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キヴォトス  作者: ととこなつ
第六部 ~盲目のイルカと強気を食らうシャチ篇~
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211話 夢 Ⅶ 


 ルナは、遊園地にいた。例の、夜だけ運営していて、動物の着ぐるみばかりいるおかしな遊園地。


 ああ、そうだ。

 黄色と茶のまだらネコを捜さなければ。

 ブレアはどこにいるだろう。まだ彼女は、コーヒーカップに乗っているのだろうか。


 ルナが園内に入ると、そこには黒ウサギが待っていた。

 ジャータカの子ウサギだ。


「行きましょう」


 ベンチから立って黒ウサギは言った。ルナは聞いてみた。


「黄色と茶色のまだらネコを知らない? このあいだ、コーヒーカップに乗ってぐるぐる回っていた――」


 黒ウサギはうなずいた。


「知ってるわ。あなたより先に、私、見つけたの」


「でもね、あまり寄り道はしていられないの。早く“白ネズミの女王”を助け出さなきゃ」


 そうだ。一刻も早くアンジェリカを助け出さなければいけない。


 黒ウサギはすぐにルナの手を引いて走り出す。すぐにコーヒーカップのある場所にたどり着いた。


 ああ、いた。


 黄色と茶色のまだらネコがいた。コーヒーカップの遊具は動いていない。まだらネコは回らないコーヒーカップに乗ったまま、寂しそうに、「にゃあ」と鳴いた。


「チケットを、使い切ってしまったのよ」

 黒ウサギは言った。

「チケット……ビジェーテは、無限にあるものじゃないわ。もうコーヒーカップは回らない。行きましょう」


 ルナはでも、黙ってここを去るわけにはいかない気がした。

 寂しそうなネコ。このまま、ここにいる気だろうか。


 ルナはあちこちポケットを探った。胸にはスタッフのパスカードがあり、パスカードのケースには、スタッフであることを示したカード以外、なにもない。ワンピースのポケットにも何も入っていない。


 懲りずに探していると、羽織ったカーディガンのポケットに突っ込んだ手が、何かに触れた。取り出してみるとそれは、銀のビジェーテだった。


「ダメよ、ルナ」

 黒ウサギは止めた。

「それをあげても、あのまだらネコはまたコーヒーカップを回すわ。同じことよ」


「でも、ほかの乗り物が楽しいのを知らないだけかも」


 ルナは言い、まだらネコに近づいた。まだらネコは項垂(うなだ)れていて、まえのようにルナに威嚇(いかく)してきたりはしなかった。


「ダメよ、ルナ。ダメだったら」


 黒ウサギは、意を決したようにルナの前に立ちはだかり、告げた。


「このネコは、真っ赤な子ウサギと組んで、あなたを(おとし)れようとしたのよ」


 まだらネコは、急にガタガタと震えだした。――悪さがばれた罪人のように。


「おかげで、どんどん“白ネズミの女王”の救出が遅れて行くわ。こんなやつに、同情することはないのよ」


 ルナはでも、ここにまだらネコを置いていくのはかわいそうに感じた。

 まだらネコが、というよりは――ナターシャが、だ。


「一緒に来て。さあ」


 まだらネコは、ルナに手を引かれて、おずおずとコーヒーカップを降りた。


 ルナは、黒ウサギと一緒にまだらネコを連れ、観覧車まで来た。そこには、お坊さんの恰好をしたトラがいる。ルナは、トラに、銀のビジェーテを一枚渡した。


 まだらネコは、ルナたちのほうを何度も振り返りながら、観覧車に乗った。ゆっくりと、ネコが乗った部屋が、上へあがっていく。まだらネコは窓に張り付いたまま、ずっとルナたちのほうを見ていた。


「どうして観覧車なの」


 黒ウサギは不思議そうに尋ねた。ルナも分からなかった、なぜか、観覧車に乗ればいいんじゃないかな、と思ったのだ。


「……高いところからの見晴らしは、素敵だと思う」

「行かなきゃ」


 黒ウサギは、ルナの手を引っ張って行こうとしたが、すぐに、もっふりとしたビロードの羽毛にぶつかった。大きな鳥だ。

 濃いグレーの小鳥――ルナたちウサギより大きな小鳥は言った。


「なあ。ボタンを落としちゃったんだよ。見つからないんだ。もしかしたらボタンは盗まれたのかも。大切に箱に入れてしまっておいたのに。知らない? 黒ウサギちゃん、君は知っているだろ?」

