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キヴォトス  作者: ととこなつ
第一部 ~カサンドラ篇~
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41話 カサンドラ Ⅱ 1


 あれは売り言葉に買い言葉というやつだった。アズラエルは早々に後悔していた。クラウドに言った言葉を。

 ――そう、ミシェルを見つけてやる、と言ってしまった失言を。


「やあ♪ 異世界へようこそ♪」


 マーチかワルツでもバックに流れていそうな能天気顔に、アズラエルはがっくりと肩を落とした。


「リズンの店長って、おまえかアントニオ……」


 次の日だ。

 失言ではあったが言ってしまった手前、しかたなくアズラエルはK27区に(おもむ)いた。


 ――その、居心地のサイアクなこと。


 アズラエルにとって、K27区は、宇宙船の中でもっとも住みたくない場所第一位に決定した。

 羊の群れにライオンが紛れ込んだら、避けられるのは当たり前だ。


 アズラエルは、コソコソとした羊たちの視線にだんだん苛立ちを覚えながらも、あの女占い師の言っていたリズンに立ち寄った。

 ぐるりと見渡したところで、ミシェルらしい顔はない。聞くのが一番か、とかすみ草とガーベラでコーティングされたファンシーな扉を開け、リズンに入った。

 途端に注目を浴びる――一瞬のことだったが。


「悪いが、店長を呼んでくれないか」


 チェック地のカワイイ制服のカワイイ女性店員は、黒いスーツ姿のアズラエルにそう言われて、調査にでも入られたのかというくらい固い面持ちで店長を呼びに行った。


 そんなに怯えなくても。今日は武器も持ってないのに。

 アズラエルが思ったのも、無理もない。


 そうして、やってきた店長のおめでたい顔を見て、ほっとしたのか、ムカついたのか、よくわからない感情に襲われることになった。

 すくなくとも、知り合いだったおかげで、すぐにも疑われて通報される恐れはなさそうだ。

 別に通報されても、大手を振って降りられるので、それはそれで大歓迎なのだが。


「悪目立ちナンバーワンだなアズラエル。俺チビっちゃいそうだよ。なにか用でもあるの? はやく帰んないと、このK27区じゃ、歩いてるだけで通報されるかもよ」

「俺に恨みでもあるのか」


 アントニオとは初対面ではない。ラガーで一度、出くわしたことがある。彼はラガーの店長の友人だった。あのときはそれなりに気が合って盛り上がったが、素面(しらふ)で会うことになるとは思わなかった。


