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新婚旅行はシンガポール?(到着編)

新婚旅行はシンガポール?(到着編)


私はひろくんの横で目が覚める。今日は両親に会えるんだってうきうきして起きて朝の支度をする。


ひろくんもしばらくして起きてきた「おはよう」「おはよう」ひろくんに抱きつかれて目覚めのキスをされた。


最近はこのパターンが多い。ほとんどは目覚めのキスはベットの上がほとんどだけど私が早く起きて朝食を作っているときもやはりキスされる。私もひろくんのキスが大好き(はあと)。


「おぉっと目玉焼きがこげちゃうよ」あわててガスを止めフライパンをコンロから外す「少し焦げちゃった」ひろくんに言うと「御免・御免」って謝った。


私はダイニングに朝食を並べて「ひろくん出来たよ」って言うと少し慌て気味に朝食を取ってから二人で出発の最終確認を行う、そして「じゃ忘れ物ないね」ってスーツケースを持って玄関を出た。


エレベーターを降り玄関を出ると多治見夫妻に会った「お出かけですか?」って聞いてきたので私は「両親のところにあそびに行って来ます」って告げた。


多治見婦人は「それは、いいわね甘えてくるのよ」って言われ私は「行って来ます。甘えてきます」ってひろくんと出かけた。


高速もスムーズで早めに空港に着くことが出来た。空港には白石さんが待っていて私たちはVIPラウンジへと案内され白石さんが手続きをしてくれてVIPセキュリティーへと案内さ出国の手続きを行い私たちはファーストクラスへと案内された。


離陸すれば飛行時間は6時間30分で手続きも合わせれば約7時間強で両親に会うことができる。私はうきうきでひろくんのとなりに座り離陸を待った。


離陸してしばらくすると機内食が配られ機内で昼食を取る。機内食は思いのほか美味しくひろくんとおしゃべりしながら楽しい時間を過ごすうちに飛行機は着陸態勢に入った。


夕焼けの空を飛行機はシンガポール国際空港へと着陸して行った。入国審査やセキュリティーチェックを終えて待合室へとワゴン車を押して出てゆくと・・・。


お父さんとお母さんが私たちを見つけ両手を振ってアピールしている。私も手を振ってワゴン車をひろくんに預けて両親の元に駆け寄っていった。


「お父さん!お母さん!来たよ!!」ってお母さんの両手を握って握手した。ひろくんもそばに来て「お久しぶりです。なかなかこちら来れませんですみません。結衣をお連れしました」って言って両親に挨拶をした。


両親は「ひろきくんこちらこそ貴方に結衣を全部お任せしてありがとう。結衣も元気そうで仲良くやっているようだね」って挨拶した。そしてお父さんが「車を用意してあるから早速行こうか」って用意してある車まで並んで歩いた。


両親が住んでいる家は空港からそう遠くなく十数分で住宅街に入ってゆくお父さんが中ほどの家を指差し「結衣あそこがお父さんたちが住んでいるところだよ部屋数もあるからこちらに居る間は泊まって欲しい」って言った。


家に着くと会社が借りている家は一軒家で部屋数も余っている様でした。ひろくんが「お義父さんもちろんそのつもりでホテルなんかの予約は取りませんでしたよ」って告げた。


お父さんはニッコリして「ひろきくんありがとう」ってお礼を言った。私はひろくんから何処にとまるかを聞いていなかったからひろくんに「そうなの?」って尋ねると。


ひろくんは「ごめん言うの忘れてた」って頭を掻いて言った。私は両親の家に泊まれるので思わず「ありがと」ってひろくんの腕にしがみついた。


お母さんに「結衣ちゃん仲かいいわね」って言われすこし赤くなった。お母さんが私たちの泊まる部屋に案内してくれる。部屋はかなり大きくて寝室には大きなダブルベットが在った。


私たちは荷物をすこし整理してからひろくんと私は軽装に着替え両親の居るリビングへと向かっていると、お母さんがキッチンから私を呼んできたのでひろくんをお父さんに押し付け私はキッチンへ入っていった。


