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01 詩 目覚めない選択肢
眠ったまま生きている
目覚める事を知らないで
眠ったまま生き続ける
そんな選択をし続けている
他の人間たち
誰か
彼 彼女
皆 目が覚めたまま生きているけれど
私は眠ったまま生き続ける
この世界に生きている人たちは
目が覚めた人たちで満たされてるけれど
私は これからも 眠ったまま生き続ける
私は選ぶ
眠り続ける事を
私は選ぶ
目を覚まさない事を
私だけが選ぶ
この世界でただ一人
目を閉じて
この世界で死ぬその時まで
ずっとずっと 眠り続ける
「ストーリー」
目にまぶしい極彩色。
皆、誰もが鮮やかな色を持っている。
私にはそれがまぶしすぎて、とても目を開けてられない。
魂の色、個性、感情。
全ての物に色がついていて、私にはそれがまぶしすぎる。