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登録試験 ~ティアと魔弓~



「あのー? そろそろ登録の話を進めても大丈夫でしょうか?」

「あー、はい、お願いします」


 ティアが冒険者を相手に無双してから数分が経った頃、リオン達を担当していた受付嬢が恐る恐る声をかけてきた。ティアの怒りの暴走を見た後では、怯えるのも無理はないかもしれない。


「別にティアももう怒ったりしてないのにな」

「いや、多分、その後のピンク色の空気で声がかけにくかっただけよ」


 ミリルが受付嬢に同情の視線を向けている。ジェイグも似たような表情だ。ティアだけはリオンに頭を撫でられた余韻に浸っていたが……


「えー、それでは登録試験を行います。奥に修練場がございますので、そちらまでご案内いたします」


 同僚に受付を離れる旨を伝えたあと、受付嬢がカウンターを出てギルドの奥へと進んでいく。そのあとを黙って付いて行く四人。ジェイグは試験を受けるわけではないが、見学は自由らしい。


 修練場は思ったよりも広かった。中庭のようになっており、屋根の付いている場所と付いてない場所が丁度半分ずつといった感じだ。地面は全て芝で、奥には弓や銃の練習場もある。修練場の壁際には、訓練用の木製武器や刃を潰した金属製の武器が大きな樽に入った状態で何本も用意してある。他に訓練用の木偶人形なんかもあるようだが、それは倉庫にしまわれているらしい。


 現在はその広さに反して、訓練をしている人はあまり多くない。若い剣士が二人、木剣で模擬戦をしているくらいだ。


「そう言えば、試験官は誰がやるんですか?」


 受付嬢のすぐ後ろを歩いていたティアが訊ねる。試験は中級以上の冒険者が担当することになっているはずだが。


「ギルド内に中級以上の冒険者がいればその方にお願いするのですが……」


 受付嬢が若干言いにくそうな顔で苦笑いを浮かべる。


(まぁティアにビビって全員逃げ出したからな……)


 傍観していただけの連中が何人かは残っていたはずだが、あの騒ぎの後でティアの試験官をしたいと言う勇者は流石にいないだろう。


「じゃあ、あそこで模擬戦してる方たちですか?」

「いえ、彼らはまだ八級でしかないので、試験官にはなれません」


 八級というのは、冒険者のランクで言えば下から三番目だ。冒険者のランクは全部で十級まであり、一級が最高ランクとなっている。


 中級と呼ばれるのは七から五級まで。その下が下級、あるいは見習い冒険者、四と三級を上級冒険者と呼ぶ。二級まで行くと一流冒険者と呼ばれるようになり、その数も少ない。一級は本当にごくわずかしかおらず、超一流と呼ばれ、世界中から注目されるようになる。


 ちなみに初めて冒険者のことを調べた時は、AとかSとかじゃないんだ、と思ったリオンだったが、そもそもこの世界にアルファベットはない。そのため、そんなランク制度ができるはずがないとすぐに気付いた。


「では、試験官はどなたが?」

「ギルドの職員で、引退した冒険者がいるので、その者に試験官を担当してもらいます」


 冒険者も暇ではないので、中級以上の冒険者が捕まらない場合は、ギルドの職員が試験管を担当するらしい。その職員は元三級冒険者なので、引退しているとはいえ試験官としては全く問題ない、とのことだ。


 なお、試験官を固定にしないのは、適性属性による相性があることと、試験官の癖などを研究され、対策を講じられるのを防ぐためだ。冒険者には臨機応変さが求められるため、どんな相手であっても一定以上の実力を示すだけの強さが必要らしい。ただし、試験官の好みで合否を判定されないように、必ずギルド職員数名が立ち会うことになっている。


「連絡はしてありますのでそろそろ……ああ、来ましたね」


 受付嬢の視線を追っていくと、リオン達が入ってきたのとは別の入り口からギルドの制服を着た男が三人、こちらに向かって真っすぐに歩いてくるのが見えた。


 おそらく先頭の男が試験官だろう。見た目は四十過ぎくらい。引退しているとは思えないほどの筋肉が、制服の上からでもはっきりとわかる。楽しそうに目を細めているが、その眼光は獲物を狙う猛禽のごとく鋭い。こちらが子どもと侮ることなく、その力を見定めようとしているのだろう。歩く姿一つとっても、その力の片鱗を感じる。さっき騒いでいた冒険者とは比べ物にならない。紛れもない強者のオーラを纏って、その男がリオン達の前に立った。


