ワタシハ何モ見ナカッタ!
さぁ、寝ようと思ってベットに入った時にそれは、目の前に出現した。【ダンジョン製作依頼】
…それから1年、世界中にダンジョンの存在が定着していた。
ある国では、ダンジョン内で発見した宝箱から不思議な道具が、また別の国ではモンスターを倒したらモンスターの一部が手に入ったまたは、お金(その国の通貨)に化けたとか、宝石・魔石・薬……そんな不思議空に人々は熱狂した~日本以外ハ、……。
日本のダンジョンには、ナンノ特典モ、ナカッタカラ
「何でだろ」私はテレビを見ながら呟いた。
昼休み休憩室のテレビには、 ダンジョン行きと書かれたバスに乗り込む人々が映っていた。
「無職もしくは、今日が休日の人」後ろの席で寝てた同僚がボソッと言った。
「……………」ジトッ無言で睨む「…楽しいんじゃない?」「レベルもスキルも魔法も無いモンスター退治だけするのが?」「ゲームのし過ぎ?」「ダンジョンが出現した時点で常識は、捨てた」「…正しい判断」「現実は、受け入れる!その上で言う倒したモンスターの肉も皮も手に入らないって狩人さんをバカにしてる!!」
熱狂は、してないけど、なんの特典も無い日本のダンジョンに入る人は、居なく成らなかった。
家に帰ると半年前に買った(世界ダンジョン情報ガイド)を見ながら「コレ見たときは不味かったかな~って思ったんだけどな?」-1年前現れた【ダンジョン製作依頼】眠気で朦朧としてた私は、全ての項目をoffにした-
「次の日からダンジョン騒ぎで【ダンジョン製作】って思ったら又出てくるんだも!!しかも!隅っこに製作依頼者(^_^)ノ神様ってナニ!!」
色々考えた結果
ワタシハ、何モ見ナカッタ!