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淡きレテの果て〜世界を駆け巡る忘却少女の冒険譚〜  作者: 雪道 蒼細
1章 始まりの旅

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1話 記憶喪失の少女

2026,1,24、誤字脱字修正をしました


 「ラピスラズリ…!トルネード!」


 私は精霊体に変化した状態で詠唱をする。

 するとドラゴンに向かって大きな竜巻が放たれた。

 先程まで炎を吹いていたドラゴンは動きを止め、自身に向かって来る竜巻を飲み込もうとした。

 

 『食べる魔法セイヴァー!』


 だがドラゴンに竜巻を飲み込ませまいとメルロが魔法を放つ。

 メルロが赤い杖をドラゴンに向ければ、白い球体が現れドラゴンの角を食べ始める。


 (メルロ…またあんなゲテモノを。お腹壊さなきゃいいんだけど)


 そんな心配をよそにメルロはもう一つ魔法を発動させ、ドラゴンにぶつけた。

 ドラゴンは竜巻を飲み込むのに夢中になっていたせいで注意を削がれていたのか、体が少しよろける。

 これは好機だと言わんばかりにカシアは薙刀でドラゴンの弱点である尻尾を攻撃する。

 だが、背後に回ったのを気づかれカシアは薙ぎ払われる。


 「ーつ!ピス!そっちは任せた!」


 遠くへ飛ばされながらも、カシアはそう叫ぶ。


 「分かった!メルロ!ラチャ!あんたたちは上からお願い!アザーは私を手伝って!」

 「おうよ!だがカシアは無事?俺回収行こうか?」


 少し心配そうにアザーは聞いてきた。

 「カシアのことだから心配はいらないよ」と言おうとしたが相手はドラゴンだ。

 もしものこともあると考え、私はカシアの回収をアザーに頼む。

 アザーは頷き、一瞬にして私の前から消えた。相変わらず身体強化のせいで足が速いのである。


 「‥」

 

 そんなことを考えながら私はカシアが薙ぎ払われた方を見た。


 (ねぇ、カシア。もうあんたは覚えてないだろうけど、私達の今世の出会いはあの病室だったんだよ?)


 私は戦闘中だというのに、少し頬を緩める。


 そしゆっくりと瞼を閉じ、一年半前の出来事を思い出す。


 私がこの世界をまだ何も知らなかったあの頃のことを


 o○.。o○.。o○


 「…」


 (ここ…どこ?)


 私は重い瞼をゆっくりと持ち上げる。

 まず視界に捉えたのはこげ茶色の天井だった。年季が入っているのか黒ずみや黄ばみが目立つ。

 目が覚めたばかりのせいで頭が回らない。そのままぼんやりと天井を見つめる。


 (そもそも私って誰だっけ。私って何なんだっけ‥なにも覚えてないや)


 昨日のことも思い出せない。

 とりあえずまで体を起こそうと思い、ベッドから上半身を起こす。

 そして何か情報を得ようと目を瞑るが。

 

 (‥本当に何もわかんないや。‥嘘なんで?えっと‥あれ?)


 何も情報を得ることはできなかった。

 段々と寝ぼけていた頭が冴え、恐怖心が増してくる。

 何も知らない場所で自分が何者かすらわからない。こんな怖いことがあるだろうか。


 助けを呼ぶにも、周りには誰もいない。

 八畳のこぢんまりとした部屋に独りぼっち。


 その事実に私は無性に怖くなって私は浅い息を繰り返す。


 「はぁっ。はぁっ‥だ、大丈夫っ!落ち着いて私…っ」


 だが腕をさすって落ち着かせようにも、無音の空間に一人という事実が怖くて余計にパニックになる。


 (どうしよう。なんだか体も熱く・・っ!!)


 体温も上がり、体から何かが溢れてくる。


 (なんだろこっ。箱に入らないものを無理やり押し詰められてるみたいな。それが今出てきそう。溢れてきちゃいそう!)