「紹介します。彼は元三級冒険者で、名前はギルディス。今回、あなたたちの試験官を務めることになります」

「ギルディスだ。よろしくな」


 人懐っこい笑みを浮かべて、大きく武骨な右手を差し出してくるギルディス試験官。

 そのゴツゴツとした手には剣ダコと、大きな古傷が。多くの戦いを潜り抜けてきた証だ。


「こちらこそ、よろしくお願いします」


 三人それぞれが握手を交わす。何かと素っ気ないミリルも、さすがに友好的な相手に礼を示さないような奴ではない。


「ん? 試験するのは三人じゃないのか?」

「いや、俺はただの付き添いなんで」


 ジェイグを見たギルディスが首を傾げるが、本人が説明したので納得したようだ。


「じゃあ一人ずつ俺と模擬戦をやってもらうが、その前に細かいルールについて簡単に説明しよう。質問があれば、説明の後で聞いてくれ」


 リオン達三人が頷いたのを確認して、ギルディスが説明を始める。


「まず使う武器は訓練用の物を使う。あっちに置いてあるから好きなのを使ってくれ。そっちの嬢ちゃんは魔銃まじゅうを使うみてえだから、あんたは弾を非殺傷系にしてくれればそれでいい。訓練用の魔弓まきゅうもあるから心配しなくていいぞ。もちろん矢もある。魔力矢を使うなら、同じく非殺傷系にしてくれ。あとで嬢ちゃんたちには、あっちの射撃訓練場で遠距離攻撃の腕前も見せてもらうことになるから、それも覚えておいてくれ」


 遠距離武器の場合、戦闘の実力の他に遠くの的を正確に射抜く腕も試す必要があるということだ。その説明にミリルとティアが頷く。


「模擬戦は別に勝ち負けを決めるためじゃなく、あんたらの実力を見るためのもんだから、そこまで肩肘張らなくてもいい。といっても、あんたらは特に緊張とかしてねえみたいだがな」


 ニィッと楽しそうに口元を緩めてギルディスが三人を眺める。試験を受けに来た新人が緊張して本来の力を出せない、なんてことがないようにという配慮なのだろうが、この程度のことで緊張するような者は三人の中にはいない。


「魔法の使用は当然許可する。ただし、属性魔法の多用は避けてくれ。最初に訓練場内のマナが枯渇したら、後の奴の試験が遅れちまうからな」


 場のマナが枯渇すると、戻るまで時間がかかるのでそのための配慮だろう。枯渇という表現を使うが、マナは魔法に使用したからといって消失するわけではない。無色のマナがアウラの干渉によって属性に染まるだけだ。しばらくすると無色に戻るが、それまではそのマナには干渉できないのだ。


 戦いでは無闇に属性魔法を連発するのは得策ではない。枯渇すれば相手も当然属性魔法を使えなくなるので、そういう戦略もないとは言えないが、やはり属性魔法を使えない状況というのは極力避けるのが無難だ。


 干渉速度の問題もある。魔法を使う戦闘には、マナの奪い合いという側面もある。戦闘領域内のマナが限られているうえ、お互いがそのマナに干渉する。ゆえに干渉速度が速い方が当然有利だ。


 しかし、それでマナを枯渇させてしまえばそのアドバンテージが無くなり、かといって魔法を使わないという選択肢はありえない。だから、魔法戦というのは適切なタイミングで効率よく魔法を放つということが重要になってくるのだ。


「模擬戦で怪我しても、ギルド職員に生属性持ちがいてちゃんと治療してくれるから、その辺も気にしなくていい。説明は以上だが、何か質問はあるか?」

「戦闘用魔導具の使用は?」

「あんたらの腕を見るのが目的だからな。悪いが魔銃や魔弓以外の魔導具は使用不可だ」


 その言葉にミリルががっくりと肩を落とすが、他の三人は逆にホッとした表情で視線を合わせた。


「いきなり魔導具でドカンなんてことにはならなそうね」

「さすがのミリルもこんなところで危ねえ魔導具を使ったりはしねえだろ……多分」

「ミリルの”危ない”の基準は俺たちとは違う。油断してはダメだ」


 小声で意思の疎通をする三人。ミリルはそんな様子に気付くことなく、「新作の実験が……」などと呟いていた。そんなミリルの発言で三人が再びホッと胸を撫で下ろしたのは言うまでもない。


