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山田と田中  作者: やまたなか
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いかついきみとかわいいおれ

ゆるいふたりのゆるい日常。

たぶん、クラスメイトだったらずっと話さなかったであろう2人がたまたま同じ職場で先輩後輩になったことで、

ふとしたきっかけから絡むようになって……。


BL展開はありません。

モデルはいますが、あくまでも創作オリジナルです。


***********


「たなかー?」

「なんすか??」

目の前にいるのは俺より10センチほど背の高い細い男。

髪色はシルバー、ジャラジャラと重そうなアクセサリー。

指にはゴツめの指輪が複数。

薄い色のサングラスに、黒の上下。


いかつい………。


反面、俺はというと年齢を一発で当てられたことはない

童顔。可愛いとか綺麗とか女顔とか言われるような顔面。

160代半ばの身長。

そして人見知り、口下手、陰キャ。

ボーッとしてるだけなのに、

憂いがある表情で何かを考えていると思って

話しかけられない。との声が多数。

いや、そっちから話しかけてくれないと

俺からは行けないから!!と心で訴えるも、

大抵気がついてもらえない。


近寄りがたい男子。


そんな2人がなんで仲良くなったかといえば。


あれ………なんでだっけ。


「ねぇ、田中と俺ってなんで仲良くなったんだっけ?」

「え、俺のことちゃんと仲良しだと思ってくれてたんすね」

「いや、今その話してない」

「めっちゃ嬉しいなー」

チャラくていかつくて、近寄りがたそうなこの男が、

仲良しって言われただけで、くしゃっと嬉しそうに笑ってる。

それがちょっと不思議だ。





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