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強大なる波動
連投四話目。
お納めください。
その頃。
太刀とナイフは幾度となく、交差していた。
咲夜が銀のナイフを無数に飛ばし。
妖夢は切り捨て、太刀を浴びせる。
「あらゆる角度からナイフが飛んで来る・・・何と面妖な!」
「あら、その全てに対応し切れる貴方に言われたくありませんわ。」
そして戦況が膠着状態となった頃。
衝撃波の様なものが飛んで来て弾幕ごっこ専用の結界が、ぐちゃぐちゃに潰され、消えた。
それと全くの同時。
飛ぶ剣戟と高出力の魔法が飛び交っていた戦場にも、その衝撃は響いた。
「この小生が当てられぬとは・・・やるな!魔女!」
「こっちの魔法を斬りながらよく言うぜ!」
そう二人が言葉を交わした瞬間、妙な衝撃が二人を襲う。
「ぬ?何だ、今のは?・・・ふむ?」
平気そうな矠。
軽く刀を振り、調子を確かめる。
それに対し、魔理沙は。
「・・・く・・・・かはっ・・・!!」
まるで空気の無い空間に放り出されかの様に、喉を抑えて苦しんでいた。
「(や、ばいぜ・・・こ、れ)」
「何ッ、魔女よどうした!」
「(・・・・し・・・ぬ・・・・・)」