お母さんは夕食を作っている真っ最中で「結衣手伝って」私を横に呼んで一緒に作ることになった。私はお母さんに料理はほとんど習わなかったけどひろくんのお義母さんにある程度教えてもらったのでお母さんの説明にも付いてゆける。


お母さんは「結衣だいぶ出来るようになったみたいだね」褒めてくれた。私は「主婦暦一年半以上だもん」て言いつつ正直に「実はひろくんのお義母さんに一杯教えてもらったの」って言うとお母さんは「よかったね姑さんと仲がよくって」って安心してくれた。


私はお義母さんに着せ替え人形状態ってことは伏せてゆこうっと思い「お義母さんには一杯教えてもらって助かってます」とだけ告げた。


本格的にお母さんと一緒に料理を作るのは初めてで私の足りないところをフォローしてくれて楽しく作ることが出来た。


二人でダイニングテーブルに並べ終わるとお母さんが「皆さんを呼んでね」って私に告げたので私はリビングに居るひろくんとお父さんを呼びに行って「お父さん、ひろくん食事の用意が出来たわよ」って告げた。


二人は「「了解」」って話をやめダイニングに入りテ-ブルに座った。もちろんお母さんの横にはお父さんでお父さんの前はひろくんでその横が私の席に足るように料理を並べてあるのでそのように座った。


お母さんの「どうぞ」って掛け声で「「「「いただきます」」」」って食事を始めた。お母さんがこれとこれとこれが結衣が単独で作ったのよ。お母さんがお父さんに教えると一番最初に私が作った料理に手を出した。


お父さんは開口一番「うまい!結衣は、いつの間にかこんな美味しい料理もできる様になったんだね」そう言われ私は「もう主婦暦一年半以上だもん」って胸を張った。


ひろくんは微笑んでお母さんは「結衣はちゃんと主婦業はやっています?」ってひろくんに聞いた。ひろくんは「もちろんですよ。一杯努力もした様ですけど・・・がんばりやさんです」って先生口調でお母さんに告げた。


私はひろくんに褒められ「ほほが暑くなる」お母さんに「結衣顔が赤いわよ」って冷やかされてしまった。楽しく食事が終わり後片付けをしているとリビングからお父さんとひろくんの笑い声が聞こえる。


お母さんは「結衣良かったでしょうひろくんと結婚できてお父さんともあんなに和気藹々とお話ができて昔の通りだねひろきくんは・・・」って言ったので私は「うん、ひろくんと一緒になって本当に良かった。お母さんありがとう」ってお礼を言った。


お母さんは「ひろきくんとの話を決めたのは私じゃなくお父さんなのよ後でお父さんが一人になったらお礼を言っていらしゃい」って言ったので「はい」って返事をした。


片づけが終わってリビングに行くとひろくんが私の学校の話をしているようだ「結衣って足が速いんですね全学年で2位でしたよ」って言っている。


私は「おまたせ」ってひろくんの横に座ったらお母さんが食後のに緑茶を持ってきてくれた。お父さんが「やっぱり食後は日本茶が一番」って美味しそうに飲んだ。


皆で近状報告をしているとお母さんが「ひろきくんも結衣も長旅で疲れてたでしょう早めにお休みなさい」って言ったので時間を見ると10時になっていた。


ひろくんは「明日から色々スケジュールが一杯なので早めに休もうか」って言うと両親が「そうしなさい」って告げ私たちは一度寝室へと戻って休む準備をすることにした。


ひろくんは「先にシャワーを浴びてくるよ」ってバスルームに入っていった。しばらくしてひろくんが帰ってくると「結衣も行って来たら」って言ったので支度をしてバスルームに行ってシャワーでさっぱりし部屋に戻るとひろくんがもうベットも上で寝息を立てて眠っていた。


やっぱり疲れていたんだ。私の瞼にも睡魔が襲ってきているようだ。お父さんへのお礼は次にして私はひろくんの横に入り眠っているひろくんにキスをして「おやすみなさい」ってやはりすぐ眠りについた。


そしてシンガポール旅行の一日が過ぎていった。




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