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第3話 いざゆけダンジョン部!雷夏、楽天海都、牛頭梢

自己紹介の一応のご挨拶を消化したところで、この先の取り決められた未来予定について……楽天海都はダンジョン部の顧問に質問をした。


「あの先生きょうはどういった用件で……そのダン」

「流石に二日つづけてダンジョンには行かんぞ? まだまだ膜は全快でも肉体的精神的な疲れも溜まっていることだダンジョンが刺激的でたのしみなのは分かるがアッセるなよ新入部員♡」


青ジャージの顧問は腕を堂々と組み質問に対してちゃんと答えた。やがて手の甲を下にひるがえしチャーミングな仕草で男子生徒に指差しをする。


「いやアセ、はぁ……あの、それはよかったすけど」

「てことで今日はダンジョンで決起会だ」


「へ?」「でぇす」


おどろき顔の新入部員男女を数え指差す、最後に重そうなコンビニの袋を片手にあげて先生はガッツポーズを決めた。







第イチ体育倉庫の七色に光る跳び箱から────────青い草原のナカへと移動。


「ソウゲン……なんすかここ?」

「ふふ、聞いて驚くなこれはダンジョン部室チップ(仮称)だ!」

「だ……ダンジョンブシツチップ?」

「あの工場で手に入れた不明チップがあったろ」

「たしか……ありましたね? それが」

「それがこれ、ダーーーーーーんジョン!」

「どゆこと……」

「にぶちん、危険なダンジョンで手に入れた平和なダンジョンということだ」

「平和なダンジョン……それってすなわちモンスターのいないってことですか?」

「そうそう、そうっ! モンスターがいないのは少々未完成で物足りないがこれがすなわちシュワッチ! わたしたちダンジョン部の」


「「ダーーーーーーーーんジョン!」」

「な部室だ、部室チップ」


脚をクロスして腕を大きく開くあのラジオ体操にはありそうでないポーズ。

青ジャージとさっき見て覚えた牛柄ツナギがおくれて台詞をハモり動作も合わせしようとしている。

広がる青い野にどんよりとしたシャボン色の天……それでも何故かそこそこ明るいこのエリア。

ダンジョン部室チップと仮称されたこの何かの切れ端のようにも感じる異質なエリアは、雷夏率いるダンジョン部の部室として利用されることになった。






この青い野の変わった部室で、決起会が開かれて数刻が経った。

ブルーシート上で先生が持ち込んでいた多すぎる茶菓子を頬張り、膝を突き合わせて話す主な内容は雷夏先生のダンジョンチュートリアルの補足で続きであったが。

区切りよくしゃべり終わると突然一人伝言を言い残して……青い元気の塊はこのエリアを発ち────────

ぽつんとそこに残されたのは高校1年生男女ふたり。

その距離は文字通り膝を突き合わせる程近く、それよりも今密になっている……その箇所は膝だけではなく、ふたりのカラダが密着している。


「なな、なんでぇ…」

「なでるのはどうぶつだからでぇす」

「ああぁちょ」


突然黙してまじまじと見つめ近付いてきた長身の牛柄ツナギに……やがてゆっくりゆっくり追い詰められ捕まってしまった男子生徒。

訳が分からず逃れようとするがしかし回り込まれ……気付けば背後に密着されて捕まっている。

なでなでと彼の体を後ろからシャツ越しにまさぐり、後ろの彼女のスキンシップが徐々に盛り上がっていく。


状況がこう陥る前に2人に言い残されたありがたい言葉がある、雷夏先生のお言葉が。


『ダンジョンで大事なのは事前の準備だ。つまり持ち込みの食料水、薬や湿布類等の補給物資のことを言いたい。ダンジョンの仕組み上この人数では後から輸送できるような兵站手段は現状ダンジョン部にはほぼないに等しいおやつ代の決められた片道旅行だ。そこで先生は閃いた回復系男子生徒くんのDオーラ♡で自家製の回復薬が作れればいいと思ってな。ふふそこでのそこでだ男子生徒くんのお世話係を先程散歩がてらスカウトしてきた彼女にその一端を任せてみた。なんでも部員であるキミのことを話したらダンジョンだけでなく人間の男の子というどうぶつに興味があるらしくてなミドリ農業高校の生徒とあってどうぶつにも人間にも分け隔てなくやさしいだろう? てことで、先生はちょっとダンジョンで一発ヤッてくるから今日は1ねん新入部員どうし仲良く交流──青春してみたらどうだ!』