 どうしたらいいかも分からず怖くなり私は強く目を瞑る。

 もう抑えられない。


 「‥っ!やめて!」


 私は怖さのあまり宙に向かって手を伸ばし、何かに向かって抵抗する。たがそれも虚しく大きな音が部屋に響く。


 バリィィン!!


 次の瞬間、ベッドの近くにあった窓ガラスが割れた。 

 私は驚き目を開ける。

 他にもベッドや床がズタズタに引き裂かれていた。

 まるで獣が引っ掻いたようである。


 「えっ?」


 私は訳がわかなくなり、口を開ける。

 今何が起こったのだろうか。体の熱さは消えたが・・。

 一人で呆然としていると、部屋に大きな声が鳴り響いた。


 「‥!ピス!今ガラスの音がっ!?・・怪我は!??」

 「…」


 男は大きな足音を立て、私のいるベッドまでやって来た。

 この光景に目を見開いているが、すぐに視線を私に戻した、

 男は息を切らしとても心配そうな表情で私を見ている。紺色の髪に翡翠の瞳。目元にクマがあるがとても整った顔立ちをしていた。

 

 「あ。えっと」


 人。私以外の生きている人間に会えた安心感で涙が込み上げてきた。 

 我慢しようにもどんどんと溢れてくる。


 「う、うぁっ」

 「は!?‥何があったんだ?」


 男はギョッとしつつも、私を抱きしめて背をさすってくれた。

 それが無性に温かくて安心した。

 


 * * * *


 ‥そして私が落ち着いた後、男は医者を呼びに行ってくれて私は検査(主に健康状態や種族検査)をすることとなった。

 そして分かったことと言えば私の名前がピスで病名が”記憶喪失”ということだ。

 そのことを医者から聞いたが別になんともない。

 逆に男は複雑そうな表情をしていた。


 (そんな記憶が大事なのだろうか?)


 記憶が無くなっても一般常識は何故かあるので不便はしていない。

 もちろん最初は怖かったが。

 たがおかげで私があの場所で眠っていた理由。目が覚めるまでの出来事を教えてもらった時もすんなり理解することができた。


 :

 :


 男‥カシアの話によれば私は三日ほど悪党に誘拐されていたらしい。

 そんな私を心配して救出してくれたのがカシア。

 私とは職場の同期だったらしく「天種」の一五〇歳だそうだ。(「思ったよりおじいちゃん」と言ったら拳骨を食らった)

 「天種」とは天使と悪魔のことを指す種族。

 だけど目の前にいるカシアは角やら羽などが無いため疑問に思ったが、通常時は出すことができないらしい。

 「身体強化」という種族特有の力を発揮することで角やら羽などが出るみたいだ。

 そして私は「精霊種」。人間と職場には言っていたそうなのでとても驚かれた。

 

 「ちなみに年齢とかって‥?」


 少し気になっていたことである。だか「年齢」という言葉を出した瞬間カシアはビクッと肩を震わせた。


 「すまない。前にピスに聞いたら「年齢を聞くのは変態のすることなんだけど?」とキレられてしまったから知らない」


 カシアは顔を私から逸らしそう言った。どうやら前の私は年齢をきかれるのが相当嫌だったらしい。


 (まぁ一〇〇〇歳超えのおばあさんよと言われるよりはいいか)

 :

 :

 

 あと私の職業についても伝えられた。


 『夜鳩よばと』という”フィディス”を回収をする組織で働いていたらしい。(一応国公認の組織)

 組織の名前の意味合いとしては『闇の中で暗躍し平和を守る』みたいな感じみたいだ。


 「平和のための活動なんだから闇の意味なくない?」

 

 とツッコんだが見事にスルーされた。どうやら触れてはいけないことだったらしい。


 …話を戻そう。


 ”フィディス”という物は古来から存在する石で(いつからあるのかは分かっていない)簡単に言えば奇跡を起こせるけど破滅を呼ぶ石なので被害が出る前・大きくなる前に「夜鳩」がそれを回収するぞー!ってことらしい。


