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詩集 色彩の世界  作者: 仲仁へび
3/3

03 詩 色がつこうとも



「透明なガラスに絵を描いた」


「絵具で、筆で」


「だからもう向こう側の景色は見えない」


 透明だった私に色がついた

 けれど どんな色がつこうとも

 私は 私


 魂の根本は変わらない


 違っている 私

 同じだった私


 何かが変わった私


 透明じゃなくなった


 それでも 私は私


 どんな色がつこうとも


 私が私を見つめ続けている限り

 私は私を見失わない


「窓から見える世界が唯一だったから」


「最初は色なんて邪魔なだけだと思っていた」


「でも大丈夫、あの景色は私の心の中にちゃんとあるから」



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