「あなたはもうちょっとあとなのよ。ごめんなさい」

「ネズミが先で、俺はあと? 俺の用事だって大切さ!」


 見かけは小鳥なのに、とにかく大きい。ルナたち子ウサギの数倍はあるだろう。俺の言うことを聞くまでは通さないぞ! というように羽根を広げて立ちはだかる。


「やめたまえ! どうせ飛ぶこともできないくせに」


 ルナたちの視界が、真っ暗になった。ルナと黒ウサギは、振り返ってびっくり仰天し、腰を抜かした。 


 巨大な黒いタカが――何メートルもある羽根を広げた大きなタカが、ルナたちを見下ろしているのだ。さらにそのうしろには、鎌首をもたげた巨大なヘビが。


 ルナは、この黒いタカが、このあいだの夢で見た、おしゃべりなタカだということに気付いた。あのときは、こんなに大きくはなかったはずだが――。

 大きな椋鳥(むくどり)も、さすがにこの、大きなタカとヘビには怯んだ。


「ボタンとはこれのことかね」


 タカはくちばしになにかくわえている。椋鳥へ差し出した。


「あっ! おまえが盗んだのか!!」


 でかい椋鳥はタカに体当たりしたが、このタカはたいそう大きかった。椋鳥は弾き返されてドスンと尻もちをつく。


「食ってしまうぞ!」


 タカとヘビの威嚇に、飛べない大きな小鳥は羽根をバサバサさせながら、大慌てで逃げていった。タカはくわえていた小石を、ぽいと捨てた。


「仕方のないやつだ」黒いタカは言った。「お嬢さん方、おケガはありませんか」


 ずいぶん紳士的なタカだったが、黒ウサギはタカに怯えていた。全身がガタガタ震えている。無理もない。ルナだって怖かった。


 ルナは黒ウサギを抱きしめた。守ろうとするように。 


 それを見たタカは羽根をたたみ、なるべくちいさくなろうとした。タカに羽根先で突かれ、ヘビも鎌首を下ろした。これ以上近づいてこないところを見ると、怯えさせないように気を配ってくれているらしい。


「私は、君を食べはしないさ。大変――もうしわけないことをしたと思ってはいるけれども」


 私も仕事だったのでね。タカは黒ウサギに向かって言っているようだった。


「椋鳥は、私が何とかしよう。君たちは、君たちの為すべきことをしたまえ。……そこの、ピンクのウサギさん」

 黒いタカは、ウィンクした。

「導きの子ウサギは、謎を解いたかね」


 ルナはこのあいだのお茶会のことを言っているのだと思って、盛大にうなずいた。やはり彼は、あのときのタカだったのだ。


「あのときはアドバイスをありがとう」


 ルナが礼を言うと、タカはその鋭い目つきを和らげて、「よかったね」とでも言っているような目をした。


「ではまた、いずれ! はーっはっは!」

 高笑いを残して、黒いタカはばっさばっさと飛んで行った。


「へんなタカ……」

 ルナは、思わずつぶやいた。


 青大将も、舌をちろちろ出しながらふたりを眺めていたが、「じゃあ、また今度」と言ってうねうねもどっていった。

 ルナは、この青大将も見たことがある気がした。


(そうだ)


 はじめて、布被りのペガサスに会い、彼女を天翔(あまか)けるペガサスと出会わせたときに、遊具の影から覗いていた大きなヘビだ。


 黒いタカとヘビの姿が見えなくなったとたん、それを待っていたかのように、「やっちまえ!」という声が聞こえた。


「あっ! あの子!!」


 黒ウサギが忌々しげに唸った。やっちまえといったのは、真っ赤な子ウサギだった。子ウサギは、たくさんのネズミを引き連れていた。


 ルナもさすがに分かってきたが、ZOOカードの世界は、動物の実際の大きさはあまり関係ない。ネズミのはずなのに、ルナたちよりずいぶん大きな灰色や茶のネズミに囲まれて、ルナは怯えた。


 黒ウサギが必死でルナを後ろに隠してかばってくれるのだが、その黒ウサギを、ネズミたちが鋭い爪で引っ掻こうとする。

 ルナは思わず叫んだ。自分ではない何かが、叫んでいるようだった。


「“真っ赤な子ウサギ”さん! こんなことをしても、何にもあなたのためにならないのよ」


「うるせえ! あんただけ幸せにしてたまるか!」

 真っ赤な子ウサギは、口汚く(ののし)った。

「死んでしまえ! あんたなんか、あんたなんか、あんたなんか!」


 真っ赤な子ウサギは、なぜだかルナをひどく恨んでいる。逆恨みもいいところだったが、真っ赤な子ウサギが欲しいものを、ルナがすべて持っていることが気にくわないのだ。


 ルナはせめて、真っ赤な子ウサギに、素敵な恋人ができることを願った。

 彼女の望みは、“お義兄さん”のような、素敵な軍人なのだ。


 だけれども、真っ赤な子ウサギは、まだらネコの比ではなく、罪を重ねすぎている。


 このままでは、恋人ができるどころか――。


 ルナは、ポケットの中に手を入れた。ビジェーテの最後の一枚を、真っ赤な子ウサギのために使おうとしたのだ。

 黒ウサギは青ざめた。


「ダメよ! それだけはダメ! ルナ!!」

「やめろ!!」


 ルナと黒ウサギを助けてくれたのは、二匹の犬だ。ネズミたちよりずっと大きかった――ゴールデンレトリバーと、真っ黒なボルゾイ。二匹は、ワンワンと鋭く鳴いて、ネズミや真っ赤な子ウサギを追い払ってくれた。


