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普通の魔法使いと普通じゃない師匠

とーこーだよー☆

短いけど許してくだしあ

ここは魔法の森のとある家。

整理整頓された部屋に、金髪の男女がいた。

少女は黒い帽子に白いブラウス、黒い服に白いエプロン、と白黒の服を着ている。

また、(ほうき)を持っている。

彼女は霧雨きりさめ 魔理沙まりさ。普通の、魔法使いである。


「なあ師匠、『スペルカードルール』って奴が出来て、異変が起こるって話だがどう思う?」


そう、魔理沙が問うと、男・・・少年、と言うには年を取っているが、青年、と言うには若い見た目のローブを着て杖を持つ者が、言葉を返す。


「そうさなぁ、私個人としては、若者達と妖怪達は元気だ、と思うばかりさな。」

「ふーん。『ナハト』としてじゃなく私の師匠としての見解はどうなんだぜ?」


師の返答に、つまらなさそうに相槌を打ち、質問を変える魔理沙。

師の名はナハト、と言うらしい。


「ふむ、(しか)らば師として告げる。これは()い機会だ。どうせ『弾幕ごっこ』で死ぬ事は無いのだろう?私の予見もそう告げておる。行ってこい。」

「言われなくとも、だぜ!」


師に行け、と言われた魔理沙はやる気に満ちた返事を返す。


「ふむ、子供が元気なのは良い事さな。」

「子供じゃねーぜ。」

「そう言うておる内は子供だ。ほら、私の予見から大きく外れぬ内にく、け。」

「へぇへぇ、見た目はそう私と変わらないクセに・・・。」


そう言いつつ魔理沙は箒に(またが)り、とんでもない速度で飛んで行った。

後に残るのは巻き上がった紙が数十枚とローブがバタバタと音を立ててはためいている師のみ。


「やれ、行ったか。・・・私は師として仰がれるには不適当なのだがな。いや、今更詮方無い、か。」


師はそう、独り言を残し、奥の部屋に入って行った。


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