どこかへ駆けてゆき雷夏は先刻ひとり消えた。赤い目でまじまじと見ながら告げられた男子生徒は耳を傾けたものの、話す内容の半分も結局分からず……。


「なでなでなでなでぇす」

「ほああぁ♡」

「はーいどうぶつ大人しくなぁる」


まさぐるなでなでがつづく。前かがみになっていく体がブレザーを脱がされ解放されていく。胸やおなかを飼育員の彼女に全体的に撫でられどうぶつの彼はじんわりと火照っていく。


もはや逃れられない、いつまでも長身で密着しなでてあたためられる。

灰髪の彼女の言葉通りにどうぶつ男子生徒はそのぬくもりととても心地いいなでなでに囚われて、大人しくされてしまう。


「なでなでなでなで──なでなでなでなでぇす」

「あああぁ…」


男子生徒はどんどんと前にかがんでいくが、それにむにゅり……ツナギごしの豊満な胸を当てながら密着し直し、同時に彼女の発する平坦ななでなでボイスが耳元でやる気のない念仏のように流れつづける……。


「なでなでなでなでなでどうぶつなでなで」


きもちよさそうに男子生徒は脱力する。背後に未だ密着する彼女にあたため抱かれながら、その柔さに沈み込み浸っていく。

そんなすっぽり彼女の体胸元におさまった、どうぶつの頭をまたうしろからなでなでと愛しかわいがる。


初対面の2人は人間の距離というよりは愛玩動物の距離で、からだを撫でる毛を撫でる抱きかかえる…心地いいスキンシップの数々はゆっくりゆっくりつづいていった……。









「というわけで牛頭梢でぇす」

「楽天海都……ですっ」


アレから間を置き彼女にほいっと手渡された気の利く水をありがたくもらい、飲み、無事生き返った彼。

改めて互いの自己紹介をし直し真の交流イベントが始まっていた。今度は順番とばしの過度なスキンシップはなく……男子生徒は女子生徒のあまり動じない灰色の瞳といざ向かい合い。


「ミドリ農業高校畜産科学科の1年でぇす」

「はぁ……あの」

「おぉ?」

「えっと、色々トラブルやらききたいことはあるんすけど……なんでそのぉはなれたミドリ農からはるばる緑蜜まで来てダンジョン部に?」

「んーー、いきなし難しいならくてんかいと」

「え? ごめ」

「んーー。ぶっちゃけそんなに農業高校ヤリタイ事じゃなかったぁ? からでぇす」


右手でおもむろに形作るピース、おどけた素振りで真正面を向きなおし灰色の瞳は彼に目を合わせ答えた。


予想外の返ってきた答えに、彼は両手を上げカラダを後ろに反る。

あまり人生で出したことのない驚きのリアクションを見せてしまった。

彼女自身が何を思って行動しようがそれはそれ彼女牛頭梢という人間の性格の一部と納得しつつも、やはりさっきの発言は衝撃であり……。


「ええ!? そ、そなんすね……それは……でもっ! ダンジョンの方がやばくないすか……あのー先生がいないぶっちゃけここだけの話っすけど俺、昨日ダンジョンで気味悪い鼠人形の大群やら赤い帽子かぶった工場長とかいう巨人に、特に巨人はほんともうやばくて! 先生と一緒に襲われてはっきり言ってなかなか死にかけました……そのッ、命はんぶんぐらい削られた…みたいな──!」


鬼ならぬ先生の居ない内に……

ダンジョン部の新入部員になるつもりの彼女に昨日のダンジョンチュートリアルの恐ろしさを少し先生に申し訳なく思いながらも、楽天海都は詳らか感情豊かに告げていた。


「おぉ? まじぃ? おぉ。ほほ。工場長なにそれ? んーー、でも生きてるじゃん」


彼の話を聞き止めていたピースを倒し彼女の二本の指が見つめる彼の黒目に、離れて突き刺さった。


「え?」

「なんか退屈しなそうじゃん、あの目ん玉ギラギラな先生もらくてんかいとも含めて、ここっそんな雰囲気でぇす」


右前方にピース、左側頭にもピースを、合わせてダブルピースをおどけて披露。

牛頭梢彼女なりの感情MAX値をノセたような素振り表情で明るく答えた。

マイナス要素を伝えたはずが、そんなのどこ吹く風か、そのゆるっとちゃらけた返ってきた同学年女子の新鮮な反応に海都は面を食らってしまった。


「退屈はたしかにしなかったっすけど……いやぁはは、でもやっぱ死にかけた気がぁ」

「そんなたのしそうに死にかけたって言うんだ」

「え」


座ったままぐっと前に乗り出し、灰色の瞳が不意に接近し覗き込む。

よく見るとキラキラと光る灰色星があり、彼女にじっと見つめられて何かを言い返そうとしたが、適した言葉が見つからず。海都がふと思い返して見つかったのはついきのうの……工場のアオい爆発花火と先生のギラつく赤い目であり……。


