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誕生日会は身内で・・・

誕生日会は身内で・・・


今日は4月3日私の誕生日です。私はひろくんの実家へ御呼ばれでひろくんと一緒に朝早く車で向かう。


お義母さんはホワイトでーでのバタバタのお詫びをかねて誕生会を行ってくれるらしい。しかも今回は身内だけで行う予定だそうだ。


どんなんだろう?ひろくんに聞いてもろくに誕生日会なんてやったことが無いから想像も付かないらしい。


玄関に付くといつもの様にお義母さんが待ち構えている。やはり最初は衣装の着せ替えのようだ。


でも以外や以外シックな薄ピンクのワンピースに着替えさせられたでもスカート丈は短めだ、腰のところにリボン帯があるのでくるっと回るとスカート部が綺麗に開く全身鏡で見ると歳相応のデザインで案外似合ってるかも。


お義母さんは「このワンピースは例のアンテナショップの店長さん妹さんのデザインなの貴女を見て是非って作ってくれた一品物なの」「出来れば早いうちに一度その服を着て寄ってあげて」とも言われた。


そういえばフィットルームで着替えをしてくれた人は店長さんに似ていたからその人かな?そういえば着映えがするなんて歯の浮く台詞を言ってたっけ・・・。


仕度が出来て洋室の今に集まるとひろくんもそれなりの格好をしていた。


お義母さんは「全員集合したから行きましょうか」って玄関に向かった。


私は「ここじゃないんですか」って聞くと、「ようやく、祖父母に空き時間が出来たのよ、スケジュールが合わなくて貴方の誕生日に合わせてもらったの出かけるわよ」って普通の車より長い車に乗り込んでいった。


車の中で義祖父母の話を聞く、お義母さんは「本当はもっと早く会わせてかったんだけどお義父さんに会社を任せてから自分の趣味に没頭して、趣味って言うのは写真なんだけどお祖母ちゃんも巻き込んで世界中飛び回ってるんだから、中々合う時間が取れなくってようやく今日時間が取れたって理由なの、これから空港へ言って沖縄へ向かうのよ」


私「え~沖縄?・・・沖縄へ向かうんですか」


お義母さんは「そうなの、波照間島に別荘があるのでそこで誕生日会よ」


お義母さんはうれしそうに言って私の両手を握って振った。


空港に着くと自家用ジェットで一路波照間空港へ向かう約2半時間のフライとになるそうだ。私たちのほか数人人が乗り込んでいる。


波照間空港へ着陸すると大きな車が飛行機に横付けしてきた。中には義祖父母も思わしき人が乗っていて、車から降りて私たちを迎えてくれた。


お義母さんが開口一番「お義母さん、ひろきのお嫁さんを連れてきました」私が一番前に押し出された。


私は「初めまして、結衣です」って頭を下げて挨拶した。


義祖父母たちは「貴方がひろきの嫁さんね、写真と同じで可愛い子なので安心したわ御免ねこんなに遠くにまで呼び出しちゃって」


私は「お会いできて光栄です、いつもひろくんに頼ってばかりです」って答えた。


祖母はひろくんを見て「あいも変わらず元気そうで、ちゃんとお嫁さんを守らないと」って助言してくれた。


家族全員で車に乗り込むと、別荘へと向かった。残りの飛行機に乗っていて人は飛行機の整備の人だって。


別荘に着くと・・・玄関にお手伝いさんが待っていてくれて、食堂に集合すると昼食が待っていた。


和気藹々と和やかに食事が進むうちに祖父母が別荘の裏はプライベートビーチになっているのよもう大丈夫だから泳いでらっしゃいって言ってくれた。


私は「でも何も持ってきていないです」って言うとお義母さんが「大丈夫もちろん水着も要してあるわよ、ひろきと一緒に泳いでいらっしゃい」って言ってくれた。


部屋に案内され衣裳部屋を覗くと、ちゃんと水着が用意してあった。でも・・・これひものビキニじゃんはずかいくて着れないよ・・・。しばらく固まっていると。


ひろくんが扉の向こうで「お~い、どうした」って言ったので私は「もう少し待って」って言って、意を決してビキニを着てその上に大きいTシャツを着込んでひろくんのところへ出て行った。


真っ赤にしてひろくんの所に行くと「行こうか」って私の手を握ってビーチへと歩いていった。


うしろから義祖父母とお義母さんたちが「二人きりにしてあげるから楽しくね」冷やかされた。


波打ち際に打ち寄せる波に足を付けるとちょっと冷たいけど入れない事はない。やっぱ沖縄は暖かいんだ。


二人して海水の掛け合いをやると二人のTシャツは海水でぬれて透けてきた。ひろくんは勢いよく

Tシャツを脱ぐとバシャバシャと海の中へ入っていった。そして「結衣、気持ちいいからこっちへおいで」って腰の当たりまで浸かったところから私を呼んだ。


私は周りを見たけど誰も居なかったのでTシャツを脱いで海に入っていった。


俺は結衣のTシャツを脱ぐところをみたら中は白のビキニだっだ。俺は「お~あんがい似合ってるじゃん」って思って手を振った。


二人して水中眼鏡をつけ海に潜ったりして沖縄の海を満喫した。小一時間ビーチで過ごし別荘に戻った。


シャワーを浴びにシャワールームへ行く前に義祖母とお義母さんに捕まりビキニ姿を見られてしまった。お義母さんが祖母に如何です私の見立てです。私のビキニをさした。


祖母は「うんうん、いいね若い子は色んな衣装か着れて、似合ってるよ」私は早く着替えたかった。


シャワーを浴びて着替えようとするとお義母さんが入ってきて私の着る衣装を選んでくれた。たぶん一人では衣装を選びきれなかったと思う・・・。だってすごい数の衣装がある。


