これまでのあらすじ
Curse Bound -The WAR Against HERO-
呪われし者ども ─勇者との戦い─
第4章『勇者との戦い』
* これまでのあらすじ *
突如!地球に襲来した高度知性文明連合は、四七〇日の死闘の後、人類側に勝利した!!
さりとて文明連合の被害も大きく、各地で人類は諦める事無く抵抗を続けていた!!
終わらない戦い…。
しかし両陣営の困窮が極みに達した頃、七人の”選ばれし者たち”が救世主のように現れた!
勇者に導かれた一行は、ゲリラ戦で文明連合の支配に楔を打ち込んでいく…!!
文明連合の事実上の最高権力者である中央情報局長官、ポオ・グアイ=ヌンターク。
もはや勇者たちが倒すべき敵は、この邪悪の化身、闇の大魔神を残すのみとなった!!
ところが狂気に駆られたのか、何の前触れもなく勇者は文明連合側に寝返った。
人類は最後の希望を無残に打ち砕かれ、おまけに勇者によって人類側の主要拠点の情報を得たポオは総攻撃を最高評議会に提案!
ことごとく拠点と指導者たちを失い、人類は絶対的な窮地に貶められた!!
またリーダーを失った選ばれし者たちも道を失った…。
敵に寝返った勇者の真意とは?
今、物語は最終章に突入した!
聖路加ガーデンの戦いで文明連合の雷将ヘカ・アルブズダムを倒した虎仙たちは、敵の手に落ちた仲間、雅楽が新宿御苑に囚われていることを知った。