその話を父と詰めた。結果、僕が大学に入った場合に必要になるはずだった授業料を、その開店資金として充ててもらえることになった。これで資金面はほぼクリアとなり、少なからず現実味を帯びてきたのだった。

 まぁ、どんな種類のお金だったとしても、親に借りるというのも情けない話ではある。頼るのはこれっきりにし、借りたものはできるだけ早く返したいところだ。

 正直、僕はこれで小母さんを説得できるとは思っていなかった。

 佐伯さんとのことは彼女の将来に責任を持つ約束にはなるが、今同棲を認めてもらう理由にはならない。店のことに至っては、あまりに無謀すぎてむしろマイナス要因にしかならないかもしれない。

 それでも僕の何かが伝わればと思っている。

「お母さん、わたしたちは真剣よっ」

 沈黙を破って佐伯さんが声を上げた。

「貴理華……」

「わ、わたっ……わた、しは……」

 彼女は言葉を詰まらせ、一度唾を飲み込む。

「わたしは彼が好き!」

 そうして意を決したように言い放った。

「認めてくれないっていうなら、わたしにだって考えがあるわ」

「あなた、何を……」

「わたしはお母さんの娘だってことよ」

 瞬間、小母さんははっとした。佐伯さんが何を言わんとしているか理解したからだろう。即ち、小母さんが若かりしころ、望まぬ結婚を強いられそうになって家を飛び出したのと同じことを、佐伯さんは自分もすると言ってるのだ。

「あなた……」

 今度の『あなた』は小父さんのことだ。冴子さんは困ったようにトオル氏を見る。

「……」

 その彼は何も言わず、目を閉じて腕を組んでいた。

 小父さんはかつてまさしくこの場所で、僕に佐伯さんを任せてもいいと言った。それが本気か冗談かはわからない。仮に本気だったとしても、今まさに娘が奪い去られようとしているのを見て、心変わりしても不思議ではない。それが男親というものだろう。

「古い言い方かもしれないが、『男に二言はない』だよ」

 僕たちが見守る中、小父さんは静かに口を開いた。

「私は、一度はふたりが一緒にいることを許したし、そのまま貴理華を任せたいとも言った。それを撤回するつもりはないよ」

「でも、あなた……」

「大丈夫だ。彼は私たちが最初に思った通りの青年だ。……そうだろう、弓月君?」

「そうありたいと思っています」

 問いかけられ、僕はうなずき答えた。

「ふたりが若くて心配だというなら、大人である私たちが手助けをしてやればいいし、万が一貴理華がうちに戻ってくるようなことになったとしても、そのときはまた迎え入れてやればいいさ。もちろん、そんなことはないにこしたことはないがね。君も『男に二言はない』を貫いてくれよ?」

「……はい」

 これでも僕は交渉の材料とするために口先だけのことを言っているつもりはない。一度口にしたことには責任を持たないとな。

 後は小母さんだ。

 注視する僕たちに向けて、彼女は聞えよがしのため息を吐いた。

「これじゃまるで私だけが理解がないみたいね。私のほうが常識人だと思ってるのだけど」

 完全に呆れ口調。

 と、そのとき、この緊迫した状況にそぐわないコミカルなメロディが流れた。誰かの携帯電話の着信メロディらしい。反応したのは小母さんだった。彼女はエプロンのポケットから端末を取り出し――そのディスプレィを見て眉をひそめた。そうしてから「ごめんなさい」とひと言断りって中座する。

 キッチンへ行ってから電話に出た。

「もしもし。加々良さん、またあなたなの?」

 その名に僕はどきっとする。

 このタイミングで紅瀬家からの連絡は、果たしていいのか悪いのか。よもや逸る僕たちを諌めるためとは言え、向こうの要求を呑むとは思わないが……。

「またその話? もうその話はいいわ」

 そこで小母さんはちらとこちらを見た。

「何と言われようと、貴理華は絶対にそちらに渡しません。それにあの子にはもう決まった相手がいます」

 僕たちは思わず顔を見合わせた。

 佐伯さんは喜色満面で目を丸くしている。

「お父様とお母様にはそう伝えて。……いえ、いいわ。私が自分で伝えます。ほかにも言いたいことがたっぷりありますから。この際、ふたりにはそれをすべて聞いてもらいます。近々そちらに行きますと、そう伝えなさい。いいですね、加々良」

