プロローグ2
プロローグ2
オレ、葵 ひろき。現在26歳。
俺は16歳から芸能界に入ってNO.1を取り続けている超イケメン HIRO(芸名)だ。
夏季ライブを行っているときに、おやじからTELが・・・入った。
「おい、ひろき お前一時芸能活動を休止し3年間教師やれ!!」って言われてしまった。
なんでも当てにしていた先生が急に断りが入り、急遽俺に白羽の矢が当たったってわけなんだ。
俺はちゃんと芸能生活を続けつつ、大学へも行き教員免許も取得したので。
だから親父は欠員が出ないように俺を当てにしたんだ!
俺は、しっかり、ごねたけど最後にはお袋がオレに泣きつかれ?仕方がなく・・・折れた。
お袋には弱みがあるし・・・しぶしぶ教師を引き受けることににした。けれど俺は芸能界を完全休止せずある程度は活動が出来るように条件をつけた。
おれって案外芸能生活が好きなんだ。
それからが大変だった。クリスマスライブを一時休止ライブに変更し、大きな活動の休止宣言をした。
そして、両親の言う通りに、とりあえず教壇に上がるべく準備をすることにした。
それはすなわち4月より白鳥学園で“教弁”を取るって、ことになってしまったって事だ。
しかし!!!12月に新居に引っ越したらとんでもない話が追加された。
なんとそれは、親父の親友の娘と結婚しろだって。思わず俺は「だれと?」って聞き返すと。親父が「紺野のとこの娘だよ。幼馴染だろ」だって???いかんせん思い出せない。
頭に?マークを浮かべながら、おふくろにおどされて(わかっているだろうねあのことを世間にばらすよ!!って)しぶしぶ婚姻届にサインをした。
あ〜おれって・・・。
1月3日に顔見世だって。今俺は愛車に乗って結婚相手が居る紺野家に向かう。
おれの一番気に入っている白色の2座席スポーツカー(T社の2000GT)に乗って、紺野家に向かっている。
ここちよいDOHCサウンドに宵ながら目的地近くまで来ると、懐かしい雰囲気に包まれた。
あれ? なんか見覚えがあるような町並みと思ったらカーナビが到着を知らせた。
(目的地周辺です音声案内を終わります)を聞きナビ画面に目を移し目的地の最終確認をした。
目的地の家の駐車場に泊め玄関の呼び鈴を押した。
ピンポン!・・・
ドアが開いたと思ったら、なんと女の子が降った来た 「えぇ〜」・・・。