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中卒社長

4月桜が舞い人々は進学、新社会人なと新生活をスタートする時であろう。だが俺は高校受験を失敗してしまい、今日から俺は中卒のフリーターである。

2017年3月初期、俺は不安と言う二文字で頭がいっぱいだったのである。何を思ったのか俺は滑り止めの学校をキープしないで都内で1、2を争うほどのバカ高校1本で勝負していた。あの時の俺は流石に落ちないと自信しかなかったのであろう。だが受験発表間近になると不安に押しつぶされそうになるのだ。

3月中旬ついに受験発表日だ俺は不安でベットから

出るのも苦難であった。その時階段を登る嫌な音が鳴り始めた。

「京介!!あんたいつまでうじうじしてる気そんなモチベーションじゃダメだよ!早く支度して!」

朝っぱらから大声で人の心に土足で入ってくること女は幼馴染の中島葵である。こいつも同じ高校を受けるのである。

「うるせぇな!人が超ナイーブなときに!」

「そんだけ大声だせれば十分よ!早くいくよ!」

葵に制服を投げつけられて渋々いくことにした。

だが不安に変わりはない…もし落ちてたらどうしよう

俺はスクールラブを失うことになってしまう。

そんなことばっかり考えてしまう…

「京介〜!おっはー!」

後ろから大声で走ってくるアホは同じ中学で同じ高校を受ける山下哲也である。

「朝からうるせぇな、人がナイーブな時に…あーまじで死んでくれよなんで俺の周りには皆んな飛び抜けたバカしかいねぇんだよ!」

「ひ、ひど!そこまで言うなよな笑」

「哲也君おはよう昨日はよくねむれた?」

「葵ちゃんおはよう!めっちゃねむれたよ!」

歩くこと15分俺達が通う予定の高校についた。そこにはよくドラマとかで見るあの光景があった。そう掲示板である今からこの中から自分の受験番号を探さないとなると心が折れる…

「京介お前何番?」

「115番号だよ」

「そっかじゃあ俺あっちだからまたな!」

「私もあっちだからいくね」

俺は結局1人で番号を探すはめになってしまった。

周りからは次々とあったーっという声が鳴り響いてくる正直耳障りでしかたない!

「あった!」

「あった!!」

どうやら哲也と葵の番号はあったようだ。あとは自分のを探すだけになった。だから人が多くてなかなか見えない。

「えっと115番は113、114、116?は?え?」

その時俺は自分だけ違う世界に取り残された気分だった。これは地獄?もう自分の頭の中が訳が分からなくなっていた

「おーい京介!番号あった?俺はあったぜ!」

「………悪りぃ俺先帰るわ…」

俺は何が何か分からなくなって学校を飛び出し走り出した。

「京介?京介どーしたの?哲也」

「分からん急に走り出してって」

俺は高校受験に失敗してしまった。受験から1カ月後

今に至る俺は受験に失敗してしまってからずっと部屋に閉じこまって外に出るのもコンビ二に行く時ぐらいである。最初の頃は葵や哲也、他の同級生達も励ましに来てくれたが今はそれすらない。

それからまた半年が経ったある日俺の家に一通の手紙が来た。

その手紙の内容は(横山京介様今回貴方を北島財閥のパーティーに招待します)という手紙だった。

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