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妖々夢3面=Talk 人形使いの夜
吹雪の中を勘だけで飛んでいた霊夢と刃は魔法の森上空で人形を隣に浮かべたアリス・マーガトロイドと腰に剣を佩いたジーク・クロードの二人と出会った。
「ん?ジーク、か?」
「オヤ、矢川サン。お久しぶりデス。」
挨拶を交わす二人。
霊夢とアリスも話し出す。
「アンタこの異変について何か知らない?」
「さあ?春度が人為的に集められてる事ぐらいかしら。」
「ふーん・・・。」
霊夢は考え込む。
その間に、刃とジークの会話が響く。
「お前も霊力を使えるってェのか?ジーク。」
「アー、これはデスね。魔法デス。」
「魔法?あァ、魔理沙が使ってた奴か。」
「魔理沙サンが誰かは知りまセンが、多分そうデスネ。オット、アリスサン待って下サイ!アー、まあ、また会いマショウ。」
「おう、またな。」
会話は終わったとばかりに家に入るアリスと、両手に荷物を持って、それを追うジーク。
霊夢は暫しの思案の後、上空を見上げた。
ジークに別れを告げた刃が霊夢に声を掛ける。
「どうするんだ?霊夢。」
「私の勘では向こうね。ついてきなさい。」




