表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我ら、巨大生物特別攻撃隊!  作者: ひぐらしゆうき
二章 新たな翼
64/128

二十一話 黒き悪魔、再び降臨(3)

『泉!逃げろ!落とされるぞ!』


『こんなのに後ろつけられたらどうしたらいいかわかんないよ!』


 まずい…….泉隊員はパニックになりかけている。どうにかしなければ……。


『俺がなんとか注意をそらす。山内、間宮、援護してくれ』


『了解!』

「了解!」


 高橋副隊長は僕達と編隊を組み直すとデビルクロウへと向かっていく。

 ウィッシュスター一号機はなんとかデビルクロウから逃れている。だが、いつ攻撃が当たってもおかしくない。


『山内、間宮、両翼を攻撃しろ。動きが鈍ったその隙に俺が奴の背後を取り注意を俺に引く。その間にウィッシュスター一号機を退避させてくれ』


『了解!間宮、お前は左翼を狙え!こっちは右翼を狙う』


「了解!」


 副隊長はデビルクロウの背後に張り付くため大きく旋回した。

 僕たちは高度を上げ、デビルクロウの上をとる。

 ウィッシュスター一号機を追うことに集中しているのかこちらにはまだ気がついていない。


『よし今だな!発射!』


 山内隊員の指示を聞いて僕は翼に向かってトライレーザーを連射した。

 デビルクロウの翼からは煙が出て、明らかに動きが鈍った。


「よし!泉隊員!退避してください!」


『ありがとう!助かったわ』


『間宮、山内、泉と共に一旦デビルクロウから離れていろ!瞬間移動のカラクリがわからないことにはこちらに勝ち目はない。離れた場所からならば何かわかるかも知れん。奴をよく見ておいてくれ!』


『『了解!』』


 僕たちはデビルクロウから離れ、散開した。様々な方向から見張ることでカラクリを暴く!

 僕たちは着実にデビルクロウを追い込んでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