「他に質問が無ければ早速始めようと思うが、誰からやる?」

「私からお願いします」


 ティアがギルディスの前に進み出る。試験官が一人の場合は順番になると分かっていたので、余計な時間をかけないよう前もって順番は決めていた。


「魔弓使いの嬢ちゃんか……」


 ギルディスがティアが持つ訓練用の魔弓を見て、楽しそうに呟く。魔弓を使う者は珍しいので闘うのが楽しみなのだろう。


 魔弓というのは、近接戦闘にも使えるように作られた弓である。弓本体は全て金属で作られていて、弓の持ち手の部分が真ん中にあり、上下が湾曲した片刃の剣になっている。当然、弓本体は金属のためほとんどしならないのだが、使用者のアウラによって編まれる弦と魔術による補助によって、通常の弓と同じかそれ以上の威力で矢を放てる。


 一種の魔導具でもあり、通常の矢の他にアウラで形作られた魔法矢を放つことも可能だ。また、本体には魔石を取り付けることが可能であり、それにより自身の属性以外の魔法矢を放つこともできる。


 ここまでの説明だと、「じゃあ普通の弓矢を使う人なんていないんじゃね?」と思う者もいるかもしれないが、実はそんなことはない。


 魔弓は扱いがとても難しいのだ。


 まず魔法矢はアウラそのものを打ち出すため、アウラの消費が激しい。魔法矢を形作ること自体にも、相応の魔力制御の腕が必要だ。制御が下手なものが扱うと、アウラを無駄に放出してしまったり、逆にアウラが足りな過ぎて魔法矢が作れなかったりする。


 また、近接戦闘についても同様だ。なにせ真ん中から上下に刃が付いているという形状のため、普通の剣のように振るうことができない。下手に扱えば、その刃で自分を傷つけることになる。


 ゆえに、魔弓を使う冒険者はあまり多くない。弓を使う者は、通常の弓と近接戦闘用にダガーなどを併用する者がほとんどである。


 ちなみに通常の弓もミスリルを含んだ弦によって魔力補助が可能であり、使用者の腕によっては銃以上の威力を発揮することもある。


 銃は整備も難しい。おまけに通常の銃に使われる火石(火薬のようなもの)はそれなりに高価なので、冒険者がそう簡単に手をだせるものではない。サイレンサーなどは存在しないので、大きな音がする銃を忌避する物も多い。


 銃が存在する世界で弓がいまだに廃れないのは、それ相応の理由があるのだ。


「じゃあ早速始めるとするか」

「お願いします」


 少し距離を置いて向かい合うギルディスとティア。それぞれの武器を構え、油断なく相手を見据える。


 ちなみに、ギルディスの武器は訓練用のバスタードソードだ。


「模擬戦開始!」


 立ち合いのギルド職員が開始の合図を出す。


 それと同時にティアが魔法矢を放った。


 彗星のように尾を引く光の矢が、虚空に白い軌跡を描いて走る。


 それも一本では終わらない。二度、三度と、間髪を入れずにティアが魔弓の弦を引く。


「はっ!」


 自分めがけて真っ直ぐに向かってくる魔法矢に対しギルディスが取った行動は、身体強化を施したうえでの真正面からの突進。その巨体に似合わぬ機敏な動きで、間断なく放たれる高速の矢をギリギリで躱し、あるいは剣で弾きながら、ギルディスがティアに迫る。


 猛然と迫るギルディスにティアはあえて距離を取らずに迎え撃った。


「はあっ!」


 振り下ろされる剛剣。


 それをティアは横合いから魔弓を振るい、ギルディスの剣を弾くことで軌道を逸らす。


 渾身の一撃を弾かれたギルディスだが、その程度で止まるはずもなく、すぐさま振り下ろした剣を切り返す。繰り出された横薙ぎの一撃を今度は弾かず、ティアは魔弓の刃で受けた。


 ティアの力ではギルディスの剣を受け止めることはできない。だから、剣を受けると同時に横に跳ぶことで、衝撃を吸収。ギルディスの力を利用して、距離を取る。


 十メートル程距離が開いたところで、ティアが再び魔法矢を構えた。魔弓へと魔力が収束していく。


「ただ弓撃ってるだけじゃ勝てねぇよ!」


 ティアの戦い方がギルディスには弱腰に見えたのだろう。拍子抜けしたとでも言いたそうな顔でそう叫ぶと、ギルディスは先ほどの攻防と同じく真っ直ぐにティアに向かっていく。


 一見、愚直な行動にも見えるが、その行動はギルディスの自信の表れだ。ギルディスに魔法矢を放っても当たらない。また接近されるだけだ。


 ティアもそれはわかっている。


 だから同じ攻撃を繰り返したりはしない。


「何!?」


 ギルディスが驚きに目を見開く。


 さっきの魔法矢は連続で何本も放たれた。連続で矢を放つ速度と正確さはなかなかのものだったが、ギルディスならばたとえ至近距離から放たれたとしても、回避も迎撃も容易に行える。どんなに早くても単発で飛んでくる矢をギルディスが食らうはずがなかった。


