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プロローグ?

俺はなんなんだろうな。分りません

カーン。カーン。カーン。カーン。カーン。カーン。

音が街に響く。

この音は・・・。

「この音ってなんだ?」

俺はボスに訊く。

「おそらく、時を告げる鐘の音だろう。」

なるほど、部屋に置いてある目覚まし時計のようなものか。

「そろそろ大通りに戻るぞ。」

俺は頷いてボスの後についていく。

大通りに出ると、赤い夕陽が沈んでいくのが見えてた

なんか、胸から何か抜けてくような。この感覚はなんなんだ。

人は昼間に比べて少なくなっている。

「空の色が、変わってるな。」

「そうだな。本部の世界は常に夜だからな。」

夜?

「夜の空はいつも暗いのか?」

「そうだ。」

日記に書くことが増えたな。

「俺はどこの世界の人だったんだ?」

「そこまでは知らない。」

ボスはポケットから謎の器具を取り出す。

「それは?」

「堕天使レーダーだ。」

・・・・。ピコンピコンと電子音をならしながら画面が点滅する。

すると急にフゥゥゥゥゥンと鳴って画面が暗くなった

。どうしたんだ。何が起きたんだ。

「何が起きたんだ?この機械は何なんだ?」

「今電池切れになった。この機械は近くの堕天使を探知する機械だ。」

日記に書かないとな。

「電池というのは?」

「・・・・・・。」

急に黙るボス。

「どうしたんだ?」

「来たようだ。」

何が・・・・あたりを見回すと二人組の女がこっちに向かってくるのが見える。

逆光で赤く染まっていた人影が近づいてくるにつれて誰か分かってくる。

あれは・・・・・アオイとウィクってやつだな。確かアオイは堕天使だったはずだ。

「あいつらがどうかしたの?」

とアオイがウィクに訊く。ウィクが口を開いたときに

「堕天使。お前はどう思う。」

いきなりボスが話しかけた。

「何がですか・・・。」

・・・。警戒してるのが見ればわかる。

「警戒しなくてもいい。これをどう思う?」

ボスは苦笑しながらあっちに向かってかけらを投げてた。

それは闇のかけらだった。

「これがどうかしたんですか?」

アオイが訊くと。

「いや、お前はどう感じるか教えてもらいたいのだが。」

ボスは再び問いかける。

「綺麗じゃないですか?」

綺麗・・・・ってなんだ。

「ふっ、そうか・・・・。」

俺は口を挟む。

「何が面白いんだ?」

苦笑しているボスに向かって訊く。

「ん?別に面白くはない。我々には面白いと感じる物がない。」

そうだよな。心がないしな。

「そうだよな。だけど・・・・なんでもない。」

俺はあの時・・・・。

「そうか。」

ボスは呟く。

アオイという堕天使がこっちを見ている

あいつは何なんだ。

「あなたたちも、堕天使なんですか?」

ボスは首を振った。

「じゃあ。なんですか?」

「何でもいいと思うだろ。」

いつの間にかボスは葵の目の前にいた動いた所を見てなかった。

「これを返してもらおうか。」

ボスはアオイの手にのってるかけらをポケットに突っ込んだ。

「あとはどうすればいいか分かってるな?」

ボスが訊いてくる。

俺がコクリと頷くとボスはその場からゆっくりと離れて行く。

俺は確か・・・・・雅也と相手をするんだよな。

相手っていうのは確か・・・・戦うってことだったな。



なんか変な勘違いをしているナインだがやっと本編にはいれ~る!!なんか嬉しいなあ。

これから~↓かな~↑。

どうしても、ナインと雅也たちが同じ世界にいるときデジャブってしまう。


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