 「じゃあフィディスを壊しちゃえば?」


 私はそう疑問を口する。だがカシアは首を横に振った。


 「フィディスには不治の病を治す力もあり完全除去をするわけにはいかないんだ」


 だそうである。


 (でも治癒に使った人には危害がないのー?とか疑問点があるけど…あとで聞けばいっか)


 それにフィディスを研究機関から盗み世界にバラまく組織もあるそうで「夜鳩」はその組織を追う仕事までしているらしい。

 なんというか‥忙しそうと言うのが「夜鳩」に対しての第一感想だった。

 

 :

 :

 

 「ふぅー。なんか頭パンクしそう。仕事大変そー」


 私はベッドに腰かけ他人事のように呟く。。

 無関係ではないが、あまりにも現実離れした仕事内容だったので現実逃避したくなったのだ。

 

 (普通‥は分からないけどなんで過去の私この会社に就職したんだろう)


 前の自分のことはよく分からないが、とてもクレイジーな人間だったということだけは分かる。

 私が今も人間の立場だったら絶対に「夜鳩」に就職しないと宣言できるだろう。精霊種だと分かり力がある今なら、やる意思はあるが…。

 そんな風に一人で考え事をしていると部屋にノック音が響く。「どうぞ」と返事をすれば男がコップを二つ持って部屋へ入ってきた。


 「‥失礼する。ピス‥大丈夫か?」


 そう言いながら男は私に飲み物の入ったコップを差し出してきた。

 何やら甘い匂いがする。何の匂いかは分からないがチョコレートのような匂いだ。

 

 「カシアさん!大丈夫だよ!私は元気!」

 「そうか。それは良かった。ココアを持って来た。チョコレートを飲み物にしたようなものだ」

 「ココア…ココア‥」


 私は「ココア」という言葉を繰り返しコップの中に入っているココアを見る。

 飲んでいいかというサインで男を見れば「どうぞ」と言われたので、私は渡された飲み物を飲む。

 飲んでみれば口に甘さが広がる。

 とても落ち着く味だ。


 「美味しいか?俺はこの飲みものが一番好きなんだ。…あ。あと俺に敬称は不要だ。俺とお前は同期だしな」


 同期。そう言われて私は思案した。


 (同期…同期同士ってどう話せばいいの??あだ名で呼べばいいの?)

 ※カシアは「さん」はいらないよと言うことだけ言いたかった


 数秒間悩んだ末、こういう言うことにした。


 「じゃあシア!よろしく!」

 「シア‥!?‥まぁいいか。改めてよろしくピス」


 カシアは片手を差し出してきた。握手と言う意味だろう。


 「よろしく…ってそうだ!私シアに聞きたいことあったんだ」


 私は握り返さず、カシアから差し出された手を引っ張り顔を突き合わせる。

 少しばかりカシアの顔が赤かったが私はそんなのお構いなしに、言葉を口にする。


 「呪いが無いって言われたんだけど、それって普通!?」

 「‥‥普通じゃないな」


 カシアの顔の赤らみが消え、とても真剣なものになった。

 否。真剣なものというより真顔の方が近いかもしれない。

 その表情を見て私はショックを受けた。

 

 (…きっと重い病気とかなんだぁ‥)


 私はカシアに言われた「普通じゃない」を繰り返し呟き、先程医者に言われた言葉を思い出す。

 :

 『人間以外の種族には呪いがある。精霊種の場合、感情はあるが表に出せないというモノなんだが、あなたにはその症状が無い。この状態は私も生まれて初めて見た。ふーん呪いがない精霊種なんていたんだねぇ』

 :

 とのことだった。

 「多分病気じゃないからダイジョーブダイジョーブ」と医者には言われたが‥。


 (多分って何なの!?多分大丈夫は大丈夫じゃないと思うんだけど!?)


