月とお餅
幼い頃の私は頭でっかちの屁理屈屋でした。
月でうさぎがお餅をついている。
有名な逸話ですね。
幼い私は思っていたのです。
「そんなに餅ばっかり、量産して、どうすんの?」
私は想像したものです。
そもそも、もち米をどこから持ってきているのか?
栽培...月の裏側は見えないって言うよな...。
私の脳裏には一面稲穂が広がる月の景色が浮かびました。
自家栽培(?)の手作り餅...プレミア感あるわ…。
更に想像しました。
きっと金星辺りから、注文が来てるのだわ...。
お餅の食感を損なわないような、特殊技術があるのだわ!
と。
アホな子ですねー。
すっかり、大人になったいま、月を見上げて思うのは...「月が綺麗だなー」です。