「まさか。なんで恨みがあるんだよ? ていうか注文しないの? カフェに来て話だけ聞いて帰ってくつもり?」


 アズラエルは、投げやりにコーヒーを注文した。


「今週のオススメは、サーモンとオニオンのクリームチーズベーグルです」


 アズラエルは勝手にアントニオが出したベーグルを、三口で平らげた。


「こういう子、この辺にいねえか」


 ラガーのバーにいた、人相がきが得意な男に描かせたミシェルの絵を見せた。

 アントニオはちらりと人相書きを見て、腕を組んだ。そして、聞いてきた。


「それって傭兵の仕事か?」


 リズンの店長が知り合いじゃなかったなら――そのテも使うつもりだった。そっちのほうが通報の可能性が高かったかもしれないが。


「いいや」


 アズラエルは正直に否定した。


「じゃ、ナンパ」


 アントニオの問いに、アズラエルが肩をすくめたのを見て、彼も嘆息した。


「悪いな。そういうの、答えられないんだよ」

「だろうな」


 アズラエルも答えてもらえるとは思っていなかった。


「え? なに? おまえこの子狙ってんの」

「そんなわけないだろう」


 今度はアズラエルが嘆息する番だった。悪いが趣味じゃない。


「俺じゃなくてクラウドのほうだ」

「クラウド?」

「俺の相方。同乗者」


 アントニオは少し思い返すような顔をしたあと――手を打った。


「ああ! あのとんでもないキレーな顔面の!」

「そう。顔だけは芸術品クラスのな」


 アズラエルはふたたびためいきを吐いた。今日はよく息を吐く。


「うっわ~、あのかなり遊んでそうな男か! いやいやいや。ミシェルちゃんには合わねえよ! オススメされても俺がかわりに断るね」

「……その女、ミシェルっていうのか?」


 アズラエルは聞き逃さなかったし、アントニオは「あ」という顔をした。口を滑らせた。

 しかし、名前はほんとうに「ミシェル」というらしい。アズラエルは素直に驚いただけだったが、訂正しておかなければならないところがあったので、そこは言っておいた。


「クラウドが遊んでる?」

 アズラエルは鼻で笑った。

「アイツは今まで、付き合った女がひとりしかいねえよ。それもマタのユルい俺の妹がお情けで付き合ってあげた一ヶ月だけだ」


「ウソだろ!?」

「ウソじゃねえよ。アイツは顔もいいが好みもうるさいんだ。言い寄ってきた女は星の数だが、付き合った女は俺の妹のオリーヴだけ」

「寝た女はつきあった、にカウントしてないとか、それとも男のほう……」

「残念だが男が好きなわけじゃねえし。寄っては来るけどな。アイツは本命以外には潔癖なんだ」


 たぶん。

 アズラエルは付けくわえた。

 ウソは言っていない。アイツはマジでむかしから女っ気が皆無。


 しばらく唖然(あぜん)としていたアントニオだったが、「ごめん。なんか先入観で決めつけて」と言った。


「気にするな。クラウドも慣れてる」


 そういう誤解はよくある。クラウドも無駄に顔がよくてスタイルがよくて、余裕のある雰囲気など(かも)し出しているものだから。モテるのは本当だし。


「そんなヤツが本命を見つけたっていうんなら、応援してやりたいもんだけど。この船は“運命の相手”が見つかるからなぁ……」


 まったく人のよさそうな苦笑いを浮かべた。

 アズラエルはどうにも苦手な語句が出てきたため、ちょっと眉をしかめて、「支払いを」といった。


「もういいのか?」

 アントニオのほうが驚いた顔で言う。

「ああ。ま、その女が実在するってわかっただけでいいよ」

「実在って……まぁいいや。俺も教えてはあげられないしね。縁があれば、また会えるだろ」

「縁ねえ……」


 アズラエルは席を立った。パスカードで支払いを済ませて、店を出る。


 ミシェルが実在することが分かったアズラエルだったが、それが分かった時点で興味は失せていた。


 リズンの外に出て、ぐるりと景色を見渡す。


 見れば見るほど、アズラエルにとってここは異世界であって、それはクラウドにとっても同様だ。こんなところで暮らしている女が、自分たちと合うわけはない。それはクラウドだってわかるだろう。


 ルナたちがK34区とK36区あたりは危ないからなるべく近寄らないように、と担当役員に告げられているのと同様、アズラエルたちも注意喚起(ちゅういかんき)はされていた。K27区は平和な星から来た若いひとびとが住んでいる区画だから、なるべく近づかない方がいい、と。


 こっちはルナたちと逆で、「歩いているだけで通報される可能性があるから」だ。アントニオの言葉は大げさではない。見た目だけ芸術品のクラウドは大丈夫だろうが、アズラエルは該当(がいとう)した。

 そしてそれを、来てみて初めて実感した。


(残念だったなクラウド)


 ミシェルはたぶん、運命の相手なんかじゃないだろう。





 あまりに居心地が悪かったので、逃げるようにこの区画を出ようとしたアズラエルだったが、ふと、一軒の店舗を見つけて車を停めた。


 看板には「マタドール・カフェ」と書いてある。


 店の名前に覚えがあった――そう、ラガーの飲み仲間が――店長のオルティスも含めて、「うまい酒を飲むならマタドール・カフェだ!」と言っていたのを思い出した。どこにあると聞いたら「K27区」と返ってきたので、おそらく行く機会はないだろうとあきらめていたが、見つけてしまった。


「……」


 アズラエルはしばらく悩んだ。駐車場がなかったらあきらめようと思ったら、駐車場はそこそこ広いのがあった。時刻は夕暮れ。まもなく暗くなるだろう。


 ここには酔いを()ますサプリはあるか。駐車場があるならおそらくあるだろう。それとも、内蔵pi=poに運転させて車だけ帰すか。


 K27区なんて、今を逃したら、二度と来ることはないだろう――。


 結局、アズラエルは酒の誘惑に負けた。


 重い木の扉を開けて中に入ると、人が少なかったので、アズラエルはすこしほっとした。

 K27区の町中を歩いている限りでは、異様に居心地が悪かったアズラエルだったが、マタドール・カフェはそうでもなかった。


 ズラリと酒のボトルが並べられた棚を見て、口笛を吹きそうになった。

 ずいぶんといい酒がそろっている。メジャーなものから、需要が少なそうな強烈なアルコールの類も。 さすがラガーの連中がおすすめするだけはある。


 ちょっと遠くても、通いたくなる店だ。


 だからだろう。この店は、あきらかにほかの地区からやってきた人間で埋め尽くされていた。バーのくせに、家族連れまである。物騒(ぶっそう)な顔のやつらもぽつぽついて、おかげでアズラエルも比較的目立たずにすんだ。