 もう私の頭の中はこの言葉で一杯である。

 明日死んだらどうしようと考えていると、カシアが突然私の肩に手を置いた。

 俯いていた顔を上げれば、カシアはなんとも言えない表情を向けてきていた。これはどのような感情なのだろうか。「もう諦めろ」という意味だろうか。

 だがカシアの言葉は予想していたものとは違った。


 「呪いの研究はあまり進んでいないんだ。一般研究は主に細かい作業が得意な人間の管轄だからな‥そのため他の種族は研究をあまりしない。だが呪いは人間には無いから研究が捗らないんだ。未知の世界に近い。だからそう悲観するほどではない。ピスが人間以外で呪いが無い種族第一号というだけだ」

 

 そう言ってカシアは微笑む。ぎこちない微笑みだったけれど、無性に「大丈夫」と思えてきた。

 なんでだろうか。カシアには安心オーラが滲み出ているからだろうか。

 

 「ま、そうだよね。私が呪いが無い種族第一号ってだけだもんねー!ふふっ悩むだけ損だったかも」

 「そうだな悩み損だな」

 「悩み損ってこともないけどー。というか人間って呪い無いんだ初めて知った。‥そもそも呪いって何なの?なんで人間以外の種族は呪いあるの?」


 医者にも聞いたが人間だから詳しいことはよく分からないと言われてしまったのだ。

 だがカシアは人間ではなく天種だ。呪いのことも人間の医者より詳しいのではないだろうか。


 「呪いが人間だけに無い理由は俺も知らない。噂では「神に気に入られているから」「神の加護を受けているから」と言われているが信憑性は無いからな。呪いの根源も分かっていない。ただ言えることは人間以外の種族には呪いがあるってだけだ」

 「本当に分かって無いことだらけなんだねー」


 私はカシアの話を聞いて感想を口にする。

 ”呪い”という言葉を聞いて良い印象を持つ人は少ないだろう。

 私だったら呪いを早く解きたくてしょうがない。そのためなら喜んで一生を費やすだろう。自分の次の世代が呪われず幸せに暮らすために。


 「そうだな。ちなみに「天種」の呪いを簡素に言えば天種特有の「身体強化」を使い続けると自我が薄れて別人格になるというものだ」

 

 別人格。その言葉を聞いて私は血の気が引いた。自分が自分ではなくなる。それはどんなに怖いモノなのだろう。

 でもそう思うと同時に私は自分の手を見た。


 (そう言えば今の性格と前の性格‥同じなのかな?記憶があった頃の私の前の私。違ってたら別人格になったって言えるんじゃないのかな)


 そう考えると少し不安になってきた。今の自分は別人に近いのではないだろうか。

 何を定義で私と言う人を言うのかは分からないが記憶を失って”私”という人格が出てきてしまったら、前の私がやったことは全てなかったことになるのではないだろうか。

 努力したものが全て水の泡になってしまったのではないだろうか。

 


 (私って何なんだろう)


 私はコップに入っていたココアを飲み干した。


 そんな私をカシアは静かに見守っていた。


 : 

 :

 

 私がカシアが呪いの説明をしてくれた後、黙りこくってしまったため会話の流れを変えたかったのか、カシアは私に仕事の説明をしてくれた。


 今まで私は管理棟と呼ばれる施設で勤務していたそうだが、精霊種と分かった今現場で勤務してほしいとなったそうだ。

 一応このまま職務を継続するかの意思を聞かれたが、世界のことをもっと知るために私は継続を選んだ。


 (だって記憶が無いままは嫌だし。それに私は過去の私を知りたい。過去の私の想いを知りたい…過去の私が見た世界を私も見て見たい)


 過去の自分と言う表現が正しいのかは分からないが、前の私を知ってみたいのだ。私は私なのだが、どういう経緯で記憶が消えたのかを・・。

 後、世界を見て見たい。まだ知らぬ世界をこの目で見て見たいのだ。


 そう言うことなので私は第五パーティーと呼ばれるところに移籍となった。

 