「いやーやっぱたのしくは……イノチがかかって」

「おぉ、イノチたしかに? でも、それはみんなそうじゃない? おぉ?」

「いやぁ……たしかに……先生も……あ…そっ、すね?」

「うん。だとおもう、でぇす」


また彼は深く思い返してみる雷夏ちゃん先生は確かに戦闘中に素人の生徒を叱責したり命がけであったと。でもくらーい感じは終始なかった。

いくら考えても出てくるのは明るい表情や……数度あった強制的な押し倒される……。


楽天海都の脳が計算処理した結果────雷夏ちゃん先生はやはりおかしいのではないかと、苦笑いを浮かべてしまう結論が出てきてしまった。


「いややっぱ懸けてるイノチの重みが違う感じが……それに俺ダンジョン部入ってないと思ってるんですけど」

「んーー。それは牛頭梢じゃなくて先生の前で言った方がいいとおもう、でぇす」

「ご、ごもっともで…………いえるかな……」


ギラついた赤目の前ではソレは言えそうにない。

思ったよりよくしゃべってしまった楽天海都と牛頭梢の1年どうしの気さくな青春交流イベントはつづく。







「その牛柄のツナギってどこで」

「おぉ? これダルメシアンでぇす。ちっちっち」

「ええ!? ダルメシアン!?」

「ナニがだるいしあぁんなんだ? 雷夏ちゃん先生のご帰還だぞ」

「え、先生!? もう帰ってきたんすか!」

「おぉ。もぅ。あっちゅーま」


その後雑談が意外にもこのタイプのなかなかに違う2人の生徒の間に続いていたところで────突然座る男子生徒の後ろから現れ帰ってきたあのお方。

コンビニの袋片手にちょっくらダンジョンへと出向き無事帰還、すこし汚れほつれた青いジャージ一式を纏う雷夏ちゃん先生がいる。

生徒たちはパッと、のそっと、それぞれ憩いとまっていたブルーシートの陣から立ち上がり、たわいない会話に不意に割り込んできた先生を驚きつつも出迎えた。


「もうぅっ♡て牛柄だけにお邪魔だったかァ、初々しい青春劇の? ははははふふ」

「ダルメシアン」「ダルメシアンっすね……」


「なんだと……」


牛柄のツナギはダルメシアン。グレーのショートカットに似合っている。

牛頭梢は自慢げに胸の辺りの生地を両手で摘み伸ばし、その柄を主張した。







「先生この急にとんできた青い鳥なんですか……知ってます牛頭さん?」

「んーー……あはは。無知無知のぉ~~しらないでぇす」


鳩くらいの大きさの青い鳥が羽ばたいてやってきていた。

少し距離を取りながら、不用意に近づくと飛んで逃げていきそうな、だけども遠くないまだ打ち解けていない公園の鳩のような間合いに。


「あぁこいつはだなっ、そらっ────」


先生がごそごそとコンビニのレジ袋から取り出して投げ捨てたチップを、鳥はシャープな嘴で野から拾い上げ天を仰ぎソレを飲み込んだ。


「おやつ(チップ)を食べる! ふふかわいいだろ」


両手にドヤッと腰を当てその食事シーンを笑顔で先生は見つめている。生徒たちもまた各々の表情で、バードウォッチングを共に。


「おぉ食いっぷりぃかわいいねぇ」

「……食べる? なんで……そもそもなんで青い鳥が……」

「なんで? それは──」


「「ダーーーーーーーーんジョンっだからな!」」


散々見たような気がするあのポーズ、何故か牛頭梢もぴたりと合わせることができた。目と呼吸を合わせて仰々しい合図をしたからだろう。

並び立ってそれをこちらにじゃーーんと恥じらいなくかつ自信ありげに披露する。そんな彼女らの無駄なことを無駄に頑張っている様を、海都は無反応といかずなんとか笑うしかなかった。