お義母さんに選んでもらった。ドレスに着替えてみんなの待つ部屋へと向かった。


部屋に着くと知らない人も居た私は?周りを見渡すと・・・。


義祖父母が「身内だけのはずが飛行機を見て知り合いが集まったみたいで・・・」私はひろくんの横に並んで周りに「ひろきの家内の結衣です」って挨拶した。


それぞれから「誕生日会だっておめでとうございます」男性から「おいくつになられました?」横の婦人が「あなた女性に年齢を聞くなんて」って肘鉄をする。


私は「大丈夫です17歳になりました」って答えると。


全員が感嘆の声を出す「お~」「え~」・・・・・・。


さる男性から「ひろきくん、可愛い子を貰ったんだね」って言うと又その横の婦人がその男性を突く。


全員が笑いの渦となった。


彼らは私の顔を見るだけのようで私におめでとういいな言いながら花束を受け取ると皆々では又と言って去っていった。


去った後は嵐の後のようにシーンとしたが・・・。


ひろくんが「やっぱり祖父母の連れはすごいや」って少し笑ったので場が和になった。


少しするとメイドさんが「旦那様仕度が出来ました」と告げると。義祖父が「では行きましょう」全員が食堂に向かった。


テーブルには沖縄料理が並び中央に大きいケーキがある。


夫婦6組が丸テーブルを囲んで座り誕生日会が始まる。テーブルには祖父・祖母・お義父さん・お義母さん・ひろくん・私の順で座った。未だ2席空いている。空き席を見て「後どなたが?」って聞くとお義母さんが「時計を見ながらそこは私の祖父母が来る事になっているの」って言いながら「もうすぐ着くはずなんだけど」って言ってるうちにメイドさんがやってきて「進藤夫妻が到着されました」って告げた。そしてドアから「遅くなりまして」って母方の祖父母が現れた。


私は立ち上がり「初めまして、結衣ですよろしくお願いします」って挨拶をした。


進藤夫妻は「そんなにかしこまらなくても」って空き席に座った。


お義父さん側の祖父が「そういえば名前を言ってなかったね」「結衣ちゃんメインで忘れていたハハハ」


「私が父方の祖父で葵 光彦」「私はその妻の明子」「私は母方の祖父で進藤 亮」「その妻の祥子」って紹介された。


又皆にされた質問を進藤夫妻に聞かれ同じことを返事した。


終始和やかに食事会は進みケーキのろうそくを吹き消してフィナーレを迎えた。


最後に誕生日プレゼントが待っていた葵祖父母はプラチナのブレスレットを進藤祖父母は真珠のネックレスを義両親はティファニーのハンドバックそしてひろくんは腕時計をくれた。どれもこれのすばらしくありがたく受け取った。「皆さん私の誕生会を開いてくださいましてありがとうございます」「ひろくんの奥さんとしてもがんばりますのでよろしくおねがいします」でお開きとなった。


お義母さんが疲れてでしょう。早めに床に着くといいわってひろくんと私は早めに引き上げた。


残りは少し遅くまで話し合っていたようだ。私とひろくんは特に精神的に疲れ私なんかはベットに入るやすぐ眠りに入った。ひろくんも私の髪を少しなぜただけで眠りに入ったらしい。


朝起きると私はひろくんを抱き枕にして寝ていた。ぱっと離れるとひろくんが目を覚ました。私は眠気眼のひろくんにキスをして起き上がって着替えようとした。


体を起こすとひろくんが引っ張って私を抱きしめてキスして「昨日は一杯あったね」って言って二人で起き上がった。


着替えて下に下りてゆくと皆ちょうど集まったようで夜と同じようにテーブルに座って朝食をとって少し話をしてから岐路に着いた。


帰りは進藤祖父母も一緒に帰ることになった。葵祖父母に別れを告げ空港から飛び立った。


進藤祖父母とも仲良くなり「今度遊び気に来なさい」って言われてしまいました。


私はひろくんと「近いうちに顔を出します」って答えて和やかなうちに空港に着き解散した。


私たちはひろくんの実家によって車でマンションまで帰ってきた。


マンションに戻ると多治見婦人とばったり出会ったので丁度手に持っていたお土産を手渡し沖縄へ少し行ってきましたと告げると。


多治見婦人は「それはよかったね」ってつげて「お土産ありがとう」って去っていった。


マンションの部屋に着くと二人してソファーに座り込んで「大変だったけど楽しかったね」ってひろくんに告げると「ごくろうさま」って抱きしめてキスしてくれた。


さすがにこの日は食事を作る気がしなくて外食で我慢してもらった。でもひろくんの元行き着け?の小料理屋で料理も大変おいしかった。


ようやく私の誕生日会がおわった。




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