 「なんで第五パーティーなの?」


 と問うと


 「その班には俺が所属しているのと、前のピスを知っている人たちがいるパーティーだからだ」


 と言われた。


 パーティーは全部で五パーティーあるそう。そして私達第五パーティー人数は六人らしい。

 カシアが五+一と言っていたのが少し気になるが‥。それは現場に着いてから確認すればいいことだ。

 どうせ顔合わせは早くても一週間後くらいでしょ。

 

 ーーと思っていたのだが



 「あ、シア!集合場所ってどこなんだっけ!?」


 私はそうカシアに聞く。ちなみにこの質問をするのは十回目である。

 

 (‥まさか記憶喪失だと判明してすぐ現場に行くと思わないし?)


 カシアによれば「人員不足なのでできるだけすぐ顔合わせをしておいた方がいい」とのことだった。

 どんだけブラックなんだこの会社と心の中で愚痴ったのは秘密である。


 話を聞けば第五パーティーは一昨日管理棟に戻って来たばかりだが、今日の夕方にはまたどこかの地へ出動するらしい。

 私自身怪我はなかったので、今回の出動場所へついて行き現場に慣れた方が今後のためにも良いとも言っていた。


 私がいた病棟と管理棟は渡り廊下でつながっており、渡り廊下を十分ほど歩けば管理棟にたどり着けるらしい。

 その間話すことが無かったのでとりあえず、先程からずっと道をカシアに聞いていた。


 「はぁ。何回も言っているだろう。そこの角を左に曲がってす‥」


 ため息をつきながらもカシアは丁寧に場所を教えてくれる。だがカシアは途中で話すのを止めスマートフォンの画面を見ている。何か通知が来たのだろうか。

 私はそのまま言葉の催促をせずにカシアを見る。

 そんな私の視線に気が付いたのかカシアは顔を上げ私を見た。


 「あぁすまない‥話の途中に。病棟から呼び出しがあった。悪いがピス一人だけで先に集合場所に向かっててくれ。このまままっすぐ歩き、T字路を左だ。すまない」

 「あ。うん」


 カシアは慌ただしそうに言うと来た道を走っていってしまった。


 (病棟から呼び出しだなんて‥大変だなシアも‥)


 カシアの後姿を見送りつつ私は言われた通りの道を進んでいく。 

 先程まではカシアと話をしながら進んでいたが今は一人のためとても静かだ。長い廊下に足音だけが響く。前までは気にならなかった音が今は無性に気になる。

 

 (独りぼっちでもきっと私は大丈夫だから‥)

 

 私は心にそう言い聞かせ道を進んだ。


 自分の手が震えているのにも気づかずに。

 

 【ピス_精霊種_年齢不詳】

 見た目は銀髪で毛先が青色。瞳は青。髪はいつもポニーテールにしており青いリボンが特徴的。 

 記憶が無くなる前のピスはかなり暗かったが、記憶が無くなった後のピスはかなり明るい。物事を楽観的に考えがち。

 何かに夢中になると猪のように突っ込んでいくため、ストッパーが必要。

 人の気持ちにはかなり敏感。暗闇が苦手で一人も嫌い。何やらトラウマがあるよう。


 【カシア(シア)_天種(天使)_一五〇歳】

 紺色の髪に翡翠色の瞳。物静かな青年。仲間思いで心配性。

 真面目な性格で几帳面のためかピスのストッパーを任されがち。

 物事を途中で放り投げることが嫌いで負けず嫌い。(静かに一人で燃えるタイプ)

 かなり世話焼きな性格のため影で「ママ」とあだ名をつけられている。

 

 種族は「人間」「魔法使い」「天種」「精霊種」「竜種」の五種がいます。

 種族検査を行った理由としては種族によって使用できる薬が違うので念のため行ったそうです。

 やり方は簡単。血を検査キットに入れるだけで種族が分かります。

* *

 今までの作品と違いかなり設定を練った作品となっています。楽しんでいただけたら幸いです。

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