表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/147

人形使いの家

「アイェェェェェ!!?」

「ちょっと、落ち着いて、ジーク。」


叫ぶジーク、なだめるアリス。


「落ち着いてられマスか!?飛んでるんデスよ!!sky()を!!?」

「シャンハーイ」

「ちょっと、私がジークを連れて飛ぶのは初めてじゃないでしょう?」

「いや初めt「そろそろ飛ばすわよ。」アィェェェェェエエエ!!!??」


それが十分前。

現在ジークは。


「aaaaaaaaa........」


アリス宅の椅子でぐったりしていた。


「シャンハーイ」

「本当にごめんなさい。大丈夫?」

「エ、エエ、ダイジョ、ウッ」


ガクリ、ガッ、ゆらり。


危うく意識を手放しかけたジークは目の前の机を掴んで何とかゆっくりと顔を上げた。

・・・まるで幽鬼が如く。

まあ金髪碧眼に『幽鬼』と言う言葉は似合わないかも知れないが・・・。


「ア、レ?何か、忘れてイタ事を思い出した様な気がしマス・・・。でも何をかはわかりまセン・・・。」

「そう?でも兎に角休んだ方が良いわ、ジーク。ベッドは貸してあげるから。」

「いえ、女性にベッドを借りるなンッ!?」


椅子から転げ落ちるジーク。

上海人形が近くでオロオロしている。


「本当に寝なさい。倒れられる方が迷惑よ?」

「そう、デスね。すみまセン・・・。」


申し訳なさそうにしながら、ジークはアリスのベッドに寝かされた。

頭上を上海人形がくるくると飛び回る。


「(ウウ、女性のベッドなんて・・・緊張でさっきより死にそうデス・・・。)」

彼は赤を通り越して、紅くなった顔でそう思った。


「(記憶の混濁?いえ、記憶喪失?でも何か思い出した、って言ってたし・・・今は様子を見るしか無いわね。)」

アリスは紅茶を淹れながら、考え込んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