「そのビジェーテは、“白ネズミの女王”を助け出すために取っておくんだ」

 レトリバーが言った。


「俺たちは、あんなやつどうでもいいけど、月を眺める子ウサギさんに免じて、見逃してあげる」

 真っ黒なボルゾイも言った。


「仕方がないから、あたしたちの“幸運”を、あげるわ。あたしたち四人分の“幸運”があればきっとなんとかなるんじゃないかしら――あ、勘違いしないで。あのウサギのためじゃない、“あんたのためよ”ルナ。あんたが、さっき、パティシエの子ネコのために、ぐるぐる回る子ネコにビジェーテをあげたことを、真砂名の神様が見ていたのよ。だから、あたしたちにそうしろと言ったの」


 真っ赤なプードルが、口紅を塗りながら、「あのウサギは、何を言っても変わりゃしないわ」とぼやいた。

 大きな犬たちは、頭に、プードルを一匹ずつ乗せていた。プードルたちは女の子だ。

 ルナは、にこにこ笑う彼らがだれか、ほんとうは知っている気がした。


「だいじょうぶ。俺たちは、“地球に行けなくなったけど”もっとすごい幸運をいただいた」


 レトリバーと真っ黒なボルゾイは、声をそろえて言った。


「“白ネズミの女王”さまには、俺たちも、とてもお世話になったから」


「わたし、わたしね、ルナ」


 レトリバーの頭に乗った、茶色の可愛いプードルが、目にいっぱい涙をためて言った。


「わたしたちはね、あなたと一緒に、地球に行きたかったわ。ほんとうよ」


 ルナは、プードルの名を呼んだ。だが、四匹の犬たちは、すうっとかき消えてしまった。

 

「――!!」


 この“四人”は、地球に行けるはずだったのに。

 ルナは、涙をこらえた。


(あたしも、いっしょに地球にたどり着きたかった)

 

「ルナ、ビジェーテを軽々しく人にあげないで。……そのビジェーテ一枚を手に入れるのに、どれくらいの“幸運”が必要だと思っているの」

 黒ウサギは、必死な形相でルナに言った。

「そのビジェーテはあなたの“幸せ”。それもとても大きな幸運なのよ。あなたががんばって積み重ねてきたたいせつな幸運を、簡単に人にあげてはだめ」


 ビジェーテとは、いったい?

 ルナは思い返した。

 さまざまなビジェーテがあるが、中でも銀と金は、特別なビジェーテなのだということは、だんだんルナにもわかってきていた。


 ――一番はじめは、時の館に入るときにつかった。


 夜のメルカドでは、ルナが持っているビジェーテを奪うために、たくさんの亡者が押し寄せた。ルナが持っていたものは結局使わなかったけれど、他の動物になれるチーズマフィンを買うのに、銀のビジェーテが必要だった。