 だが現在、ギルディスの目の前に迫る魔法矢は一本ではなかった。


 三本の魔法矢の同時射出。


 それは高度な魔力操作技術と弓の腕が揃って初めて可能となる高等技術。


 中級冒険者でも使いこなす者はそう多くない技を、まだ十三歳の少女が放ったのだ。


 決してティアを子どもと思って侮っていたわけではない。それでもこれだけの技術を持っていることは、元上級冒険者のギルディスにとっても驚くべき事態だったのだろう。


「ちぃっ!」


 さすがのギルディスも異なる軌道を描いて同時に迫る三本の矢を、直進しながら叩き落とすのは難しい。立ち止まれば迎撃は可能だが、それでは狙い撃ちされる可能性がある。


 それに同時射出が三本までとは限らない。連続でどれだけ放てるのかもギルディスにはわからないのだ。最悪、立ち止った瞬間、十本同時に矢が飛んでくることだってあり得る。


 ゆえにギルディスは素早く横へ跳んだ。


 ギルディスのギリギリ横を通り過ぎ地面へと着弾した矢が轟音とともに地面を抉る。


「三本同時でこの威力かよ……末恐ろしい嬢ちゃんだな」


 放たれた矢の威力にギルディスが慄く。


 この年で同時射出を会得しているだけでも驚きなのに、加えてこの威力である。ギルディスが驚くのも無理はないだろう。


 だが残念ながら、さすがのティアも単発の時のように連続で放つことはまだできなかった。自身の切り札をあっさりと回避されたティアが小さく眉を顰める。


 ギルディスも咄嗟の回避行動によって少し体勢を崩していたが、やはりそこは元ベテラン冒険者。ほとんど一瞬で立ち直ると、大きく地を蹴ってティアとの距離を詰める。


 ギルディスはティアの同時射出を警戒していたようだが、迎え撃つティアの矢は単発だ。牽制の程度の役にしか立たないが、無いよりはマシだろう。


 再び肉薄する二人。今度はティアが先手を取る。


 魔弓による斬り上げの一閃。


 ギルディスはそれを難なく受け止めた。


 間髪入れず、ティアが魔弓を振るう。魔弓の特徴である上下の刃を活かした連続攻撃だ。


 ティアも剣速だけならば中級冒険者並みだが、やはり力では圧倒的にギルディスに分がある。ティアの剣戟の全てをギルディスは難なく受け止め、逆に押し返した。


 接近戦では分が悪いと判断したのだろうティアが剣戟を続けながらも、先ほど受付前で男共を撃退した時と同じように光玉を作り出す。白く輝く光の弾が、ギルディスへと襲い掛かる。


 惜しくもティアの放った光玉は、軽く上体を逸らしたギルディスの顔の横を抜けていく。それでも一瞬だけできた隙を利用して、ティアがバックステップで再び距離を取る。


 しかし……


「なっ!」


 いつの間にか作られていた土壁にティアが背中から激突した。ティアにダメージは無いようだが、退路を断たれてしまった。


 それはギルディスが魔法で作り上げた壁。ティアの行動を予測し、気付かれないように大地のマナに干渉。逃げ道を塞いだのだ。


 発動のタイミングが少しでもズレれば、ティアに気付かれ、避けられていただろう。あれだけの土壁を瞬時に作り出す魔法の速度と、それを絶妙なタイミングで放つ勘の良さは、さすが元上級冒険者だ。


 ティアが土の壁に気を取られた一瞬の隙に、ギルディスが間合いを詰める。


 追い詰められたティアに、ギルディスのバスタードソードが轟という鈍い風切り音を上げて振り下ろされた。


 反応が遅れてしまったため、先ほどのように弾いて逸らすこともできない。ティアはその剣を受け止めるしかなかった。


 だが力の差は歴然。背中の壁のせいで後ろに跳んで勢いを殺すこともできない。


 力任せに押し込まれたティアが、大きくバランスを崩す。


 そしてそれは致命的な隙となった。


「あ……」


 ティアの首に、ギルディスの剣が添えられる。


 勝負ありだ。


「……参りました」


 息を整えたティアが、涼やかな声で潔く敗北を認める。


 こうして、登録試験第一戦はティアの敗北で幕を閉じた。


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― 新着の感想 ―
[一言] この説明だと、飽和攻撃でさっさと属性魔法を利用不能にして強化のみでの戦いを強いれば、強力な魔法使いも磨り潰せるわけか、良い設定ですね。
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