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危険な計画

危険な計画(里美編)


私は偶然に以前に結衣の事でお願いしたことのある山田君に出合った。


先生を追ってからのマンションでの帰りだった。最近は私の味方や子分も減ってきて、中々結衣と先生の中が探れない。


切羽詰ったところに偶然にナンパしてきたのが彼だった。彼の噂は聞いていたが、背に腹は帰られない。


最後の望みを彼に託すことにして、去ってゆく彼に声を掛けた。


怪訝な顔をして振り向いた彼に「お願いがあるの。」って微笑みかけた。


彼は「お前の話はろくな事がないからな」って又去ろうとする彼の腕を掴んで「見返りは私だから・・・」って告げる。


彼は私の体を舐める様に見て「じゃ行くか」ってホテル街に向かって歩いた行った。私は意を決して彼の後を付いて行った。


ベットの上で彼と話をすると・・・。彼は先生に多少の恨みがあるようだが結衣には興味があるようだった。


私にとって実に丁度都合がよいみたいだ。彼をけしかけて何とかしよう。すると・・・。


彼はなんと誘拐計画を立て、すぐ実行を行うように、自分の組の子分に電話を掛けて命令した。


私は事が大事になってゆく中で「結衣には先生を絶対渡せない」って心に強く思った。


しかし、彼の子分が動いた途端に何人かが捕まってしまった。彼曰く「どうも、飯沼組が俺たちを見張っているようだ」って困った顔をした。


彼は、「飯沼の野郎はいつも俺たちのすることを邪魔をする。」って半分切れかけて飲みかけのクラスを床に叩き付けた。


私は、結衣が陸上の選手に選ばれたことを彼に告げると。彼女の状態を探るのにもっと慎重に行動を探るように子分に伝えた。


結衣が陸上会の補欠選手に選ばれたので夜遅く帰るようになったので。


これがチャンスと誘拐しようとした所に、またまた後を付けられていた飯沼組の人にまたも捕まり最終的には警察に突き出されて逮捕され、さらに人数が減ってしまった。


彼は「飯沼のやつら絶対に結衣と何かあるはず」ってあごに手をやって思考した。


私も、結衣の行動を探るたびに邪魔が入る状態に、結衣はどんな人脈があるのかが訳がわからない状態になってしまった。


彼の子分が捕まったときは、結衣の情報を流した私にも何らかの事が来るのかとビクビクしたが、彼が守ってくれたようだ。


でも、最近学園での私は、かなり浮いてきてしまい。居場所が少く無くなってしまった。先生が私から遠ざかる・・・。


彼も子分の逮捕でかなりカリカリしている。組も壊滅状態に近い・・・。


私たちは文化祭に的を絞り。結衣を陥れるべく最後の計画を立てた。




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