 次は、老ヤギが経営していた、美術館に入るためにつかった。そこでルナは、「船大工の兄弟の絵」を老ヤギからもらった。


 次は、コーヒーカップの陰で泣いていたチワワにあげた。あのチワワは、ロイドの兄だった。


 そして、さっきは、ぐるぐる回る子ネコにあげた――観覧車に乗せるために。


 白ネズミの女王を助け出すために、もしかしたら、たくさんのビジェーテが必要なのかもしれない。


「急ぎましょう」


 黒ウサギはまだ震えていたが、それでもルナの手を取って小走りに走り出した。

 シャチが大きなプールから顔を出して、ルナに声をかけていたが、ルナは立ち止まれなかった。

 しかしふたたび、ルナたちは大きな動物に通せんぼされてしまう。

 巨大なサイだった。しかも、黒スーツを着た。


「つ、月を眺める子ウサギさん、お願いがあります。お、俺に、恋人を紹介してください」

 サイは、大きな図体に似合わず、おずおずと言った。

「あなたと同じウサギがいいんです。気が強くて、可愛い――」


「お願い、私たち急いでいるの。ここを通して」


 黒ウサギがまるで懇願のように言ったが、サイは吠えた。


「おまえには聞いていない! 俺は月を眺める子ウサギに頼んでいるんだ!!」


 ルナが、悲鳴をあげる暇もなかった。

 サイの巨大な角に、黒ウサギが弾かれてしまったのだ。黒ウサギの悲痛な悲鳴が響き渡り、遠くに飛ばされたその姿は見えなくなった。


「なんてことするの!!」


 ルナは思わず怒りに震えたが、前をサイ、うしろをシャチに阻まれて、身動きが取れなくなってしまった。


「約束だったはずだ。君に協力する代わりに、美しいイルカを。私はなんなら、君でもけっこう」

「可愛いウサギがいい」

「あの――お、俺も、ウサギがいい――可愛かったなら、ネコでも、子犬でも――」


 さらに、さっきの巨大な青大将までが便乗してきた。


(どうしよう)

 ルナは進退(きわ)まった。

(ど――どうしたら、いいの――)


 焦るルナをさらに追い詰めるように、大きな椋鳥までもがもどってきた。


「俺のボタン! ボタン、ボタン! ボタンの行方を探して!!」


 ルナが四匹もの動物に囲まれて、万事休すといったときだ。

 煌々(こうこう)と輝く、目を開けていられないくらいの眩しい光が、四匹の大きな動物を追い払った。


「うわあ! なんだ、眩しい!!」

「龍だ! “八つ頭の龍”だ! 逃げろ!!」


 ルナは、龍の大きな前足に抱えられて頭のひとつに乗せられ、やっとほっとしてわんわん泣いた。恐ろしかったのだ、怖かったのだ。


「もう心配いらないよ。まったく、“月を眺める子ウサギ”、君も悪い。ボディガードなしでうろつくのは自由ではあるが、いいことばかりとはかぎらない」


 八つ頭の龍の、隣の頭に乗っかっているのは、“偉大なる青いネコ”と、このあいだの動物会議で見た狛犬(こまいぬ)だった。


「あんたは、個人行動が多すぎる」


 狛犬も不満気に鼻を鳴らした。

 彼らが助けに来てくれたのか。ジャータカの子ウサギも、助け出されて、八つ頭の龍の頭のひとつで眠っていた。


「ありがとう――すごくこわかった」


 ルナは泣きべそをかきながら、礼を言った。八つ頭の龍は、優しくルナを見つめた。


「“牢獄”のある場所まで、わたしが連れて行ってあげよう。だが、そこから先は、わたしは助けられない」


「八つ頭の龍は大きすぎて、城に入れないのさ」

 偉大なる青いネコが、解説してくれる。


「さっきの動物どもに、君の居場所を知らせたのもネズミだ。ネズミどもが邪魔しているのさ、君が“白ネズミの女王”を牢獄から解放しようとしてるから」


「真っ赤な子ウサギのことは、気にすることはない」

 狛犬が、至極冷静に言った。

「人の幸せとは――分からぬものだよ、ウサギさん。どんなことを幸せに思うかは、人それぞれだ。たとえそれが、我らから見て幸いには見えなくとも、真っ赤な子ウサギにとっては、幸いなのかもしれぬ」


 ルナには意味が分からなかった。だが、ルナは、かつて“導きの子ウサギ”――チョコレート色のウサギが言っていたことを思い出して、妙な不安に駆られた。


『それでも彼女は、“あんな結末”になっても、恋ができたから幸せなんだろうか……』


 やがて、リリザの遊園地にあった、ジニー・キャッスルのような大きな城が見えてきた。


「わたしはここまでだよ。ここで待っていてあげるから、行っておいで」


 やはり、この城も遊園地のアトラクションだ。城の入り口には、ジェットコースターのように連なったトロッコがあり、先頭に傭兵のライオンが乗っていて、一番後ろに孤高のトラが乗っていた。


 偉大なる青いネコが前から二番目、狛犬が後ろから二番目に乗ったので、ルナはちょうど真ん中に座った。


 魚の姿をしたきぐるみが手を出すので、ルナはポケットを探った。そこには、金のビジェーテが一枚。


「出発進行!」


 魚が甲高い声を上げると、トロッコはギコギコと音を立てて、ゆっくりと城の中に入って行った。


 いよいよだ――ルナが固唾(かたず)をのんで身を強張らせていると、トロッコはカタカタと音を立てて、城をくぐりぬけ――そして、城の周りを一周して、八つ頭の龍がいるところまでもどってきてしまった。


「おかえり――もう終わったのかい?」


 龍がキョトンとして言ったが、終わったわけはないのだった。


「え? なんで?」


 ルナもまた、キョトンとして叫んだが、この城の遊具の管理者――魚は立札をガンガンガン! と叩いた。

 ルナたちは、目をいっぱいに見開いて、その立札を見つめた。


 ※このアトラクションは、金のビジェーテが五枚必要です。




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