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我ら、巨大生物特別攻撃隊!  作者: ひぐらしゆうき
一章 新人隊員間宮コウキ
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七話 森の暗殺者 (2)

 翌日、僕たち第三作戦室の隊員は朝早くから逃げたスコーピオの捜索をしていた。


「隊長。スコーピオ出現ポイントから半径10km以内を捜索しましたが、特に異常が見られませんでした。どうします?捜索範囲を広げますか?」


 高橋副隊長が捜索から帰投して隊長に報告する。


「そうか、わかったご苦労。…若宮隊員、スコーピオを倒す作戦のほうはどうなっている?」


「はい。昨夜のスコーピオを見る限り防御能力も低く、攻撃射程も短いです。脱皮しはしましたが、そこまでかわらないかと。脱皮はすぐにはおこらないはずですので、昨夜通りの戦い方で問題ないと考えられます」


「隊長!第二作戦室のパトロール隊がスコーピオを発見したとの連絡が入りました!場所は秩父二子山近郊」


 武田隊員が通信内容を伝える。

 二子山近郊。昨夜出現した場所からそう離れていない場所だろう。


「うむ。戦闘隊、集まってくれ」


  隊長のそばに僕たち戦闘隊が集まる。


「先程の通信通りだ。目標は秩父二子山近郊。おそらく、昨晩我々からの攻撃で受けた傷を癒していたのだろう。今度こそ確実に倒すぞ!」


「「了解!」」


 僕は気合を入れ直し、出撃した!


 僕たちがポイントに到着するとスコーピオが真昼の森から姿を現していた。

 スコーピオは一回り大きくなっており、毒針も復活していた。


「元に戻っている」


「脱皮をすると大きな傷でも再生できる生物がいるの。そのためよ」


 泉隊員が解説してくれる。そうか、脱皮とは成長するだけでないのか。


「とにかく早く倒さないと町に被害が出るわ。早く食い止めないと」


 搭乗するウィッシュスター一号機で攻撃を仕掛ける。僕たちの後に続きウィッシュスター二号機が攻撃を仕掛ける。

 真上から平べったい体の中心を狙ってバーミリオンブラスターを連射する。若宮隊員から聞いていたのだが、サソリの心臓は体のちょうど真ん中辺りにあると言っていたはずである。


「よし効いてる!」


「このまま行くわよ!」


 一度上昇すると再度同じ場所に攻撃を仕掛ける。

 しかし、スコーピオもやられっぱなしというわけでもなく、その鋭い毒針を伸ばして攻撃する。

 泉隊員は上手く毒針を回避し、スパイクミサイルを撃ち込んだ。

 スパイクミサイルは体に突き刺さり爆発する。

 大ダメージを受けスコーピオは叫び声をあげる。

  僕たちに続いていた二号機が追撃のスパイクミサイルを撃ち込む。更に爆発がおき、とうとうスコーピオは崩れ落ちた。


『よし。トドメだ!泉、間宮隊員。君たちがやるんだ!』


「「了解!」」


「間宮隊員、ミサイル準備。ロックオンして発射するのよ!できるわね?」


「はい!できます」


「行くわよ!」


 泉隊員は猛スピードで突っ込んで行く。

 スコーピオは最後の力を振り絞り、毒針を突き出すが、泉隊員は難なくかわした。

 僕はスコーピオをロックオンすると、発射スイッチを押した。六つのミサイルが飛んでいき、ロックオンした場所に着弾し大爆発が起こる!

 スコーピオは叫び声をあげて爆発四散した。


『泉、間宮隊員。よくやってくれた。これより帰投する』


「了解!」


 こうして、僕の二度目の実戦は幕を閉じた。



 後日、スコーピオの遺体は回収され、研究機関に送られた。

 巨大化した原因を解明するとのことだ。巨大生物出現の謎を解き明かされる日はいつ来るのだろう?

次回予告

空を航行中の旅客機が謎の巨大な飛翔体を確認した。その正体はハヤブサの巨大生物だった!

次回、我ら、巨大生物特別攻撃隊!音速の翼

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