「いらっしゃい、おひとりですか?」


 アズラエルがうなずくと、カウンターに案内される。


「どうぞ」


 水がカウンターに置かれ、金髪の男――バーテンダーが温かいタオルとメニューを渡してくれる。立てかけられた黒板にはランチのメニューと、新作のカクテルの名前。どうやら軽食もあるようだった。酒を飲むついでに夕食を済ませていくか、とメニューを見ながら算段していると。


「――ヤダ。ちょっと、あれ――!」

「ぷ?」

「ルナ、キラ、ちょっとあれ見て!」


 自分の席の後ろのボックス席から、切羽詰まった声が聞こえたので、アズラエルは反射でうしろを見た。

 ボックス席にいる四人の若い女が、窓の外を見て焦っている。


「あれ、サイファーの車……!」

「マジで!?」

「ちょ、ヤバ、かえろ……!」


 いっせいにコートを持って席を立つ。だが――遅かった。


「貸し切りで」


 髪の色が黒と青の二色のロングヘアで、やたら派手な装飾のサングラスをした、きらめく生地のスーツ姿の男が、カウンターの端に、ドン! という勢いでボストンバッグを置いた。


「予約していただかないと……」


 温和な容姿だが、肩の厚みはそれなりにあるバーテンダーが、笑顔で断った。


「そこをなんとか――二階だけでいいですから」


 男も退()かなかった。柔和な態度はくずさず、チラリとバッグを開けて見せる。アズラエルには中身を見なくてもわかった。万デル札がたっぷり詰め込まれているのだろう。


「申し訳ありません。予約のお客様がもういらっしゃいますので」


 バーテンダーは、金には釣られなかった。

 交渉はスムーズに進まない。やがて、(ごう)を煮やしたように、扉を開けて、ボスが姿を現した。


 ヒョウ柄のコートにヒョウ柄のブーツ、ズタボロの皮パンツにズタボロのTシャツで、ピアスはでかい宝石、ジャラジャラとたくさんのアクセサリーを付けた、けばけばしい男だった。


「おいおまえ、もう一個持ってこい」


 けばけばしい男は、背後に引き連れた部下たち――五人ほどいただろうか――にバッグをもうひとつ持ってくるよう言いつけた。


「いえ。そういうのはご遠慮ください。受け取れません。お引き取りください」


 バーテンダーは、あくまでも柔和だが、いよいよ強い口調で拒絶した。


 けばけばしい男は、バーテンダーの相手を部下たちに任せ――店内に押し入った。そしてまっすぐ、目的の席を目指した。

 そこには、コートを持って立ったまま、固まっている四人の若い女たちがいた。


「こんにちは、リサさん」

 思いのほか、けばけばしい男はていねいにあいさつをした。

「久しぶりだね。元気してた? サイファーです。今日はちょっとK27区にきたので、立ち寄ってみました。よくここで飲んでるって聞いたから」


 だれも返事をしない。けばけばしい男――サイファーにおびえるように、立ち尽くしている。


「これから二階を貸し切りにするからさぁ。一緒に飲まない?」

「あ、あたしたちは帰りますから!」


 リサと呼ばれた女がけんもほろろにそう言ったが、サイファーはニヤつくだけだった。口調のわりに、笑顔がとても汚い。たぶん本人は、ニコニコ微笑んでいるつもりなのだろう。


「二階貸し切り――ダメ? しょうがねえなあ。ンじゃ別の店いこか」

「お断りします」

「君はミシェルちゃんだよね? いや、一度、一緒に飲みたいと思ってたんだ。よかった、出会えて」


 ……ミシェル?


 ミシェルの名を聞いて、アズラエルが思わずそちらを見ると、茶髪のショートヘアの女――クラウドが言っていた容姿と合致(がっち)する子が、ものすごくイヤそうな顔で、隣のロングヘアの女にしがみついていた。


 まさか、こんなところで見つかるとは。


「どこに行こう? ホテルのレストランでいいかな? フレンチ好き? 中華は? 変わった料理を出す店も知ってるよ?」


 サイファーが一生懸命話しかけているが、だれも返事をしない。やがてサイファーは困った顔で、別の女に話しかけた。


「えーっと、あなたがルナさんだよね? このあいだ、来てすぐ帰っちゃった人。申し訳ないから、お金お返しします。ちょっと一緒に来てくれる?」といった。


 ルナと呼ばれた女は青ざめて、プルプル首を振った。

 正解だ。ついていかない方がいい。

 それにしても、こんなところでミシェルを見つけるとは思わなかった。

 アズラエルは、ちょっと迷った。かかわりあいたくはないが、クラウドの好きな女なら、助けてやった方がいいだろうか。

 助けてやったら、クラウドと会うくらいは承知してくれるかな? 

