法術師の救援
連投……何話目だ?
5かな。
ともかくよろしくお願い致します。
苦しむ魔理沙。
矠が勝負が実力外で決まることを恐れてか、声をかける。
「おい、魔女よ。大丈夫か?」
「(し、しょう・・た・・すけ・・・)」
と、その時魔理沙の胸元でブローチが光を放ち・・・ナハトが現れた。
彼は周囲を見回しながら話し出す。
「弟子の危機、を条件として転移術を仕込んだが。やれ、無駄話の暇は無さそうだ。法術『一蓮托生』。」
途端、魔理沙が正常に呼吸を始める。
「し、しょう、?・・・悪い。助かったぜ。」
「弟子を護るのは師の務め、と言いたき所であるが・・・私は故あってこれ以上派手には動けぬ。我が弟子・・・魔理沙よ。立ち向かうも良し、逃げるも良し、好きな選択をするが良かろう。責任は私が負ってやる。」
そう言って、石段に腰掛けるナハト。
魔理沙は八卦炉を握り直し、宣言する。
「勿論私は立ち向かうぜ!じゃあな師匠!また後で!」
そう言って飛び立つ魔理沙。
ナハトは、ボソリと呟いた。
「ただし、後悔の残らぬ様に、な。」
「・・・・・。」
ナハトが特に何もしそうに無いと判断し、飛ぶのではなく、走り出す矠。
しかしその速度は、魔理沙にも追いつこうかと言う程。
「・・・ふむ、あの剣士ならば多少は役に立とうて。されど時間稼ぎには彼奴一人では足りぬな・・・。我が弟子の活躍に期待するとしようか。やれ、私が若者の負荷に耐えられるか否か、いや、よそう。その時は・・・諦めるしかあるまいて。」
そう呟き、彼は石段に座り直した。




