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紅魔郷5面 紅い月に二人の従者を

前書きやで

さて、館に入った霊夢と刃だが。

二人は魔理沙とは違い、妖精メイド達の妨害を受けていた。


「ちッ、妨害が激しいな。」

「そうね。でも私の勘ではこっちよ。」


妨害が激しい、などと言いつつも危なげなく妖精メイド達を撃ち落とす刃。

そして討ち漏らしをお祓い棒で叩く霊夢。

二人の前に、突然人間のメイドが現れる。


「貴女が博麗の巫女様ですね。もう一人は誰だか存じませんが。」

「オレは刃。霊夢の補佐だ。」

「左様でございましたか。」


刃の自己紹介を流すメイド。

そしてしばらく黙っていた霊夢が口を開く。


「アンタなら話が通じそうね。この霧、止めてくれない?迷惑なの。」

「お嬢様に申し上げて下さい。私にそうする権限はございません。」

「じゃ、呼んで来て。」


と、霊夢と咲夜がそこまで言葉を交わした所で御堂が廊下の角から現れる。


「ちょ、置いてかないでくださいよ、メイド長!一応は俺も仲間なんですから!」


しかし彼は無視される。

それもそのはず、彼は結構遠くにいる。


「貴女はお嬢様に会えません。それこそ、時間を止めてでも時間稼ぎができますから。」

「ふん、時間稼ぎ?勝てる訳じゃ無いのね。」


そう言って、霊夢と咲夜が弾幕ごっこを始める。

さて、走って来た御堂はそれを見て。


「お、戦闘ですかい?じゃ、俺は補佐と戦いやしょうかね。いざ尋常に勝負、でさぁ。博麗の巫女補佐―――刃!」

「面白れェ。弾幕か?実戦か?好きな方を選べ、執事!」


そして、二人と二人で勝負が始まる。

御堂が選んだのは、実戦。

彼は懐から拳銃を取り出す。


「なッ!?」

「卑怯だと言われてもメイド長と巫女が戦い終わるまで待って頂きやす。弾丸は貴重なんで、こちらとしても撃ちたくはありやせんからね。」

「ぐ、拳銃ハジキを持ち出すとはそれでも男か!?」


挑発する刃に御堂は肩を竦め、こう返す。


「俺は若には逆らえやせんから。」


膠着状態の御堂と刃。

だがメイドと巫女はそれなりの動きを見せていた。

初手からスペルを一枚切ったメイドと、それを難なく躱した巫女。

両者は舌戦も同時に繰り広げる。


「アンタはスペルを使って、私は無傷。さぁ、どうだ!」

「その程度で何を粋がっているのです?まだまだです。二時間前に出直して下さい。」

「そう、なら少し本気を出すわ。」


そう言って霊夢が、スペルカードを取り出す。

両者の間に走る緊張。

霊夢はカードを掲げ、宣言する。


「夢符「封魔陣」!!」


途端、霊夢から撃ち出される多数の護符。

それらは枝分かれし、かつ連続しており、避けられるスペースを小さく区切り、小部屋を作る。

それらは更に少しずつ回転、小部屋が移動する仕組みになっている。

そして追加で撃たれる、同心円状の弾幕。

咲夜は退屈そうにこれを躱す。

そして、スペルが終わる。


「・・・博麗の巫女って言うのはこの程度で務まるものな、のッ!?」


ハァ、と溜息をつく咲夜を霊夢の通常弾幕が急襲。咲夜はこれに被弾する。


「スペルが終わったからって油断しないことね。さ、刃。行きましょ。」

「お、おう。でも執事が・・・。」


そう言う刃に、御堂はヤケクソ気味に言う。


「通れ通れィ!メイド長が負けた時点で弾幕を撃てない俺に止める手段はありやせん。それにこれを使うのは今じゃない、と若も言ってやしたし。」

「ね。さっさと行くわよ。」

「・・・わかった。」


霊夢と刃はまたしても、步を進めた。


後書きでっせ

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