 そんな下心ありきで、アズラエルは、しかたなく腰を上げかけたが――。


「ちょっとだけ。お金渡すだけだから。なにもしない」

「ぴ!」 


 サイファーはそう言いながら、ルナの腕をつかんで入り口に向かい始めた。


「ちょ――ルナ!」

 リサが追う。


「ルナ!」

 ミシェルの叫び声。


「お客様――!」

 バーテンダーの止める声。


「いやホント。お金渡すだけだし、ね?」


 サイファーはなにかごちゃごちゃ言いながら、周りに笑顔を振りまき、動作だけは強引に、ルナを連れて行こうとした。アズラエルは目で追った。

 店内は目立つしな。外に出たらやるか。


「マスター、警察!」

「わかってる、今してる」


 バーテンダーとマスターの慌てふためいた声。


 店を出ようとしたサイファーのまえで、扉が開いた。別の客が入ってきたのだ。それが一般人だったら、「どけ邪魔だ!」といった、サイファーの部下の怒鳴り声――青と黒の髪をした、サングラスの男の声に驚いて、引いていただろうが。


「あ? おまえこそ邪魔だ」


 扉付近にしか聞こえない、低めた威厳(いげん)ある声。

 その声とほぼ同時に、サングラスは倒れていた。――口から血を吐いて。


「キャー!!」


 叫んだのはリサだ。サイファーに手を引っ張られていたルナは、驚いて立ちすくんでいるだけだった。


「ルナちゃん、こっち……!」


 あわててバーテンダーが保護する。仲間が倒れた男に駆け寄った。


「どうしたんだよおまえ!!」


 男は突然血を吐いて倒れた。ほんとうにいきなりだった。普通の人間は、意味が分からないだろう。


 入ってきた男は、自分がやったくせに何もしていませんという顔をして、店内に足を踏み入れた。そして、アズラエルに気づき、顔をしかめる。アズラエルも最大限にイヤな顔をしてやった。


 サングラスは、死んではいないようだが入院はしなくてはならないだろう。

 ほんとうに、相手が悪かった。この宇宙船では、相手を見ずにケンカを売らない方がいい。


 この宇宙船は、平和な星から来た人間しかいないわけではない。


 サングラスを一撃で再起不能にしたのはグレンという男で、アズラエルと同郷の男だ。


 しかし傭兵ではない。どちらかというと、郷里(きょうり)にいたなら、アズラエルなどそのお膝元にも近寄れないような身分の人間だった。


 軍事惑星の頂点に立つ名門、ドーソン家の嫡男(ちゃくなん)は、グレンという名で、代々暗殺者から身を守る体術を身に着けている。

 だれにも気づかれずに一瞬でチンピラを沈めたのもその体術だし、あれはエグい。アズラエルもかつて学生時代(!)であれを食らったことがあるが、急所にクるのでヤバい。

 人一倍頑丈なアズラエルが、人生初めての入院(一ヶ月)を経験したくらいだ。


 グレンは、入ってきたとき、サイファーに引っ張られているルナをちらりと見た。

 たぶんあれは、助けたんだろう。

 ご立派な元生徒会長がやりそうなことだ。

 たぶん、女の子が連れ去られかけているんじゃなかったら、無視を決め込んでいただろう。アズラエルと同じように。


 体躯がでかいので、邪魔にならないよう店の中に入ってきて様子をうかがっているが、あれは「いらっしゃいませ」待ちなのだろうか。お席にご案内されるのを待っているのだろうか。お坊ちゃまだし。

 それどころじゃなくなっているが。グレンのせいで。


 オロオロして泣いている若い連中は、最初の威勢(いせい)などみじんもない。

 おまけに、元凶であるサイファーは、一目散に逃げだした――自分だけ。ひとりで逃げて、車を発進させるサイファーに、残された部下の悲鳴は聞こえたかどうか。

 やがて救急車と警察車両が駆けつけて、騒ぎのもとは消えた。


 グレンはなんとなく、ルナという女のほうを見ているようだった。彼女とリサが、騒ぎのもとが消えると同時に、帰るまで。


 あれはひと目惚れでもしたのだろうか。

 ……完全におびえられていたようだが?

 サイファーより、グレンのほうに。


 どちらにしろ、アズラエルの出番は、これっぽっちもなかった。



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