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現実恋愛系

何気ない日常の一コマで恋のスイッチがぽちっとオンになった瞬間、俺は君に恋をした



「ヤバ!!」

 机の中も、鞄の中を見ても、次の授業で使う教科書もノートも見当たらない。


ーーノートはなんとかなるけど……。

 他のクラスの友達から借りるという手もあるが、残念ながら高校入学からここ3ヶ月がたつのに、俺はまだ『友達』ができそうにもない。

 

 あれこれ考えている間にも時間は進む。


ガタガタ


「え?」

 俺の隣、俺の所属する班の班長さんである、白山雪さんがなにも言わずに机を俺の机にぴったりとくっつけた。


「はい。これで見えるでしょ?」

「あ、ありがとう……」

「どういたしまして」

 にっこりと俺に微笑む白山さん。


 班長として困っている俺を放っておけなかったというのは有ると思うけど、そのさりげない心遣いが本当にうれしい。

 

 先生が来るのを前を向いて凛とした表情で待つ白山さん


「ん? どうかした?」

 少しだけ頬を桜色に染めた白山さんが、ちょっとだけ首をかしげて俺に微笑みかける。



ーーあっ……。

 白山さんのその微笑顔を見た瞬間、胸の奥でキュッ!! と音が鳴ったとおもったら、表現できない暖かなものが沸き上がる


 こうして俺は白山さん()に恋をしたんだ。


御読み頂いた皆様に感謝を!!


 頼庵流で『恋の始まり的瞬間』を、短いながらも作品にしてみました。

 いかがだったでしょうか?


 オチも何もありません。

 ただ恋のスイッチがぽちっとオンになっただけのお話しでした。


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― 新着の感想 ―
単純だけど、単純だからこその、これは見事なキュン!でした♡ ありがとうございます♪( *´艸`)
キュン♡初々しい(ӦvӦ。)♡
ありますね(*´Д`*) 普段、あまり異性との関わりがないほど、ちょっとした仕草でコロッといってしまうやつ……(`・ω・´) この「恋に落ちた瞬間」、シリーズ化したらいいなぁ……
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