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不可解な出来事

光が・・光が見える・・

終わったのか・・これでやっと終わったのか・・?

そういって男は強い光に吸い込まれていった・・・・・


セミの鳴き声が異常なほど耳にはいっていくる。

カッカッ・・

何人ものシャープペンシルがせわしなく動いてる。

それもそのはず、あと数カ月には受験を控えているのだから・・

黒板には白のチョークで埋め尽くされていた。

ふいに、自分の名前を呼ばれた

「純一君、この問題解いてくれる?」

「はい・」

黒板の前にたった純一はなにくわぬ顔ですらすらと問題を解いていった。

「さすが純一君だな。みんなも純一君を見習ってくださいね」

まわりからは、ため息や舌打ちの音が聞こえてくる

「まただ・・」

そう呟きながら席につきシャープペンシルを動かし始めた。

キーンコーンカーンコーン

授業終了だ。

「よ〜しじゃあ今日の授業はここまで」

「受験勉強をすると思うから各自で帰宅してよし」

「「は〜い」」

そうして、クラスメイトの8割は教室から出て行った。

「・・・帰ろう・・」

家につくまでは、ほんの2,30分だったため、

考え事をしているうちに家の前まできてしまっていた。

「ただいま・・」

誰もいないはずなのに純一はいつもコレをやる

どうやら孤独感を紛らわすための癖らしい

靴を脱いで、階段をあがり自分の部屋のドアを開けた

「ふう〜疲れた」

そう言って純一はベットに飛び込んだ

そのままうつ伏せになって目を閉じた。

その直後だ。「痛っ!?!?」

頭に固いものがあたり、ゴッ!と音が鳴った

誰だと思い、後ろをみようとした瞬間、

再び、あたまに固いものが当たった。

そこで純一の意識が途切れた・・・・



どれくらいたっただろうか?

少し瞼を持ち上げてみた。

すると目の前には、まっ白い空間が広がっていた。

「どこだここ?」

体を起こそうとしたが、足首に違和感を感じる。

「ん?」

みてみると、楕円形の足かせのようなものが、自分の足を

がっちりと固定していた。

そしてそのとき初めて気づいた。

足かせは二つに分けられているということを。

「もう一人いる。だれだろう?」

顔を覗き込んでみたがどうやら知り合いではなかった。

とりあえず起こしてみよう。

「起きてください」

そう言いながら体を強くゆすってみた。

すると瞼があき始めた。

「うわっ!!誰だお前!!!」

いきなりしらない人に起こされたことでかなりびっくりしたのだろうか?

純一を突き飛ばしてしまった。

しばらく沈黙が続いた・・

「あの、いきなりごめんなさい・・」

すると男は

「ああ、いいんだ。いきなりの事だったもんでつい」

「それにしてもここはどこなんだね?」

男がいきなり聞いてきた

「・・・わかりません・・」

「そうだよな、すまん」

再び沈黙・・・

「そ、そうだ、君の名前は?みたところ高校生みたいだけど。」

「純一。岸部純一です。あなたの名前は?」

「俺か?俺は深井昇だ。」

「深井さんですか。」「あなたはどうしてここへ?」

「う〜ん、あまりよく思い出せないんだがな、たしか仕事が終わって

会社でたばこを吸っていたときだ。突然後ろから・・」

その先は言わなくてもだいたい予想がつく。

「そうですか。僕も深井さんと同じで、ベットで眠っていたらいきなり後ろから・・」

しばらくはなしていると。まっ白い空間の真ん中に透明なスクリーンが現れた。

画面にはどうやらモニター室らしい場所が映し出されていた。

その画面一面にはいまの


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