 そして、小母さんはものすごい剣幕で、電話を一方的に切った。

 僕たちは再び顔を見合わせる。

「わたし、お母さんを怒らせなくてよかった……」

 それは僕も思った。

 

 佐伯邸から駅へ向かって歩く。

 僕の手には佐伯さんの鞄があった。あの日、彼女が出ていくときに持っていた荷物だ。そして当然、隣には佐伯さんもいる。

「よくもまぁ、あんな穴だらけの説得が通用したと思いますよ」

 今さらながらつくづく思う。

 僕の言い分がそうだったのは先にも述べた通り。佐伯さんだってそれは同じだ。認めてくれないなら出ていくと脅したところで、行くあてはあってもその先がない。親の援助なしではどうしようもなかったはずなのだ。小母さんもそれはわかっていただろう。

「いいじゃない。結果オーライってことで」

 佐伯さんは呑気だ。

 それでも認めてもらえたのは、僕たちの何かが伝わったというよりは、小母さんの心の広さや甘さの結果なのかもしれない。

 あのタイミングで加々良さんからの電話があったときは、正直ひやっとした。僕としては将来ではなく現時点で僕たちを認めてもらうことで、小母さんが紅瀬家を突っ撥ねる口実にしてもらうつもりだったのだが……ギリギリ間に合ったというところか。いちおう『あっちもこっちも一挙に解決する』ことはできたので、それこそ結果オーライだろう。

 そうして小母さんからも許しを得た僕たちは、さっそく学園都市のマンションに戻っているのだった。

「でも、ちょっと危なかったかな?」

「何がですか?」

 というか、むしろ一から十まで危なくて、最初から最後までずっと綱渡りだった気もするが。

「最近のわたし、少し変だから」

「そう言えば、前にそんなことを言っていましたね」

 確か加々良さんが現れた日の午後、佐伯さんと店で話したときだったか。

「どうかしたんですか?」

「あ、うん、えっとね。わたし、弓月くんのことが好き……なんだけど、最近それを口に出して言うのが、なんか恥ずかしくて……」

「……」

 今言ってるじゃないかと指摘したいところだけど、たぶん今は自分のことを客観的に説明しているだけで、これが気持ちを伝えるという行為になるとまた別の何かがはたらくのだろうな。……そうか。それで小母さんたちと話しているとき、あんなにも口ごもりながら決死の覚悟のように言い放ったのか。

 いったい急にどういう心理なのだろうか。

 と、佐伯さんを見れば、偶然同じタイミングでこちらを見ていた彼女と目が合った。

 視線が交錯して、数秒、

「っ!?」

 どこか間の抜けた時限爆弾のように、佐伯さんの顔がいきなり真っ赤になった。僕の視線から逃げるように背後に回り込み、腰に手を回して抱きついてくる。

 僕たちは足を止めた。

「佐伯さん?」

「わ、わたしは――」

 佐伯さんは僕の背中に額をつけ、何をか伝えようする。

 一度、深呼吸。

 そして、

「今、本気で弓月くんに恋をしています」

「……」

 ああ、だからだろうか。彼女が自分の気持ちを今までのようにストレートに口にできなくなったのは。それでも佐伯さんは、そんな自分のまま今の気持ちを僕に伝えようとしていた。

「わたしは弓月くんのことが好き」

 だから。

 だから、僕も彼女の本気に答える。

「僕もですよ。僕も君のことが好きです」

 そう伝えると、彼女は僕の腰に回した手に少しだけ力を込めた。

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