「はははおっと? そらっ────」


おねだりの視線にチップはばら撒かれる。雷夏、27歳、ケチではない。







満腹で満足したのか青い鳥もどこへと飛び去り、ここにふたたび3人集まったところで話は次に。

海都は牛頭梢にも漏らしていたそもそもの問題を切り出しづらそうにしていた。

だがしっかりと自分の顔を目を覗いてくる先生の、やはりあの少々うるさいギラつく赤い目を見て……すこし曇るトーンで彼は切り出した。


「あのー先生俺……ダン」

「あぁそうだ! これが土産だ」

「え」


生徒の顔を見つめて思い出したのか、拳をひろげた手のひらにひらめき叩き、ジャージのお尻ポケットからごそごそと音を立て、取り出した。


「回復系男子生徒くんお前の今後扱う武器はまず何がいいかと思ってな、やはりこれ、スタンダードなハンドガンを積極的に使うのが良いと思った。なかなか初陣でアレだけ怖気ずかず引き金を引くことはできないものだぞ? ちょっとした才能だな」


右手から右手に受け渡す。何も買ってもないのにお釣りでもぎゅっと渡すように、手が離れたときにぬくもるチップが7、8。

話す内容からハンドガンのチップをまとめて集めたものだと想像できた。


受け取ったまだぬくもるチップは自分のものというよりは先生から授かったもの。

握り込めず……口をぽかんと開けながらその手の上で重なる欠片をながめて、やがて顔を上げおもむろに先生の方を見た。

先生はそんな彼にゆっくりと一度頷く、自信満々に明るい顔がそこにある。


「俺がちょっとしたサイノウ……」

「あぁ回復系オーラスキルも含め才能はひとそれぞれダンジョンには分かりやすくあるものだぞふふ、てことだ──ほい牛頭梢にも新入部員歓迎チップを配ろう」

「おぉめっちゃうれしい」


新入部員歓迎チップという名のプレゼントを手と手で触れあい受け取る。

それでひとつ用は済み、近づいていた先生は何故か少し後ろへと戻る。

そして二人をじっくり並べて見据えれる位置に股を開いて、堂々と佇む。


「てことで、さぁダンジョンだ!」


「え?」「ギラギラ」


ぐっと握りしめて見せつける左拳、表情はアツくうるさく、燃える赤と青がギラついている。







舞台はもう自陣の平和な青い野ではなく、ダンジョン部は切符チップで乗り継ぎ乗り継ぎ見知らぬツギハギされた旅路を進んでいった。

そして────────




「こ、このタイミングでッ【熱熱(あつあつ)クレープグレープ弾】」


先生に倣い出来るだけ手早くを心掛け狙いすました。

手持つハンドガンから赤い一粒が飛んでいきやがて展開する赤い膜が鼠人形を包み込み、急激に上がった熱量で蒸し焦がした。巻く膜クレープグレープ弾を回復から攻撃へと転換アレンジし閃いた熱熱な一品。


「んじゃ。【牛頭(ごず)ーカ】」


いかしたダルメシアン柄の戦闘着を身に纏い……右肩に担いだバズーカ砲から発射する────灰色の牛の頭。形成されたオーラは着弾し灰色に中規模爆発し敵を2、3まとめて屠る。ミドリ農業高校1年牛頭梢記念すべき最初のDスキルチップが扱いやすく手堅い威力を見せる。


「【伸槍(しんそう)】」


槍が切っ先のそのまた果てへと伸びる、そしてただただシンプルに黄色い鼠を貫き出来上がる鼠の串刺し肉。雷夏ちゃん先生の槍技のひとつである。刀技とは一味コンセプトを変えているようだ。


パリンパリンと爽快な音が重なり合いイエローの綿が散っていく。


ぱんっと右手後ろに反動を受けながら伸びた赤い槍は縮み、如意棒のように手ごろな大きさへと戻った。パーティーの一連のDスキルチップの攻勢の出来栄えに、顧問は白い歯を覗かせる。


「よぉし、よくやった今だ進め!!!」

「おぉ。シンゲキ!」

「ハイーーーー!!! ってなんでまたネズミで工場!?」

「相変わらず戦闘中の質問責めが大好きで得意のようだなカイト生徒くん、ここはもうダンジョンだからなーーーー! ふふイクゾッ絶対的先生を援護しろ!」


ダンジョンに挑み切符チップで誘われてきたのは……またもや海都と夏ちゃんコンビの既視感のある工場のステージ。

コンベアに運ばれ生産されていく黄色い鼠人形の大群を相手に先生の指示のもとに生徒二人は付き従い動く。

挑む、今度は3人で。

緑蜜高等学校ダンジョン部、雷夏、楽天海都、牛頭梢。

絶対的な青髪青ジャージの背を頼りに、不気味なダンジョンに潜むモンスターを共に討ち倒し元気に声を張り上げ三人は進撃していく────────。

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