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もしも僕が天才だったら

作者: 藍田 傑
掲載日:2021/01/23

少し詩に近いものになってる気がします。

長い物を書く時間があまりないため、短いものを幾つか、

作りながら方向性でも決めていこうと思います。

感想をお願いします

もしも僕が天才だったら。

そんなフレーズが学校で流れていた、天才ってなんだろう、

頭のいい人だろうか、人の気持ちがわかる人か、

それとも、全てを完璧にこなせる人だろうか。

多分僕は最後だと思う、もし僕がそんな人間だったら。


そんな世界線の話をしよう。


僕は天才だ。

運動も勉強も他人の何倍も出来る、それに人の気持ちだって、

考えればすぐ分かるし、何を求め、なんと言って欲しいのかすら分かる。

勿論そんな僕はモテているんだろうって、?

そんなことは無い、相手の気持ちは分かるさ、

だからと言って相手の求める答えばかり言う訳じゃない。

相手の事を考えた結果だ。それでも彼らにとって僕は、

嫌な事を言ってくる、都合の悪い人間なのだろう。

彼らは、いや、周りの大人達はよく僕にこう言う「行きずらそうだな」、

僕からすれば、相手を持ち上げる為に自分を下げる大人の方がよっぽどだ。

それでも彼らにとってそんな人生は幸せなんだろう。

理由なんて、分からない。人それぞれだと思う、

結婚している人は妻や夫がいるだけで幸せなんだろう、

子供がいる人もそうだ。その幸せの話を為だけに他を犠牲にしている、

僕はそう思うようになって行った。

ある日、父親に言われた、そろそろ大人になれと、

「誰かにとって都合のいい人間になることが、

大人になることか」と、僕は安っぽい漫画のような事を言った。

大人と子供の違いはなんだろうか、多分そこに僕の疑問の答えはあるのだろう。

初めに浮かんだのは経験だ、しかし、経験なんて人それぞれだ、

良い経験してきた奴が一概にいい大人では無い。

ならなんだ、いる位置が、社会的立場だろうか、

仕事場にいるとやっぱりそうなっていってしまうのか。

これはあながち間違ってはいないのかもしれない。

考えて見れば学校もそうだ、先生や強いやつ、権力を持ったものに、

近づけば僕の地位は安泰だ、そうやってきっと思想が出来上がっていくのか。

学校から始まっていたのだ、そして僕達は知らないままに入れられ、

成長し大人になっていく、気付いた人間は、行きずらそうだと、

都合の悪い人間だと言われ腐って行く。

そうして僕は学校に行くのをやめた。

僕は間違っていたのか、世界が間違っているのか、

多分僕だろう、正解は世界なんだから。

今の世界は今までの正解で作られてきた、

その正解は、時代によって違うが、少なくとも共通することがある。

誰かにとって都合が良いのだ、そうやってできてきた。

僕はその時初めて思った、ただ流されて、誰かのために生きている方が幸せなんだろう、だからみんな何も言わないんだ。

天才は幸せとは程遠い、いや、「人と違うと」幸せとは程遠いなのか、

そう思って僕は天才をやめた。

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